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2008年か2009年頃は1ユーロ160円ぐらい?
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=EURJPY=X&ct=z&t=ay&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130&a= チャートを見ると、 1ユーロ 140~160ぐらいになった気がするのですが、 なぜ、現在1ユーロ 100円台になっているのでしょうか? その理由がよく分かりません、 もしご存知でしたら御教授くださいよろしくお願いいたします。
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ユーロ危機が原因で、相対的に円が買われたためです。 これは、大きな世界金融危機の前兆かもしれません。 ユーロ危機の基本は、ユーロ統合はしたが、各国の財政統合がなされなかったためです。 ユーロ統合のなかで、為替リスクが消滅したため、金利が高く将来性が高そうな南国(ギリシャ、スペインなど)、為替自由化で外国資金を取り入れた国(アイスランド、アイルランド)などに資金が集まりましたが、結局それらの国には基盤となる収入源がなく、金融崩壊と財政崩壊となりました。ユーロの財政前提条件が崩れています。 根本的にはユーロ(およびEU)は、歴史的・政治的産物であり、第2次世界大戦の教訓とソ連の恐怖がなくなると、政治統合への意欲が潜在的に減少していきました。しかし、経済が向上すると統合のメリットが見えてきて、統合が推進されました。逆に言うと、経済上の破綻が目に見えてくると、EUの基盤である統合への意志が減少します。 ギリシャなどから見ると、ドイツから生活権を奪われているように見え、ドイツから見ると働かないで自分たちの貯蓄と税金を奪われているように見えます。 「メルコジ」といわれた独仏関係が崩れています。メルケルも選挙で負けています。 つまり政治危機と財政危機が相互に関連しあって、ユーロが下落しています。危機は深刻で、スペイン危機で10兆円を投入することになりました(不動産市況から考えるとまだ不足のようです)。次はイタリアでしょうか?いつまで支援が可能でしょうか?ユーロはもっと下がるかもしれません。 モルガン危機で証明されたように、ユーロ諸国のCDSや債権の多くは米国によって買われています(実質2,000-5,000億$)。米国大銀行の格下げも予定されています。危機の回避のため、EU/ECBやIMFなどの融資がつぎ込まれています。 為替相場から、世界情勢の勉強にはいるのも良いと思います。 ネットの無料情報では、WIKI、ロイター、ウォール・ストリート・ジャーナルが良いと思います。 (WIKIは最近更新されていませんが、背景・参考文献はよくわかります。) 本は「白井さゆり」先生など、ネットで検索すれば良い本があります(肩書きや出版社が、内容に比例しています。「評論家」などが小さい出版社から出した本は玉石混淆で初心者には向かないと思います。)
お礼
さっそく、回答ありがとうございます。 御教授いただいた、日本銀行政策委員会委員の白井さゆりさんの インターネットの書籍販売大手のアマゾンさんで 白井さゆりさんのお名前で検索したところ、 経済に関する本が15冊ほど、書籍があるようなので、 何冊か読んでみたいとおもいます。 googleで検索したところ、いくつか、読みやすそうなサイトがヒットしたので それもあわせて読んでみたいと思います。 ユーロ・リスク、白井さゆり でgoogleで検索したところ、個人の方?のブログがヒットしました。 ttp://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51878450.html 他にもグーグルで ユーロ問題で検索したところ日系ビジネスさんの関係の WEBコンテンツがヒットしました。 ユーロ、10年目の瀬戸際 ttp://business.nikkeibp.co.jp/special/eurocrisis/?rt=nocnt なぜギリシャ危機で欧州全体が揺れている? ~ユーロ経済の基礎知識と最新事情について知る! ttp://www.nikkei4946.com/zenzukai/detail.aspx?zenzukai=550nsuk3uFYqjOq4IfdG5Q%3D%3D 御教授いただいた、ロイター、ウォール・ストリート・ジャーナルもあわせて、 これから、WEBサイトを読んでみたいと思います。 回答ありがとうございました。 *質問をしてまだ、1日目なので、二日か三日様子を見て、他の方の意見も伺いたいので、 回答の締め切りはまだしないでおきたいと思います。すみません。
補足
他の方の回答がないようなので質問を締め切りたいとおもいます。 回答ありがとうございました。