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国民年金VS厚生年金
5年勤めている会社はいわゆる個人企業で社会保険に加入していません。 よって、個人で国民年金及び国民健康保険に加入しております。 次は社会保険がついている会社に転職しようと思い(転職先は未定)退職願を提出しました。 会社側から、今後も社会保険はつけることが出来ないが今後2万円給与を増額するので残ってくれないか、と持ちかけられました。 当方40歳男性、年間所得約300万(控除していない状態)、扶養1名あり。 国民年金に約18万円/年間、国民健康保険に約30万円/年間支払いをしております。 質問は、現在の会社側の提案(給与月額2万円増額)と仮に現在と同等程度の給与が得られ尚且つ社会保険がついている転職先とした場合、どちらが将来的にお得なのでしょうか。 当方の職種は調理師です。残業代など一切なく給与は定額です。 長文で申し訳ないですが、どなたか回答いただけると大変助かります。
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回答が間に合いませんでしたがせっかくなので追加してもらいました。 長いですがよろしければご覧ください。 -------------------------------- 「国民年金」VS「厚生年金」ではなく、あえていうなら、 「国民年金」VS「国民年金」+「厚生年金」 となります。 図解するほうが分かりやすいので以下のリンクをご覧になってみてください。 『~年金が「2階建て」といわれる理由~』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html josawaさんは現在「1号」なので保険料が「14,980円/月」 一方の「厚生年金」は「2号」で、「国民年金保険料が厚生年金保険料に含まれていて」、なおかつ、「半分が会社負担」です。 保険料は給料に応じて決まりますので、以下のツールで「月収25万円、40歳」で試算すると、本人負担は「21,336円/月(年間約26万円)」となります。 『社会保険料(等)計算ツール』 http://www.soumunomori.com/tool/ ---------------- さらに、「扶養1名あり」とのことですが、扶養されているのが「2号の配偶者」の場合は、収入が基準額以下ならば、「国民年金の3号」となることができます。 「3号」の保険料は「厚生年金制度」から拠出されますので夫婦共に保険料の負担はありません。 『~被保険者の種別、1号、2号、3号被保険者とは?~』 http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso02.html 『年金の第3号被保険者とは?』 http://www.office-onoduka.com/nenkinblog/2007/04/3.html ※「扶養1名あり」がお子さんやその他の家族(親族)の場合は「年金」は無関係です。 その他厚生年金に加入するメリットは以下のリンクが分かりやすいと思います。 『国民年金と厚生年金の比較(違い)』 http://www.kokumin-nenkin.com/knowledge/kouseinenkin-hikaku.html 『国民年金は、障害・死亡保険でもある』 http://www.kokumin-nenkin.com/knowledge/merit3.html --------------- 次に「健康保険」です。 健康保険は市区町村運営の「【国民】健康保険」と会社で加入する「健康保険」では仕組みが大きく違います。 「市区町村国保」の場合は「世帯」単位で加入して「世帯」の所得【など】をもとに保険料を算定しますが、市区町村によって保険料率は大きく違います。(※世帯に会社の健保加入者がいる場合はその家族は除外して保険料を計算します。) 「世帯(の加入者)」全員分の保険料を世帯主が支払う義務があるので納付書は世帯主宛に届きます。 一方の、「会社の健康保険」は世帯ではなく本人のみが「被保険者」となります。 保険料はやはり給料に応じて決まります。 「協会けんぽ」という主に中小企業が加入する健康保険の場合は上記のツールによると、本人負担が「約15,000/月(年間約18万円)」です。(加入する健保で違いがあります。) 『平成24年度保険料額表(協会けんぽの場合)』 http://www.kyoukaikenpo.or.jp/8,0,120,713.html 『保険料月額表(リクルート健康保険組合の場合) 』 http://kempo.recruit.co.jp/info/107.html なお、「会社の健康保険」には国保には無い「被扶養者制度」というものがあります。 これは「被保険者の家族(親族)が一定の条件を満たすと、【月々の保険料負担無しで】健康保険(証)が使える」というものです。 そのような保険加入者を「被扶養者」と呼んでいて、「被扶養者」が何人いても「被保険者」の保険料は変わりません。(※介護保険料だけは負担のある健保もあるようです。) 『健康保険 家族の被扶養者』 http://tt110.net/23taisyoku1/S-hifuyousya.htm なお、被扶養者の認定基準は「協会けんぽ」に準じていますが、健康保険ごとに基準の厳格化(あるいは緩和)が行われていますので、正確な認定基準は【加入する】健康保険に直接確認が必要です。 『あなたの医療保険はどれですか?|横浜市』 http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/kokuho/iryouhoken.html 『被扶養者とは?(協会けんぽの場合) 』 http://www.kyoukaikenpo.or.jp/8,230,25.html 『被扶養者認定(リクルート健康保険組合の場合)』 http://kempo.recruit.co.jp/life/20202.html なお、被扶養者が「配偶者」の場合で「年金の3号被保険者」にもなりたい場合は、健康保険の「被扶養者認定」と合わせるのが(セットで手続きするのが)原則です。 また、「国保」にはない「傷病手当金」という制度があります。 『健保と国保、どちらがお得?|吉田社会保険労務士事務所』 http://www.h2.dion.ne.jp/~chimaki/ws/pan/ken_a.htm ------------------ (補足) 健康保険や年金の「被扶養者」の認定基準と税金の「扶養控除・配偶者控除」は全く関係がありません。 税金の控除は、家族の誰がどの年金制度・健康保険に加入していても違いはありません。あくまで税金は税金の基準で控除が使えるかどうか決まります。 