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関越道のバス事故7名死亡、誰が悪い?
関越道で長距離格安バスが自損事故を起こし、7名もの乗客が死亡、残りの乗客も重軽傷を負いました。 この事故は、バスの運行会社、格安バス旅行を企画した旅行会社、どちらが悪いのでしょうか?
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- urutora11
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2度目の回答(連投失礼。でも状況が変わってきたので・・)になりますが、報道の続報によると、どうも末端のバス会社からさらに個人請負であった可能性が出てきたようです。 つまり、千葉県のバス運行会社の所属とされた事故を起こした運転手が「個人請負人」である可能性です。 事故を起こした運転手が、個人請負人(=事業主)かどうかの判断は、労働行政である労基署若しくは労働局の判断になるでしょうが、形式的には請負だった可能性があるようです。つまり、実質的には労働者的な就労であるにもかかわらず、形式的には、労働者の人数配置労働時間等の人事管理その他の法的責任についてを全て請負人の責任で行っていた可能性があるわけです。 またそうでないとしても、少なくとも、常勤ではないオンコールワーカー(=日雇い)であったことは確かなようです。 このような受発注の仕方は(就労の仕方、仕事の配分も含め)は、発注者の法的責任逃れ、従事者の安全教育の欠如、労働条件の不確定化、時間外賃金の不払い、あげくの果ては、人件費を仕入れ名目にした消費税逃れ等、相当に問題がありそうです。 これは社会問題になりますね。今後とも続報に注視したいと思います。 答えになっていなくてスマソ!
- 1977imanaka
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どちらかと言えばバス会社と思います。2人体制であれば事故の可能性は少なくなったきがするが、なにぶん2人いても運転しているのは1人だから、居眠り運転は対応できると思うが、心筋梗塞などには対応できるか?2人体制でも2人とも起きていないと、対応できないし、今の時代自動運転機能もあるので、自動運転機能付きに今後してもらいたい。回答が脱線しました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 仰る通りです。確かに2名乗車でも急な急病に対応できなければ一人で乗っているのと同じです。 しかしながら、それでは飛行機の操縦桿のように機長・副機長の座席で全く同じ操縦ができるように車体を改造しなくてはなりません。幾らなんでもそれは無理です。運転中の急病に対応するために運行前の健康チェックがあるので、それにより対応できているものと信じます。
- reflector
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損害賠償が生じるのは、旅行代理店ですね。 ソース:毎日新聞<関越道バス事故:逮捕の運転手 バス運行歴は4年> http://mainichi.jp/graph/2012/05/02/20120502k0000m040075000c/001.html 群馬県警によると、自動車運転過失致死傷容疑で逮捕された河野化山(こうの・かざん)容疑者 (43)は元中国籍で93年12月に来日、94年に日本国籍を取得したと供述している。通常の日常会話はできるが、難しい日本語は理解できないといい、取り調べは中国語通訳を通じて行っている。中国残留孤児の家族という情報もある。 同店と取引がある千葉県内の男性によると、河野容疑者は自身の職業を「バスを所有し旅行会社も経営しているオーナー」と説明していた。この男性は事故後初めて「バスの運転手」との報道に接し、驚いたという。 抜け穴、抜け道 安かろう悪かろう 品質とコスト 命と安全 被害者は泣き寝入りか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 テレビにて旅行企画会社の社長の釈明会見を放送していました。 見ていると 「普段、夜間走行をあまりやらないバス会社に外注したのが悪かった」 と言っていましたが、受け取りようによっては 「バス会社のくせに夜間走行もまともにできないので、事故を起こしたバス会社が全部悪いんです」 とも聞こえます。ってか、そういう風にしか聞こえません。 実際問題、現行の法では、バス企画会社には運行上の責任はないそうなので、これでは安い費用で無茶な仕事と責任を押し付けられたバス会社はあんまりですね。ということは悪いのはバス旅行企画会社ということになりますが、こいつらは規制緩和による「金の匂い」を嗅ぎ付けて業界に群がってきた連中なので、どうせ逃げおおせるつもりでしょう。 きちんと保険金が下りればいいのですが、場合によっては保険会社がバス運行会社に重大な過失があったとして保険金の支払いを渋るかもしれません。 それ以前い事故を起こした針生バスは保険にはきちんと加入していたでしょうか? 人件費を削り、整備費用を削っていた会社が保険だけは万全、ということは考えにくいです。 もし保険なしでバスを運行させていたのなら、本当に被害者は泣き寝入りですね。
