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イタリアのALn442型気動車について
- イタリアのALn442型気動車は、最初のTEE列車に使用された流線型気動車です。
- 中間に付随車を入れて3両編成で運転されることもありました。
- 電車との連結運転も行われたことがあります。
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こんばんは。おや新しい質問は交流電化区間の話じゃなかったのですか?(笑) それに回答が付いていませんね。てっきり誰かがいい加減な回答を付けているかと期待していたんですけどね。 それはともかく、ALn442型、美しいスタイルの気動車ですね。私も好きな車両の一つですね。もちろん現役で活躍していた当時は、まだ生まれる前でしたけど、イベント列車で走ってるのを見たことはあります。 この気動車は、リギュール、メディオラナム、レマノ、モンスニの4つのTEEのほかに、1958年~1959年にはトリノ-トリエステ間の特急587/590列車にも使用されたんですよ。ウィキペディアの記述は正確性を欠いていますので、全てが正しいと鵜呑みにしないで下さい。 TEEに関しては3両編成で運転されたことはありません。2両もしくは2ユニット連結の4両編成のみです。4両になるのは夏ダイヤのみで、冬ダイヤ時季には2両が基本でした。 その付随車は、Ln60型(後のLn602型)という物です。外見はALn442と全く同じスタイルです。イラストを貼っておきましたが、この真ん中がその付随車ですね。上下の先頭車に挟まれて3両編成になります。車内は座席と両端部にトイレがあるだけのシンプルな構造です。試験的に国内特急列車に使用されましたがTEEには使用されていません。引退後は、茶色に塗り替えられ、電車の1等付随車として使用されました。 それから、電車との併結運転は実際にありました。リギュール号とメディオラナム号だけでしたが、イタリア国内に限って、電車特急列車リアルト号などと併結運転されました。この電車は、ALe601、ETR240、ETR250、ALe660などです。いずれも夏ダイヤ時だけで、冬ダイヤには実施されていません。1969年頃まで実施されたようです。 イタリア国内の交流電化区間はトリノ付近に三相3600V16_2/3Hzがありましたが、老朽化して3000V _DCや非電化に変更になっていますね。この区間を走る電車はALe840型などで、パンタググラフ4基備えていましたね。中々良い電車です。 最近のETR470やETR480も交流区間を走れますがこれはスイスなどの外国に乗り入れる為の物です。
お礼
おお、素晴しい。さすがはFrozen様。何でもご存知なんですね。というかそういう資料が 一体どこにあるのか、知りたいですね。WEBでの検索にも限界がありますし、ウィキペディアも 信憑性が乏しいとなると、やはりここでFrozen様に回答していただくしかありませんね。 しかし気動車と電車の併結運転は制御装置やブレーキに問題が出そうですね。 今ならコンピュータで制御できますし読み替えも簡単ですが40年以上昔の話ですからね。 気動車とETR250の重連、見たかったです。 今後ともよろしくお願いします。あ、交流電化の話は面白く無さそうなので止めました(笑)。 次はまた電車か気動車、それとも機関車の質問を考えます。 回答ありがとうございました。