ですから、健康保険の被扶養者の認定基準でいう「収入」は交通費も含む場合が多かったり、税金のように1月から12月というように区切らなかったりします。 唯一、税金と保険が関係があるのは、支払った保険料が所得から控除できるということでしょうか? 『No.1180 扶養控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1180.htm 『No.1191 配偶者控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1191.htm 『No.1195 配偶者特別控除』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1195.htm 『生計を一にする親族(所得税)』 http://www.110ban.gr.jp/zeikin/sh02-47seikeiwoitu.htm 『所得金額から差し引かれる金額(所得控除)』 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/shoto320.htm 『国民年金は、節税に使える!』 http://www.kokumin-nenkin.com/knowledge/merit4.html (参考) 『収入と所得は何が違うの?』 http://allabout.co.jp/gm/gc/14775/ 『所得税・住民税簡易計算機(給与所得用)』 http://tsundere-server.net/tax.php ※0円は「0」と入力されていないと正しい税額になりません。 『税についての相談窓口 』 http://www.nta.go.jp/shiraberu/sodan/sodanshitsu/9200.htm ※住民税は【お住まいの】市区町村役場(役所)です。 『(国民年金)保険料の免除等について』 http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=3868 『国民健康保険―保険料が安くなる制度』 http://kokuho.k-solution.info/2006/04/_1_29.html 『国民健康保険料を軽減される「特定受給資格」「特定理由離職」とは?』 http://guchi-ok.com/situgyou/19/
- おに ぎり(@onigiri2011)
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国民年金って30年払っても、月額7万にしかならないよ! そんなんで生活できる奴なんていない。 だから国民年金に関しては払うメリットはないよ。 おかしな制度だけど現実そうなってる。 生活保護が12万、子どもが未成年なら20万だからそっちの方が得。 厚生年金の場合は15万、夫婦の場合は25万ぐらいです。 所得が多い人や、現在の60歳以上では40万以上貰ってる人もザラです。 詳細は「その手のサイト」とかFP使うともっと詳しく分かります。 基本、国民年金だけでは食えない事を知るべきです。 例えば 自身のお金をこの20年でお子さんに投資してお子さんに食わしてもらう(2世帯住宅など)をすると、可能かも。そこはお子さんにも待っとくして貰うと言うか。 あるいは 投信などして個人的に貯めてくことですね。 今から毎年100万貯めて、60歳までに3000万円程度のマンションやアパート一棟を買って人に貸せば月額5-8万を見込める。 で国民年金の7万と合わせて15万-20万になるから何とか暮らせる。 ただ年収が500万以下で扶養アリでは年100万貯めるのは至難の業では? ・・・でもおかしな制度ですね。 あなたのように真面目に働いて税金を納めている人がちゃんと暮らせない国なんて。 ちなみに国民、厚生、どちらも半額は国が負担してくれてますから、納めること自体にはメリットはあるのです。ただ国民は「返還額」が少ない。 かなり少なく見込んでも日本で人間がまともに暮らしていくには1人月15万ぐらいは必要でしょう。 手としてアリなのは上記の手段に加え、 他には中小企業経営者などに多い個人型年金を自ら払うことです。月に数万を余計に支出することとなりますが、65歳時点で12-17万ぐらいは受け取れるので安い公共住宅に住めば生きていくことは可能です。
- multiface
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国民年金だと、支給額は40年かけて月額8万円弱くらい。(社会保険期間を含む) これが厚生年金だと全期間かけて月額12万円弱だと仮定すると、国民年金がもらえるまでの残り25年を厚生年金をかけていた方が、給与増額の2万円を考慮しても生涯での受取額は増えるのではないでしょうか? もちろん、ちゃんとして会社なら失業保険なども期待できます。 とはいえ、今の職場とのつながりや働きやすさも選択のポイントになると思います。 これからあとは、あなたが決めることです。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 図式としては目先の月額2万円増額<厚生年金生涯受取額であるとしても職場の働きやすさ(人間関係も含む)は本当に重要なことですよね。 ご指摘に感謝いたします。
- mama4615
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年金を貰える時に 世の中がどうなっているのか は分からないですので 損か得かは 現状でしか言えないと思います。 現状で言うならば 300万 社会保険、厚生年金としたら 手取りはさほど変わらないです。 なぜなら 会社と折半ですからね。 国保と国年は 全額自己負担。 そして 大ざっぱな目安としては 社会保険の場合 今の月収を2ヶ月分で 年金生活を送る と言う計算です。 月収25万であるならば 2ヶ月間25万で暮らす。 国保の場合 満額支払っても 10万に満たないです。 2万貰っても厚生年金には届かない事になります。 ですが 現在40歳であり 調理師免許を持っていても 就職が無いなら 2万を国民年金基金と個人年金に掛けるのも方法だと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 書き忘れていた年金生活に入った時の国民年金と厚生年金での受取額の違いについてまで解答頂き感謝しているところです。 また国民年金基金と個人年金加入案につきましても選択の1つということで考えていきたいと思います。 本当にありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 年間100万円の貯蓄、には憧れます。 よく所得と貯蓄率は関係ない、といいますが私には至難の業です。 個人型年金についてはこれから調べていこうと思います。 アドバイスありがとうございました。