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理系大学2年生 やりたい事がわからない

某国立大学工学部応用物理学科2年生♂です。 今は基礎専門科目のみを履修し、4月から週4コマの実験が始まり、研究室配属は3年後期です。また、同じ学科の大学院に進むと必然的に量子力学を専攻せざるを得ないのですがイマイチ興味が持てません。かといって自分のやりたいことがハッキリわからない。 志望校選びをする高校生じゃないですが、大学院は親元を離れて暮らしたいと思うんです。今は北海道ですが、本州に行くとかなりのお金が必要になるのは目に見えてます。どうせなら憧れの留学をしてみたいと思うようになりました。ただやりたいこともわからないのに、"留学したい!"って口だけ言うのもアホっぽい。第一、それじゃあスカラーシップも取れっこない。 そこで理系学生or院生以上の方に聞きたいのですが、どうやって自分の本当にやりたいことを見つけましたか&それはいつごろでしたか? 受験生時代、僕が応用物理学科を選んだ理由は、宇宙について学びたいと思ったから。昔、星を見るのが好きだったんです。でも、その道で生きていくのは非常に難しい、狭き門だということがわかってきました。そうして段々宇宙へのモチベーションも下がってきて、かえって何もわからなくなった次第です。色々吸収しようと思ってNewtonとか図解雑学とか読んでるんですけどねーしっくりこない。 よろしくお願いします。

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  • First_Noel
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回答No.2

若手?基礎研究屋です. 私の人生は高1の秋に見た夢で決まりました. これに人生を捧げよう!って夢を見たんです. 私も宇宙,ロケットが大好きで,小さい頃から浸っていました. 現在,そっち系で給料を貰って,やりたいことをやりながら 食べて生きてます. その道で生きることは,狭き門のように見えますが, 実際に望んで行動するとそんな拒まれるほど狭いものでもありません. 例えば大学院に進学し,下記の宇宙科学研究所(質問者さまの 場合は理学系の方でしょうか)に出向して修士或いは博士を目指すとか. 悲観的なことを考えるのはそれからでも遅くないと思います. 私は,やりたいことをやっている自分自身をとても愛しています. そしてそれを理解してくれる両親や周辺の人に対して, 常に感謝の気持ちが絶えません. あと#1さまもおっしゃっていますが,華やかに見えるのは, 成果の概略をまとめて眺めているからです. 仕事とは何でも,自分の範囲は地味なものです. 最先端成果だって,NEWTONだと図解つきで綺麗なものですが, 実際はそれだけでは全く無味乾燥な数字の羅列です. でも・・・その数字の羅列が,研究者魂をくすぐるんですよね. 質問者さまに提案ですが,いかがでしょう? 1.宇宙科学研究所の一般公開や講演会に行って生の現場を見る.   夏の一般公開では包み隠さずいろいろな展示が見れますし,   研究成果なども教えてくれます. 2.カール・セーガン主演「COSMOS」を観る.   安易に子供に見せてはいけない,とめどない研究の世界に   踏み込んでしまうから。と言われるほどの科学ドキュメンタリーの   名作です.私は1980年の放映をビデオに撮って,   今まで何百回観たことでしょう.つい先日amazonでDVDを買いました.   来週に届きます.とてもとても楽しみです.   (今になっても私も時々コケます,そんなとき支えるもののひとつです.) 上記2つで,モチベーション低下は阻止出来る!・・・かも?

参考URL:
http://www.isas.ac.jp/j/index.shtml,http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000055ZOB/qid=1074316413/sr=1-4/ref=sr_1_1
special90
質問者

お礼

レスありがとうございます。 そうですね...やはりいま自分が学びたい、と心から言えるのは宇宙だけかもしれません。僕の本音を引き出してくれて本当に感謝しています。やる気でました! 推奨のビデオですが...ラッキーなことに大学の図書館にありました!高いからちょっと...って思ってたけど、今度絶対見てみます!

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  • apple-man
  • ベストアンサー率31% (923/2913)
回答No.4

>受験生時代、僕が応用物理学科を選んだ理由は、宇宙について学びたいと思ったから。昔、星を見るのが好きだったんです。でも、その道で生きていくのは非常に難しい、狭き門だということがわかってきました。そうして段々宇宙へのモチベーションも下がってきて、    理想と現実をどうバランスとるかっていうのは 重要ですよね。  私の場合、受験のときになって20世紀に 物理学者と呼ばれる人たちはどう生きてきたのか 調べました。  物理学者っていったてニュートンじゃ 参考になりませんから。お金持ちの貴族も 近くにいないことだし。  結局、リチャード・ファインマンみたいに 生きればいいと思い、それで行くことにしました。 別に原爆作ろうってことじゃなくて。  ファインマンは今でこそ理論物理学者に 分類される方ですが、はじめはただメーカー勤め のエンジニア。  中途半端に研究室なんかにもぐりこもうなら、 一生助手止まりだったりして。  宇宙に興味があるなら、それを忘れないことです。 どっかの研究機関にお世話にならなくても、 宇宙に近づく方法はきっとあるはずです。 >色々吸収しようと思ってNewtonとか図解雑学とか読んでるんですけどねーしっくりこない。   宇宙について知りたければ数学者に聞けなんて ことを言う人もいます。暇つぶしなら位相幾何学 の本がいいですよ。  個人的趣味になちゃいますが、ファインマンさんの 自叙伝なんか読んでると、ヒントがあるかもしれない。

special90
質問者

お礼

恥ずかしながらファイマンさん有名な教科書の著書っていう認識しかなかったです...。なるほど、誰か目標の人物を設定するのも指針がついていいかもしれませんね。 位相幾何学ですか、ちょっと見てみます。ただこの前まで数学科の線型代数学を妥協したばかりだったので続くかどうかは疑わしいですが^^; >ALL 本当に有益なアドバイスありがとうございました。インターネットでこんなにためになったのは、レポートの模範解答を見つけて以来です(いや、レポートの話は嘘ですよf^^)。点数はみんなにつけたいです。まあ決まりは決まりなんで2人のみにつけました。基準はいかに僕の考えを変えてくれたか、ということでした。

