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心臓に変わった物が見つかりましたが・・・
以下について治療は必要ですか? 1.左上大静脈遺残(CTで発見) 2.キアリネットワーク(心エコーで発見) ただの風邪で小さな診療所に行ったところ、昔気質の威張った感じの医師に、大げさな検査を受けさせられました。 その結果、医師の思惑とは違った変わった物がいっぱい発見され、 「キアリネットワークなんて初めて聞いた」「風邪とは関係無かったけどみつかったから良かっただろう」と言われました。 先生が知らなかった物達が発見されたので、治療の必要があるのかどうかも分からないままです。 昔から、学校の健診で度々、心雑音があると言われてきました。 体型は普通ですが、持久力は恐ろしい程無く、運動をすると頭に血が行かない感じがして座り込んだりします。 ただの階段もかなり息切れがします。 中隔欠損などがあったら心エコーの段階で見つかりますよね? それとも、もう少し詳しく診てもらった方が良いでしょうか?
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- ebisu2002
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> 2.キアリネットワーク(心エコーで発見) Chiari network とは胎児の時にあった弁のようなものの名残の物で健常者でも数%以上の方に心エコーで観察されるものです 特に最近の心エコーの装置は以前の機器よりもこうした微細な組織の観察が見やすくなっていますからありふれたもので、これが見られたからと言って改めて検査報告書に記載されるほどのものでもありません 説明をなさった医師は自分で心エコー検査をなさった経験があまりない方なのでしょう 自分で画像を見ないで、たまたま報告書に記載してあった用語の意義をあまり理解しないまま説明されたのでしょう > 1.左上大静脈遺残(CTで発見) これも胎児期の名残のものです 胎児のはじめの時期には左右の手から血液がそれぞれ別の静脈を通って心臓に戻ってきます 次第に胸の上のほうで左右の静脈を継ぐ血管が育ち左手の血液も右手からの静脈に合流するようになり、その後に左の心臓に向かう左上大静脈が退化します なぜか左右を継ぐ血管が育たなかったりして左手からの血液が元のままの左上大静脈を通っている方が200人に一人ほどいらっしゃいます 特別珍しいものでもなく、このような場合でも何ら差支えありません 二つの所見は心臓内では別の部位ですから関連を考える必要はないでしょう どちらも、将来、もしかして別の病気で心臓手術や心臓ペースメーカーの植込みを受けるような場合は手技に考慮を要する可能性があるかもしれませんが、これらがあるだけでは通常は症状につながりませんし、差支えもなく、なんらかの特別の事情でこれに対して処置を必要となるようなことは学会で報告されるほど稀なものですから普段は配慮することはありません
- neronomama
- ベストアンサー率27% (29/107)
私ならセカンドオピニオン、つまり他の医師の診断を受けます あなたにはその権利があります その旨伝えてください 画像等の診断の根拠になったものと診断書をもらって(お金がかかりますが)総合病院に行きます そこで同じ診断が出て初めて治療にかかってよいと思います 風邪で受診している患者にいきなり沢山の検査をするのは不自然なような気がします あまり疑いたくはありませんが、いわゆる点数稼ぎの検査だったりするかもしれません 画像診断はそれだけを専門にする医師があるくらい難しいものです 万一セカンドオピニオンを断るもしくは怒りだす医師ならもっと疑わしいと私は思います そもそもなんでそんな濃厚な検査になったのかその根拠が知りたいくらいです セカンドオピニオンの結果初めの医師の診断通りだったら菓子折りのひとつも下げてお礼を伝えれば充分です 何事もないことをお祈りしています お大事になさってくださいね