会社がつぶれると必ず借金するんですか？

質問

会社がつぶれると、多額の借金を背負うとよく聞きますが、実際にそうなのでしょうか？
それは、いったいどういう仕組みなのでしょうか？

回答No.4

seble

多額の借金を返せなくなるからつぶれるんです。順序が逆。
借金が無い状態、もしくは全額返済できる状態で会社が無くなるのは、閉鎖とか廃業とか呼ばれます。
単純に会社そのものが無くなるだけの事です。
法的には、解散、任意整理、会社更生、民事更正、破産など状況に応じて色々あります。

回答No.3

noname#180728

法人（会社）と個人（社長など）は別ですから、株式会社の場合は株券の範囲で責任を取ればよく、会社が何十億の負債を抱えて倒産しても、社長個人はまじめに経営していれば関係ないので、個人名義の家や預貯金を取られることはないです。
ところが、会社も危ないという噂が出ると、銀行も会社の信用だけではお金を貸してくれないので、社長が保証人になり、自分の財産を担保にしてお金を引っ張ってきます。
会社が倒産すると債務者は会社の売掛金や機械を処分して借金を埋めますが、足りない分は保証した人が返さないと行けなくなり、結果的に社長が全財産を失うことになります。
中小企業の場合は大半がこのパターンで、社長の保証で足りなければ奥さんや兄弟が連帯保証するので、一家全滅ということになります。

回答No.2

森 蔵（@morizou02）

通常、会社とは間接有限責任を採用している(会社法104条)
よって、原則として、会社がつぶれても、出資者の株式が無価値になるだけで借金を負うことはない。

＞会社がつぶれると、多額の借金を背負うとよく聞きますが、実際にそうなのでしょうか？
では、会社がつぶれても取締役や株主は一切責任を負わないのかというとそうでもない。
まず、上場してない非公開会社は、銀行から金を借りるとき、代表取締役と会社で連帯保証契約を結ばされることが多い。そうでなければまずお金を貸してくれない。だから、中小企業のとっちゃんたちは、会社が潰れれば、銀行から借りていた金を追及され危険に常にさらされているんじゃよ。

さらに、連帯保証契約を締結しないでいた、銀行以外の取引先も、「取締役が放漫経営してたから会社が潰れて、代金を回収し損ねたんだ」という状況の場合、第三者の取締役に対する損害賠償請求(会社法429条)を提起して、未回収代金を回収できる。

むろん、レアケースで無借金経営してて、放漫経営してないで会社が潰れた場合、経営者は借金をなにもおわない場合があるのじゃが、現実的にはかなりレアなケースじゃろうな。

回答No.1

Cupper-2

ほとんどの会社は銀行からお金を借りて操業しています。
（銀行からお金を借りずに操業できる会社は超優良な会社ですよ！）

そんなわけで、倒産する決め手は銀行からの借り入れができない状態になることです。
どういうときにそうなるかというと、貸したお金を返すことが難しい時です。
この時点で多額の借金を銀行にしているんですよ。
で、倒産するとその借金が残る…って話。