私は、以前ある上場企業でLPG、LNG、VLCCで10年C/Oをしておりました。私が在籍していた会社で日本人は専ら危険物船がメインなような気がします。GENERAL CARGO,PCC等は乗船していてC/Pのみ日本人でした。3RDまで日本人もありますが、そういう船はあくまでその会社の実習船です。慣れてくれば本人とC/P以外全員外国人船員です。初めの頃は乗船し船がうる覚えのまま今度は陸上にあがり勤務をし、陸上勤務が慣れてきた頃にまた海上復帰!と最初は切り替えが大変ですが、目標を持てばこれは時間が解決するでしょう。実務は船の運航よりも書類、各国官庁又は荷主が行う各種検査や審査のほうが大変です。社会情勢、どこか違う船で何らかのトラブルがあればその都度ルールが変更になることがよくあるからです。正直計器類に現れない何かを感じ取り事前に手を打つことができるのは日本人だけだと思います。日本人は絶妙な微調整ができるのです。空気も読めない、その場のノリでONかOFFしか使えないのとは違うのです。荷主の絶対の信用がある危険物船の分野の日本人船員は少なからず生き残るでしょう。その為に現場感覚を忘れない程度に乗船させると思います。そしてよく行く積み地やその近くで何らかのトラブル事例が出たとき出動するスタイル。その他世界的流れから行くとやはり外国人船員(中国、インド等)に駆逐されると思います。はっきり言ってCARGOはアバウトです。乗船すればわかるのですが、特に日本人船員である理由がないのです。フィリピン人船員は会社によりますが、職にCがつく人(c/COOK以外)は日本人並に給料を貰います。(契約期間中のみ)最近では、未だ人件費が安く頭がいいインドに目を向けている企業が多いのでは???自社養成するのは外国人だけとは限りません。より上の大学卒を採用し養成するというのがあります。大手の企業ほどこの時代特定の分野のプロフェッショナルより各種方面で使えるゼネラリストが欲しいのです。特定分野のプロフェッショナルはアウトソーシングでまかなうのではないでしょうか??いずれなんにせよ、夢ではなく目標を持つことが大事だと思います。
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回答ありがとうございます。 ベストアンサーにさせていただきます。