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タコの足は、切っても動く
韓国の旅番組で、生のタコを食べる報道がありました。 胴体や足をぶつ切りにしても、足だけ動いていて、外国人が気味悪がりながらも、興味深く食べるという内容です。 タコの脳から、足に、動かすように指令がないのに、なぜ動いているのでしょうか
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神経は【中枢神経=脳&脊髄】と【末梢神経=体性神経&自律神経】に分類されます。 脊椎動物である哺乳類・鳥類・爬虫類・両生類・魚類は高度に発達した【中枢神経】と 【末梢神経】の複雑なネットワークで、生存上必要な指令を各組織に送ります。 一方、無脊椎動物のタコなどは【中枢神経】の代わりに処理能力の劣る【頭部神経節】 と【末梢神経】が連携します。 わかりやすく言えば、【末梢神経】により多く依存しているわけです。 そのため、体のあちこちに散在している簡素なネットワークで、‘局所の反射的調節‘が 行われます。~これが、ピクピクの正体ですね。 ちなみに・・ タコの足は「自立神経」ではなく「体性神経」が作用しています。 「体性神経」は、感覚神経と運動神経ですので、切断直後は下手に触ると思いっきり吸 盤責めにあったりします♪ しばらくたって、動かなくなったなと思っても指先でつつくと、突然ピクン!と動いたり します。。。怖いですよ♪。。。(^^ゞ これをやめさせるのは、その簡素なネットワークすら機能しないように、小さく切り刻 めば良いですね。 ついでながら・・ ニワトリの首を切断しても、脳幹の一部と脊髄があれば【中枢神経】が正常に作用する こともありますね。 18ヶ月も生き続けた『首なし鶏マイク』の例です。↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%96%E3%81%AA%E3%81%97%E9%B6%8F%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF
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- dream_shifter
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タコは外敵から身を守るために、必要に応じて自らの脚を切断して逃げます。 残された脚が動くことによって、外敵はそれを標的として認識し食べることになります。 動くことによって外敵の認識を本体から逸らすことが有効に働くため、 そのような進化が選択されて来たのでしょう。 また、トカゲの尻尾も同様な効果から進化による選択が行われたと思われます。
- fujic-1990
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魚の活け作りでも、動きますよ。 「残酷だ!」との非難も受けていて、豪州では禁止だったと思います。他にも禁止している国があるかも。 動くのは、筋肉のおかげです。 筋肉と、筋肉の中に神経が残っていれば(ふつうはぶつ切りなので、神経も残る)、何かの刺激(例えば何かで触れたり塩などを撒いたり)があると動くようですね。 高等生物は概して脳から刺激がきますが、下等生物になると、自律的に動く部分が多くなってくるようです。 確認できませんが、鳥は、足の裏に細い木などを当てると、反射的に握るそうです。 脳が眠っても鳥が枝から落ちないのは、それが脳と関係ないからだそうで・・・ 。
- t0z2
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トカゲのしっぽは切れてもしばらく動きますよね。 あれと同じではないでしょうか 脳からの指令がないから動かない、ではなくて、指令がないから無秩序に動く、と考えれば良いのでは?