まず、応用情報技術者(AP)試験は、ソフトウェア開発技術者(SW)試験の後継資格とされていますが、出題範囲も出題方針も大きく変化しています。その点をきちんと考慮して書かれた参考書であるかどうかです。早い話が、旧SW試験用の参考書をそのまま流用したようなものであれば、AP試験の出題範囲を正しくカバーしていないかもしれません。きちんとカバーしている出版社もあれば、カバーしていない出版社もある。これは、参考書の出版社によるとしか言えません。
AP試験が始まったのは2009年春です。2年前(2010年)の問題集は、旧SW試験と、2009年のAP試験だけを見て書かれていると思われます。AP試験の出題傾向をつかむには、1年分だけでは不十分であると言えます。いくら優秀な出版社・著者でも、やはり1年分だけでは足りません。2012年春までで7回のAP試験が実施されて、ほぼ出題傾向が固まってきました。今なら、きちんと問題分析をすれば、正しい傾向を把握できます。当然、新しい参考書ほど正しい傾向を把握しているでしょう。
個別の出題分野に関しては、内容が変化するかどうかによっても違います。例えば、データベース分野は技術はすでに固まっていて、年月が経過してもあまり変化しませんので、少々古い参考書でも使えます。しかし、ネットワーク分野やセキュリティ分野は、技術の進歩と変化が激しく、2年、3年たてば内容が古くなってしまいます(もちろん、必要な基礎知識は同じですが)。古い参考書には最新の話題が載っていないことになります。
お礼
アドバイスありがとうございますm(_ _)m 1番さんへのお礼で書きましたが、コンパクトタイプの参考書のみ最新の物で、過去問集は2年前の物です。 それに最新の午後対策の問題集をプラスしようと思っています。 お金を惜しんで落ちたら何をしているのか分からないので、今ある物も活用しつつ、上手に最新情報を取り入れたいと思います。
補足
勉強方法に不安があって補足を入れていたのですが、結局午前も含め最新の過去問集と午後問題の重点対策を購入して、思いの外早く進み、午前については直近から3年分(計6回)があと数日で終わりそうで、そのあと午後問題の重点対策をしてから午後の過去問3年分をすれば大丈夫そうだと判断しました。 他の方のアドバイスも大変参考になりましたが、特になるほどと参考になるところが多かったので、keijmさんをベストアンサーとさせていただきます。 また質問する際にも、よろしくお願いします。