  • takkochan
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回答No.3

>今は基礎専門科目のみを履修 専門科目をじっくり学んでからでも悩むのは遅くないんじゃないでしょうか。 >必然的に量子力学を専攻せざるを得ないのですがイマイチ興味が持てません。 どの程度勉強されて言われているのかわかりませんが、基礎理論を抜きにして次の段階には進めません。目的を達成するためには興味が無い基礎理論も学ぶ必要が出てくる場合があると思います。 >大学院は親元を離れて暮らしたいと思うんです。 >どうせなら憧れの留学をしてみたいと思うようになりました。 本質的なことでないと思います。 やりたいとことをやれるところであれば、地元でなかろうが、外国だろうが構わないと思いますが、やりたいことがわからないのに、親元を離れたいとか、留学とか、順序が違うような気がします。 さて、本題に入りますが、 >どうやって自分の本当にやりたいことを見つけましたか&それはいつごろでしたか? とのことですが、 No.2 さんのようにかっこよいことは書けません。 すでに大学に入られていますので、卒論の選択あたりから書きます。  私の場合、物理ではなく化学でしたが、4年になる時、学生の話し合いで決めることになっていたのですが、その話し合う日の朝になっても結論がつけられず、友人に相談し、それでも決められず、話し合いの最中に決断しました。というのは、成績は、物理化学が得意で、これが専門分野の1/4を占めるのですが、この分野の講義は全て優で当初この分野に進もうと考えておりました。ところが、3年前期にあった有機化学実験がたいへん面白かったのに対し、3年後期にあった物理化学実験にあまり興味がもてなかったのです。ちなみに、講義の方では、有機化学はあまりよくなく、ほとんどが良でした。そこで、成績の良かった物理化学の研究室にいくか、実験の面白かった有機化学の研究室に行くか迷ったわけです。結論としては、卒研は、ほとんどを実験室ですごすことになるという話を重視して、有機化学の研究室を選びました。  結果的に、これは正解で、3年までの講義の成績なんて表面的なもので、日々の研究室での議論によって、有機化学の知識も増え、いつのまにか物理化学が得意であったことなど忘れていました。  しかし、人生わからないもので、思った仕事にはなかなか就けないもので、紆余曲折の末、発酵生産関係の仕事をすることになりました。学生時代、化学科で微生物なんか扱ったことも無いのに、微生物を専門にしなくてはならなくなったのです。ここのところは思案のしどころですが、仕事とはお金をもらってやります。学生はお金を払って勉強します。これは、+と-くらい違うもので、やりたくなければ生きていけません。ところが、学問なんてわからないことだらけです。今、修士を出てから20年経ったところですが、微生物を利用した発酵生産に関する物質変換について研究していますが、この分野では、有機化学が実に大切なのです。微生物の専門家は、生物出身の人が多いので、そこで特に有機化学が得意であれば、有利な点も多いのです。おまけに物理化学が得意でしたからさらに視野が広がります。  学生時代の数年の学習なんて、その後の人生から言えば1割程度です。自分の置かれた環境の中で最善を尽くし、頑張っていけば、そのうち進路はおのずと見えてくると思います。頑張ってください。

special90
質問者

お礼

興味のもてない専門科目を学ぶことに対しては妥協できます。ただ、違うベクトルの学問を深く学ぶのはちょっと抵抗感がある、ということでした。 留学や一人暮らしは憧れなんで...でも確かに本質的なものでないですね。大学院選びでそれは考慮しない方向でいきます。 今の職業に就くまでの過程を丁寧に話してくださりありがとうございます。失礼ながら何度も読まさせていただきました。僕は文才がないので、的確な感想はかけませんが...なにか動かされました。takkochanさんの回り道しながらも自分を活かせる職場につけた、ということに憧れを感じました。

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

私も、あなたのケースと非常に近かったです。 受験のときも、なんとなく決めました。 大学3年の、配属研究室の希望を出すときも、そう。 本当にやりたいことがわかったのは、社会人になってからです。 それは、元々描いていた理想ではなかったのですが、本当に「やりたいこと」が出来たと思っています。 まー、ここでいう「やりたいこと」というのは、分野とか職種とかではなく、その環境の中で最大限に自分の力を発揮して周囲に貢献することでしたが。 色々経験してみないと、自分のやりたいことはわからないものです。 まずは、3、4年の時期に、「周囲に対して自分は何を以って貢献できるのか、したいのか」を考えてみてください。 大学院も同様です。 「人類や社会に貢献」がベストですが、まずは、研究室のチームの中で、自分はどういう分担をこなすことでチームに貢献できるのかを考えると、少しヒントが出てくるかもしれません。 それから勿論、 とことん分野を選びたいのであれば、先端の科学・技術のことが書かれた雑誌・書籍を読むことでしょうね。 私は、これはやりませんでしたが。 ただし、いかなる先端の科学・技術でも、実際の仕事場では、どろくさかったり、地味だったり、ということを覚悟しなくてはいけません。 雑誌などでは、この辺は、ほとんど書かれていません。

special90
質問者

お礼

>周囲に対して自分は何を以って貢献できるのか、したいのか なるほど...やはり周りに貢献できて初めて自分の価値が磨かれるということですよね?ありがとうございます、僕にとってとても価値あるアドバイスです。 人生の先輩からのアドバイスは本当にためになります。

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