- ttt1214
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追記です ちなみに、関越自動車藤岡ジャンクション過ぎてからの事故という事は その数分前にかなりの眠けに襲われています。 お客が時間を気しなければ、藤岡ジャンクション手間に上里パーキングエリアがあります。 事故を起こした藤岡ジャンクション付近の5~6分位手間です。 しかしながら、上里を過ぎると赤城までパーキングエリアはありません。 赤城までは20分以上かかり、さらに前橋から先は三車線が二車線になります。 もし、時間を気にせずある程度の余裕があるなら上里パーキングエリアで運転手もきっと仮眠したと思います。 経験上、居眠り運転になる10分以上前からマブダが重くなり、眠けが増大します。 そんな時は、自分の場合は安全にトラックを止める場所を探してすぐに仮眠しますが、バスの場合は運行スケジュール上、仮眠ができないからこんな事故が起こるのかも知れません。 お客も多少遅れたからと頭きて訴えたり苦情を言わないで、安全を最優先すれば、こんな事故なくなります。 結局、会社はお客からの苦情(クレーム)が一番怖いから、運転手に無理な運行スケジュールを強要(法律違反しない程度)、しかし、安全運転と法律は絶対的に違うという事です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 もう真面目にコメントするのが疲れてきました。 ちょっとひねります。 今回、事故を起こしたのは他の格安バスツアー会社にとっては一種の前例ができてよかったですね。(皮肉) つまり、まあ今回の仕事をいくらで針生バスに発注していたか知りませんが、次回からはこの金額が「死亡事故のリミット」になるわけです。(皮肉) 例えば今回の金沢発東京便の発注金額が30万円だったとしましょう。次回以降は企画会社がバス運行会社に発注する際にこれをほんのちょっと上回る金額で発注すればいいわけです。(皮肉) 企画会社「針生の事故は30万円で発生した。そんな事故を起こされたら困るから、今度は31万円で発注するよ。30万円なら事故は起きるが、31万円なら絶対に事故は起きないよね。そうだろう? なに? もっと欲しい? よそは30万5000円で引き受けるといっているがなあ。 30万1000円でもいい、っていうところもあるよ? 中には30万0001円でもやります、っていうバス会社もあるしね。 そっちに代えちゃおうかなああああ? どうするうううう?」 バス会社「30万ジャストでお引き受けします! 仕事ください!!」 企画会社「おいおい、それじゃまるでこっちが『事故起こしてください』と言っているようなものじゃないか。30万ジャストでは発注できないよ。 じゃ、30万1000円にしてあげる。1000円はドライバーのコーヒー代にでもしてくれたまえ。 ”眠気覚まし”に、ね。 事故事例の30万円を確実に上回る金額で発注したんだから、何かあったら全責任は運行会社にあるよ。 一筆入れてもらおうかな? ん? 嫌なの????」 バス会社「ぜひ誓約書を書かせていただきます。全責任は私どもでお引き受けします!!! 仕事ください!!!」 企画会社「いやー、御社は仕事熱心ですねえ。運行会社の鑑ですね!!! そういう会社ばかりですと私ども旅行企画会社も助かるんですがね。他のバス会社にも見習ってほしいものですな。 はっはっはっはっはっはっはっはっはっは」 (皮肉) バス業界のみなさん、多くの犠牲者のおかげで発注金額の”デッドライン”がはっきりしてよかったですねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! (皮肉)
- urutora11
- ベストアンサー率63% (7/11)
先ず、私には、運転手やその会社を批判する資格がないことを自白します。理由は、小生オンコールワーカー(なお時々個人事業主でもあり、(大抵は12時間以上)をこなし、その後また3時間かけて帰宅するので、運転中眠くなったり、ヒヤリ・ハットも経験します。幸い居眠り運転は未だありませんが、単価契約(1労働力の価格で働かないと仕事がもらえない)なのでいたし方ありません。世間ではこれを“自己責任”と言うらしいです。もちろん正規労働者も最近は似たり寄ったりでしょうが・・。 その上で本題ですが、バスだけではなく、確かに長距離トラック運転手もかなり無理をしているようです。ところが、こちらの事故の方は車両台数に比べれば若干少ないようです。