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何モル濃度か?
排ガス 窒素酸化物(NO+NO2)含む 50volppm を 101.3kPa気温27℃の下1000ml採取 に 過酸化水素吸収液25ml十分吸収 ↓このとき 吸収液の硝酸濃度の増加分は 何モル濃度か (M)?×10∧-5M
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窒素酸化物は過酸化水素により酸化され硝酸となりますので次のように計算することができますね。 気体の状態方程式はpV=nRTで表され、pは気圧、Vは体積、nは気体のモル数、Rは気体定数(0.082)、Tは絶対温度です。 気圧が1気圧すなわち101.4kPaの時、窒素酸化物の分圧は50Volppmであるので50*10^6気圧となります。したがって pV = n R T 50*10^-6 * 1 = n * 0.082 * (273+27) n = 2.03 * 10^-6 このモル数の窒素酸化物が硝酸となって25mlの吸収液に溶解したのですから吸収液の硝酸濃度の増加は 2.03 * 10^-6 * 1000 / 25 = 8.13 * 10^-5 mol/l 答えは 8.13 × 10^-5 M
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- windwald
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NOもNO2も全て硝酸になったと考えるのでしょうか。 ステップごとに考えましょう。 (1) 101.3kPa27℃のもとで1Lの排ガス中に(NO+NO2)は何L分ありますか? (2) (1)の(NO+NO2)は何molに相当しますか? (3) (2)の(NO+NO2)が全て硝酸になりました。25mL中に溶けています。 このモル濃度はいくらですか? なお、「何モル濃度」という表現は、「何長さですか」とか「何温度ですか」と言うのと同じで変な表現です。