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安定同位体比とはなんの役に立つの
考古学や地球化学に安定同位体比が出てくるのですが 調べる事で何がわかるのでしょうか。 やっぱり試料年代がわかるのでしょうか
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質問者が選んだベストアンサー
年代ではなくて環境がわかります。 たとえば、南極の氷、深いほど年代の古いものですが、その年代ごとの 安定同位体比を測定することによってその年代の平均気温を推定します。 氷河期など、詳細に気温変動がわかるようです。 ↓にいくつか使っている例を紹介します。
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- kikero
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回答No.3
年代特定は放射性同位元素と安定同位元素の比率から推定します。 安定同位体だけの比率でも利用方法があります。 例えば、鉱物の産地の特定に利用されます。 原紙番号が大きくなるほど、同位体の種類も多くなる傾向が有り、各種同位体の比率で何処で採れたかが特定できるのです。 和歌山の砒素カレー事件でもH被告の家から発見された亜砒酸とカレーに混入した亜砒酸が同じ産地の物と特定されたのが思い出されます。
質問者
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明けましておめでとうございます。 回答ありがとうございました。 参考になりました。
- mmmma
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回答No.2
空気中には常に一定量の炭素14があるので、半減期から年代を計算することが出来ます。
質問者
お礼
明けましておめでとうございます。 回答ありがとうございました。 放射性同位体ではなくて安定同位体(C13)について お伺いしたかったのですが。 説明不良ですいませんでした。
お礼
明けましておめでとうございます。 回答ありがとうございました。 気温・循環傾向がわかる訳ですね。 ところで安定同位体比は千分率で0.2‰差だと測定誤差に 吸収されないのでしょうか!