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蝶の羽の色の原因
蝶の羽の色の原因について、教えていただきたいです。特に金属光沢の色の原因についてです。 そもそも、あれは物理的な原因によるのでしょうか、それとも化合物によるのでしょうか。もし化合物によるのなら、現在までに単離されている色素には、どのようなものがあるのでしょうか。いろんな種類の蝶がいるはずですが、どんな蝶についてでもいいので、何か情報を知っていたら教えてください。
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- Umada
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ひょっとすると「モルフォ蝶」の青色金属光沢のことでしょうか。一度標本を見たことがありますが、嘆息するばかりの美しい光沢ですね。 これに関してはたまたま昨日、似た質問に回答いたしました(参考URL)。 モルフォ蝶の羽の色は「構造発色」と呼ばれるる機構によります。色素があって色がついているのでなく、鱗粉中の微細な構造で光が干渉し特定の波長の光が反射することで独特の深みのある光沢を示しています。 [1]はモルフォ蝶の鱗粉の電子顕微鏡写真、[2]は構造発色の原理を応用した繊維とそれを用いた車のシートの例です。。 [1]http://www.hitachi-science.co.jp/chou.htm [2]http://www.nissan.co.jp/SILVIA/CONVERTIBLE/interior.html
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「応用物理:真珠,蝶・蛾の鱗粉,および魚の鱗の顕微鏡観察」 鱗紛の構造に伴う干渉光によるもの。 ◎http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q13.html (孔雀の羽の色も色素の色ですか?) ◎http://www.vbl.osaka-u.ac.jp/old/doc_kyoikusmr/6th/1550.html (モルフォチョウの戦略) 「構造色」と呼ばれるようですね? ご参考まで。
お礼
回答、ありがとうございます。とっても、参考になりました。
お礼
回答、ありがとうございました。 蝶の羽の色の中で、金属光沢の青い色は、孔雀の羽の色と同じ原理だという事が分かりました。では、赤のほうは、色素なんでしょうか。もし、よろしかったら回答お願いします。