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物の腐敗

菌類が有機物を無機物にすると習いました。 そこで疑問なのですが、物が腐敗(腐る)ときもやはり菌類などのこの効果が働くのですか? また、暖かいと菌の活動が強く、寒いと弱い、これは本当なのでしょうか?教えて下さい

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noname#29428
noname#29428
回答No.3

中学生でしょうか。生態系の分解者で教わったのでしょうね。 菌類などの分解者は有機物を最終的に無機物に分解します。しかし,一種の菌が一気に分解するわけではありません。例えばあなたがおにぎりを落としたとします。その分解過程の1つの例を以下に書きます。 麹カビがデンプンをブドウ糖に分解します。 酵母菌がブドウ糖をアルコールに分解します。 酢酸菌がアルコールを酢酸に分解します。 メタン生成菌が酢酸をメタンにし,メタン菌がさらにそれを分解します。 このようにして,最終的には二酸化炭素と水に分解されます。 これらの働きを,腐敗または発酵と言います。有害な有機物に分解される場合は腐敗。有益な有機物に分解される場合は発酵と言います。腐敗菌と言った名は菌類にしてみると迷惑なことだと思います。ヒトが勝手に区別しているだけですから… 寒いと,これらの働きは遅くなります。冷蔵庫に入れておくと腐るのが遅れますよね。 尾瀬や北海道の湿原は枯れた植物が寒くてなかなか腐敗が進みません。分解者の働きが弱まるのです。そうなりますと,その植物遺体の上に翌年花が咲きます。これが繰り返されますと,年々湿原は高く盛り上がります。これを高層湿原と言います。 もっと寒くなりますと,例えば永久凍土では何万年前のマンモスがそっくり発見されますよね。長くなりすぎましたのでこの辺で…

Takasuke
質問者

お礼

詳しい返答ありがとうございます。 確かに寒いところでは何万年も前のマンモスが発見されますね 返答ありがとうございました

その他の回答 (2)

  • myeyesonly
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回答No.2

こんにちは。 仰ってる事は正しいです。 ただ、有機物を誤解してる人がいるのでそれだけ気をつけましょう。 二酸化炭素は無機物として扱われます。 炭素が入ってればみんな有機物ではありません。 それだけ気をつけましょう。 No1 さんが仰ってるのはパスツールの首長フラスコの実験でしょうか? パスツールという人が、腐敗は空中の埃などに付いている細菌が落下して起こる事を証明した実験です。(参考URL)

参考URL:
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/ehon/rironsha/htmls/01life_p07.html
Takasuke
質問者

お礼

参考URL,ありがとうございます。見てみたいと思います。

回答No.1

そうだと思います。 入試にまで出てきたんですが(笑) 熱帯多雨林がたくさんあるような場所では、やはり地中の温度も高く、分解者が分解する速度が大きいです。それに比べ、ツンドラなどのところでは、生きているのが少ないのか、速度が小さいです。菌類といっても生物。人間だって、寒いとこよかは、多少暖かいところの方が働きやすいですよね。 腐敗と菌類の関係については、有名な実験があったのですが、いまいちよくわかりませんでした。他の方の回答を私も楽しみにしています。

Takasuke
質問者

お礼

入試にまで出て来るそうで。頑張って理解したいともいます。 ありがとうございました