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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:更級日記 考察)

更級日記 考察

このQ&Aのポイント
  • 更級日記を考察する際に、作者が感動した要素について考えてみました。
  • 主人公の「をのこ」というキャラクターに着目し、嫌だった仕事を辞めて念願の家に帰るというドラマ的な要素に作者の感動を見出しています。
  • また、「伝説」や「因縁」といった要素が強く、優しさの見返りや伝説の残る寺に対する感動も考えられます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • sosdada
  • ベストアンサー率33% (265/792)
回答No.1

作者のいう宿世とか因縁とかは、中級貴族のお姫様(というよりお嬢様)の教養として身についていたので、僧侶のレベルの信仰として持っていたわけではないでしょう。当時の作者にとっては民間信仰というか地動説のような普通の世界観として持っていたであろうし、日記(というか回想録)を書いている現在も、あまり変わりはありますまい。 作者の、源氏物語好きを思い起こせば答えは明らかです。 たとえハッピーエンドでなくてもいい、ドラマチックな生き方にあこがれているのです。とうじのお嬢様にはまず望めない生き方です。 というわけで、 女なのにドラマチックな生き方をした人がいて、その跡がここにある。 この場所で、確かに一人の女が、「駆け落ち」をしたのだ。 ここに、確かにそんな人生があったのだ。 です。 近江屋の柱の傷を見て、 「ここで竜馬が斬られたんだ」 練馬区立美術館を見て 「ここでジーパン刑事が死んだのだ」 ちょっと違うか。 生きていたほうに重点を置かねば 今は当時の面影がないことも。 愛知県の篠島の空き地で 「ここで吉田拓郎がオールナイトコンサートをしたんだ」 三重県の神島の監的廠(今は立ち入り禁止)で 「ここで映画『潮騒』のロケがあって、吉永小百合が下着一枚でたき火にあたったんだ」(パンツも入れたら2枚か) 代々木会館ビル(今は廃ビル)で ここが『傷だらけの天使』の舞台だったのか。 とか、かな。 女性としての激しい生き方なら 国会議事堂前で ここが樺美智子が機動隊に踏みつぶされたばしょか。 地元の人しか知らない場所なら、 あと何年か経てば南三陸町の防災基地跡で 「ここは遠藤未希という若い職員が、津波が来ているのに防災無線で避難を呼びかけていた所なのですよ」 と、地元の人が言うかもしれません ここに、そんなドラマがあって、そんな激しい生き方をした、しかも私と同じ女がいたのだ。 という感動です

sagimi
質問者

お礼

具体的でよく分かりました! 回答ありがとう!

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