そう仮定して、その理由を少し考えました(誤った妄想かもしれませんが・・)。 トラック運転手は疲れると休むことが出来ます。もちろん自覚があればの話。仮眠も取れます。一定範囲ではありますが、自己の判断で裁量があると言うわけです。むろん到着が遅れればその分自分に降りかかってはきますが。 さて、バスの運転手は如何でしょう。乗客が乗っており、運転手の挙動も見ている筈です。スピード、運転の質、運行時間なども常に監視されているでしょう(少なくとも心理的にその認識はあると思います)。 即ち、バスの運転は、場所的移動だけではなく、求められる労働の質が異なる、と言うことです。それが社会的交換価値(サービス生産の中身)だと言えます。“眠いので仮眠します”とは言えないでしょう。たぶん。 以上が、サービス部門の委託・請負業務の(再委託・復代理)の顧客と末端事業者(ないし末端労働者)との現場の闘い(異なる利害の対決)なのだろうと思います。この例は労働の量が質と反比例する例です。おそらく。 なので、そのようなリスクを管理できなかった政策(もちろん形式的には「国民の意思」です)の間接的な責任はあるでしょうが、しかし、法的責任追及の上の因果関係論としはどのような判断となるでしょうか。 上記について、社会全体の責任のほうが大きい場合には、執行猶予付きなど刑が軽減されるでしょうが、車の運転の場合には、一般論として、運転者責任と車両の持主責任、あるいは両者の労働関係による使用者責任が大きいと思います、残念ながら。もちろん発注者である旅行会社が当該運転環境を支配していた場合にはその発注者責任もあると思います。なお、刑事責任と民事上の責任は別なので、民事上の責任が広く問われる可能性はあると思います。ただ、法的因果関係を立証できる範囲にられることは間違いないと思います。 あと、個人的には(誤解を恐れず言えばですが・・)制度管轄者の不作為責任=ほったらかしにしていた責任を問いたいとは思っています。規制緩和が「正義」だと思っている人は結構多いので。特に「料金が安いことと安全とは別だ!」と因果関係を全否定する人たちには、もう少し深く思考することを求めたいと思います。 果たして、スミスの考えた“見えざる神の手”が働くまでに、どれだけ犠牲が出ることとなるのでしょうか。100年後?1000年後?
お礼
ご回答ありがとうございます。 >果たして、スミスの考えた“見えざる神の手”が働くまでに、どれだけ犠牲が出ることとなるのでしょうか。100年後?1000年後? この国ニッポンは犠牲者がでてからお上がようやく重い腰を上げる国です。(こんなことは国民みんな知ってるけどさ) それもまた振り子がもとに戻るように規制を強化するだけです。 そうすると今度は業界のなかの大手が既得権益者になり、落ちこぼれた業者が廃業の憂き目にあうわけです。 もちろんその大手というのは規制緩和の恩恵でじゃんじゃん儲けて肥え太った連中です。 当然法律規制強化に際してもお上に献金という名目の賄賂や天下り先の用意などをしていることでしょう。 法律をきつく締め上げたり、緩めたりするだけで右から左からその都度賄賂やら何やらいただけるんですからお上やら政治家やらという生き物は楽して生きてますな。 その犠牲になったのが今回の犠牲者たちであるのは間違いないでしょう。 合掌 そしてこれからも増える未来の犠牲者たちへ 黙とう
- kitty2008
- ベストアンサー率31% (58/185)
http://togetter.com/li/295154 前の方も指摘していますが、ガードレールの設置ミスです。居眠り運転が第一の原因ですが、ガードレールの不適切な設置が大規模な死亡事故となった原因です。 この道路を設計、放置した人物を特定して、追求する必要があります。 高速道路のガードレールの設置のそもそもの目的は今回のような事故を防ぐためにあるのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ガードレールを無作為に設置した道路設計者が悪いんですね。
- uhi32853
- ベストアンサー率0% (0/1)
一番は、当の運転手ではあるが、格安をうたい文句の旅行会社がバス会社に低廉な価格を押し付けた結果 利益が出ない運行状態に仕向けた国土交通省の認可制度にも問題がある。 その結果運転手の給料が下がり生活ができないような低賃金で働かせられている。 当然運転手はWワークになりかねない。誰も金取りたい悪循環の結果事故が起きる。 適正な料金を国土交通省が監督すべきだ。
お礼
ご回答ありがとうございます。 旅行企画会社側の方が悪いんですね。 バス運行会社側が非常識な低金額で持ち込まれた仕事を断れたらいいんですけどね。 まあ、そうやって、 「下に下に責任を押し付けて、世の中の上の方だけが甘い汁を吸いましょう!!!」 ってのがコイズミ政治だったわけですね。 息子のシンジロウも親父の七光で政治家になった奴ですね。 下々の苦しみなんて知らないんでしょうな。
- sakayanohidesan
