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認知症の介護について
認知症の介護について教えてください。 私が働く老人ホームで次のような方がいます。この方は何故か手を叩く(手拍子)をしたり、大声を出したり、机を叩いたりと、 とにかく周りの人に自分の存在を気付かせるようとしているかのごとく上記のことを繰り返しています。注意をしても忘れるのか繰り返してしまいます。 他者からしてみれば、突然大きな音がするので、びっくしてその後は、激怒!! 最近は、他者とトラブルになりそうなので他者とは少し離して対応して居ました。 しかし、離すだけでは何の解決にならず このままでは、いつまでも同じことなので、皆さんに知恵をいただきたく思います よろしくお願いいたします。
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- miya8115
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認知症対応型通所介護の管理者をしています。 私の施設にも同じような方がご利用になられます。 叩くことをなぜするのか考えてみましたか。 本当に気を引くだけなのでしょうか。 何か訴えたいことがあるのではないでしょうか。 私のご利用者様の中には、飲み終えたコップを投げる方がいました。 行為だけを見れば、問題のある行為なのですが、実はその方をよく見ていると几帳面な方で実は片づけの作業の一環だとわかりました。 そのため、片づけ用の箱を用意しそこに入れるようにしました。(当面は飲み終えたら手を差し出しコップをいただく対応をしていました) 問題行動ととらえるか、なにかを訴える行為ととらえるかは大きな違いです。 認知症の方に注意しても、行為が止む訳がありません。 注意しても効果がない、職員や他のご利用者様が余計いらいらする悪循環です。 なぜその行為が必要なのか、どういった意味があるのかよく把握して対応が必要です。
- green351
- ベストアンサー率43% (185/430)
病院でソーシャルワーカーをしています。病院でも同様の問題はよくあることです。 端的に言えば、お勤めの施設の利用者に対する目配りの不足があります。限られた人数で施設職員も回しているでしょうから、個々のニーズを十分に汲み上げることが出来ず、このような行動は施設職員からは「問題行動」と認識されるわけです。 そして“トラブル発生の未然の防止”という観点から、他の利用者から分離されることが多いのです。今回はまさにこのケースに該当します。 実際にトラブルは起きたのでしょうか?もしまだ起きていないのであれば“トラブル”とは呼べません。つまりいくら認知症があるとはいえ、現在の対応は利用者と施設の関係が決して対等ではなく、施設による「管理の都合」を押しつけていることに他なりません。 言葉で表現できない方であればなおさらです。まずは隔離の発想ではなく、他の利用者とのコミュニケーションが円滑に進むように模索するべきです。つまり他の利用者との積極的な交流と、職員のこまめな声がけだけでもかなり改善するはずです。もしトラブルが起きたらそのときに対応すればよいのです。