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極限値教えてください。
(1)lim_(x→0)(1-cosx)/tan^(2)x (2)lim_(x→0){(1+x)^(a)-1}/x(a:定数) (3)lim_(x→0){log_(2)(1+x)}/x 解説と答えをお願いします。
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- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
それを訊くかなあ… 自分では考えないんですか? 合成関数の微分法を使って、 (d/du)exp(a log u) = exp(a log u) a/u です。 対数の底を変換すれば、 (d/du)(log_2 u) = (d/du)(log u)/(log 2) = (1/u)/(log 2) です。 u = 1 を代入しましょう。 (d/du)(log u) = 1/u が解らなければ、 w = log u のとき u = exp w より du/dw = u であることを思い出しましょう。 逆関数の微分法より、dw/du = 1/(du/dw) = 1/u となります。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
(2) lim[x→0] { (1+x)^a - 1 } / x = lim[x→0] { (1+x)^a - (1+0)^a } / (x - 0) (3) lim[x→0] { log_2 (1+x) } / x = lim[x→0] { log_2 (1+x) - log_2 (1+0) } / (x - 0) このパターンにロピタルの定理を使うのは、循環論法の匂いが濃厚です。 素直に (d/du)(u^a)[u=1], (d/du)(log_2 u) u)[u=1] を計算しましょう。 これらの導関数を既知とできないのであれば、 u^a = e^(a log u), log_2 u = (log u) / (log 2) を使って、 (d/du)e^u = e^u へ帰着するとよいと思います。
- sub_6
- ベストアンサー率60% (14/23)
1問目 tan^2 x = sin^2 x / cos^2 x = (1 - cos^2 x)/cos^2 x = {(1 - cosx)(1 + cosx)}/cos^2 x なので、 (1 - cosx)/tan^2 x = {(1 - cosx) cos^2 x}/{(1 - cosx)(1 + cosx)} = cos^2 x / (1 + cos x) である。ゆえに、 lim[x→0] (1 - cosx)/tan^2 x = lim[x→0] cos^2 x / (1 + cos x) = 1/2 2問目 L'hopital の定理より、 lim[x→0] { (1 + x)^(a) - 1 }/x = lim[x→0] { a(1 + x)^(a - 1) }/1 = a L'hopitalの定理を使わない場合、詳しく見ると x > 0 とすると、平均値の定理より、x > y > 0 が存在して、 { { (1 + x)^(a) - 1 } - { (1 + 0)^(a) - 1 } } / x - 0 = a(1+y)^(a-1) ゆえに、 lim[x→+0] { { (1 + x)^(a) - 1} - { (1 + 0)^(a) - 1} } / (x - 0) = lim[y→+0] a {(1 + y)^(a - 1)} = a いま、{ (1 + 0)^(a) - 1} = 0 なので、結局、lim[x→+0] {(1 + x)^(a) - 1} / x = a である。 lim[x→-0]{ (1 + x)^(a) - 1} / x = a も同様にできて、 結局、lim[x→0] { (1 + x)^(a) - 1} / x = a である 3問目 log_2 (1 + x) = log (1 + x) (log_2 e) = log(1 + x) (1 / log2) L'hopitalの定理よりもしくは2問目でやったような平均値の定理を用いた議論により、 lim[x→0] log_2 (1 + x) / x = lim[x→0] { log(1 + x) (1 / log2) } / x = lim[x→0] { (1 /l og2) { 1 / (1 + x) } } / 1 = (1 /l og2) 記法: tan^2 x = tanx ・ tanx sin^2 x = sinx ・ sinx cos^2 x = cosx ・ cosx log_a x 底 a での x の対数 logx x の自然対数(底が ネイピア数 e)
補足
ありがとうございます。 とてもよくわかりました。 (2)ロピタルの定理を使わないと難しいですね。 x > 0 とすると、平均値の定理より、x > y > 0 が存在して、 { { (1 + x)^(a) - 1 } - { (1 + 0)^(a) - 1 } } / x - 0 のところがよくわからないので教えてもらえませんか? (3)も下のように式ができるのがなぜなのかわからないので教えてもらえませんか? log_2 (1 + x) = log (1 + x) (log_2 e) = log(1 + x) (1 / log2)
補足
ありがとうございます。 u^a = e^(a log u), log_2 u = (log u) / (log 2) を使って、 (d/du)e^u = e^u へ帰着するのはどうしたらいいのですか? あまり、意味がわからないので教えてもらえませんか?「