- ベストアンサー率50% (1/2)
当然、事故を起こした当事者でしょうが、バス事業に限らず行き過ぎた規制緩和の弊害です。どの事業も参入業者、同業者が増えれば過当競争になるのは当たり前、それを国民の為という屁理屈をつけて規制緩和に踏み切った当時の政治家さんたちが一番悪いでしょう、他の規制緩和の被害の例を挙げますと、酒類免許、食管法の緩和による地域の酒屋、米屋の減少、地域の酒屋、米屋などの自営業者の多くは地域自治会、子ども会、PTAなどの役員を引き受ける方が非常に多かったのですがスーパー、コンビ二、激安量販店にお客さんを奪われ廃業が続出、その結果地域役員の引き受けてがなくなり会の消滅といった現象も現れています。話をバスの事故に戻しますが事故を起こした運転手さん、バス会社も言い換えれば被害者なのかも?、規制の無い国家など成り立ちません、良識、常識のあった以前の日本の国に戻すべきです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 仰ることまさしくその通りだと思います。 規制緩和による利用者の利便性、経済性の最優先は、利用者側に 「私は客だ! お客様は神様だ! 貴様らは神にかしずく奴隷なのだ! 貴様らに報酬など必要ないのだ!!! もっと安くしろ! 無料にしろ! オマケをつけろ! よその会社はやってるぞ! 乗り換えたっていいんだぞ!! 代わりの会社はいくらでもあるんだぞ! お前の会社なんて潰れたっていいんだぞ!!!」 という誤った優越感を植え付け、モンスターカスタマー、モンスターペアレントなどを産み出したといったら過言でしょうか? こんなことを日常的に言い放つ親に育てられた子供たちはどんな親に育つのでしょうか? ホント、常識のある世の中に戻ってほしいものですね。
- tutan-desu
- ベストアンサー率21% (1009/4652)
安い料金だから仕方ないというような意見もありますが、価格の安さと安全の確保とは別の問題で、人間を乗せて移動する仕事である以上、仮に法律上は問題なくても、あの距離を一人で運転するのは、客観的に見ても無理があります。つまり自主的に事故を起こさないような体勢を取るべきです。また企画会社とバス会社との力関係がよくわかりませんが、バス会社がそういう体勢を取れないなら、安価な仕事は受けるべきではないですし、企画会社がその実態を知っていたなら、共犯ということです。決して客は悪くありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おっしゃる通りいくら安い価格でも人の命を預かる以上、安全は充分配慮されなくてはなりません。 ただ、普通の感覚を持っていれば、 『モノの値段には相場というものがあり、あまりにも価格が相場からかけ離れていれば、それは訳あり商品に違いない』 と思うものですが、 あまりの長期間の不況、デフレの嵐によって、感覚が国民全員麻痺してしまい 『安けりゃ結構。安いことが最善!』 と思うことに何ら疑問を持たなくなってしまいましたね。 そのしわ寄せが、格安バスを生み出し、今回の犠牲者を生んだのでしょう。 ということは激安を礼賛した国民全員が総懺悔でしょうか?
- ttt1214
- ベストアンサー率20% (65/323)
長距離経験者として お客が悪い。 理由、運転手の休憩(疲れた多少睡眠する)時間より自分の都合を優先し、多少時間が遅れたからとガタガタ言うお客が一番悪い その為、運転手は眠けがあっても到着時間を優先させる ちなみに、眠けに襲われたら最後、どんな眠け防止グッズを使っても眠くなります。 経験者として最高の方法は、眠くなったら15分でも寝るのが一番眠けも取れます さらに道交法も悪い、一番眠けがくる速度が時速90~100km(経験)その為長距離では多少、刺激をして眠け覚ますという方法を使います時速120km位出すと真剣になるので、脳が刺激され目が覚める(経験済) 多少の時間を気にせず、運転手に寝ても問題ない位の、そういった、環境や多少の道交法の融通があれば、こんな事故起きないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 高速道路を時速120Kmぐらいでぶっ飛ばす車両をよく見かけますが、あれは眠気防止の為だったのですね。 タンクローリー車や車両運搬車は制限速度を超過して走行しているのを見たことがないのですが、その場合は荷主が多少荷物の到着が遅れてもガタガタ言わない人格者である、という事なんですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >このような受発注の仕方は(就労の仕方、仕事の配分も含め)は、発注者の法的責任逃れ、従事者の安全教育の欠如、労働条件の不確定化、時間外賃金の不払い、あげくの果ては、人件費を仕入れ名目にした消費税逃れ等、相当に問題がありそうです。 仰る通り、この辺に問題がありそうですね。