二倍体の酵母の胞子形成の割合
酵母は一倍体でも二倍体でも増殖できる。二倍体細胞は条件が悪くなった場合にのみ、減数分裂を行って4個の一倍体の胞子を形成する。
その際、二倍体において相同染色体に保持されていた対立遺伝子は4個の胞子に2:2の比率で分配される。
酵母のアデニン合成経路では12もの酵素が関連しているがどれか一つでも欠損しているとアデニン要求株となる。
通常の酵母は寒天状で白いコロニーを作るが、このアデニン合成経路のE6,もしくはE7の酵素がいずれかがかけた変異株では
アデニン10μg/mlの培地では白ではなく赤いコロニーを示す。
しかし、この変異株でもアデニンを100μg/mlの培地に移せば白いコロニーを示すことが分かっている。
以上のことから、次の実験をした。
アデニン10μg/mlの培地で酵母の一倍体に紫外線照射をして、1000個のうち、1この割合で赤いコロニーを形成するものが出現した。これはE6,もしくはE7を欠損する突然変異株であった。
次にE7を欠く変異株一倍体細胞とE6を欠く変異株一倍体細胞を接合させたら2倍体のこの細胞は白いコロニーを作った。
このことから赤いコロニーを作る形質は白いコロニーを作る形質に対して劣性であることがわかる。
では、E6を欠く株とE7を欠く株とを接合させてできる2倍体ができたとすると、この細胞が形成する胞子は何パーセントが白いコロニーを示すか?
E6とE7の遺伝子がまったく連鎖していない場合を考えて答えよ。
とありました。
解答では0.25つまり、1/4になっていましたがどうしてそうなるのかがわかりません。
ご指導お願い申し上げます。
お礼
ご回答ありがとうございました。 とても助かりました!