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排気バルブについて

現在KIPSを含め整備していますが、一万キロ毎に交換した方が良いとも聞きます 昔はピストンリードバルブとかロータリーバルブとかあったと思いますが、整備する前に買い換えていました 以前のバルブと何が違うのでしょうか? それと頻繁に交換するぐらいなら、仮にKIPSを取り外しても問題はないのでしょうか (馬力が違ってくるのかな) 、

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  • sailor
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回答No.5

KIPSは排気ポート部に位置し排気ポートの形状を変化させることにより排気タイミングを変化させる物です。 取り外してしまう(駆動用のアクチュエーターのみ)の場合は低速時又は高速時のバルブ位置に固定されてしまうため、エンジンの特性がそのどちらかの状態に固定されてしまいます。また、バルブ自体を取り外してしまうと、排気ポート直後にバルブが入っていた空洞ができてしまうため、排気タイミングが高速側に固定されてしまうだけではなく、この部分で排気が乱流となり、多分大幅な出力低下又は出力特性が不連続になるなどの弊害が出るでしょう。 リードバルブやロータリーバルブは共に吸気系統のバルブでピストンと吸気ポートの位置で決定されてしまう2ストロークの吸気タイミングをできるだけ広い範囲で有効に利用するために取り付けられた装置です。リードバルブはキャブレターポート直前に取り付けられた一種の逆止弁(一定方向にだけ開く弁)でポートのタイミングを広く取った場合、キャブレターがわにクランクケース内の混合気が吹き返してしまうのを防ぐ働きをします。ロータリーバルブも働きは同様ですが、リードバルブが混合気の流れによる受動的な動作であるのに対し、ロータリーバルブではクランクケースに設けられた一部に切欠きのある円盤状のバルブをクランクシャフトと同時に回転しさせると言う能動的な機構であることが異なります。このディスク上のバルブでクランクケースにあるキャブレター取り付け部のポートの開閉を行います。どちらもバイクの2ストロークエンジンでは掃気のためにクランクケースないで混合気の与圧を行いますが、この与圧を効率よく行うための装置です。 最も基本的な2ストロークエンジンでは吸気・排気ともにシリンダーに開けられた各ポートをピストンがその移動で開閉する機構のピストンバルブ方式ですが、この方式では広い範囲で効率よく出力を得ることができません。そこで、吸気又は排気に色々な補助機構を設けてできるだけ広い範囲で有効な出力を得るようにしているのです。 ちなみにカワサキの場合、吸気側はリードバルブ方式です。

koketa
質問者

お礼

先ずは皆さん有難う御座いました 今から思うと下らない質問に、多くの回答を寄せて頂きました sailorさんの吸気側の逆止弁の説明は分かりやすいです 排気バルブは4stの可変バルブの様な物なんでしょうね 昔の20PS位の2stでも林道へ行くと結構力が有るなーと感心していたのが懐かしいです 他の皆さんもKIPS等含めて良く知っているなーと感心したしだいです 現在バイク屋さんに任せて整備中です

その他の回答 (4)

  • tak2003
  • ベストアンサー率32% (174/540)
回答No.4

KIPSってホンダのRCバルブみたいな物かな? コンピューター制御になってて、アクセル開度やギアポジションから理想的な排気量を計算して可変してくれるバルブのことですね。 昔はついてませんでした。昔のバイクに乗ったら分かると思うんですが、下がスカスカで3000RPM以下では使い物にならなかったようです。 それを下でも中でも力が出るように排気ポートのバルブが可変するようになったわけです。 パワーバンドくらいに上がるとバルブ全開なので要りませんが、何時もパワーバンドに入れて走る事の方が少ないと思うので必要です。 掃除は1万キロに一回くらい見たほうが良いでしょう。 カーボンが付いて動きが重くなっています。 しかし、その後の組み上げと調整が面倒なのでプロに任せた方が良いと思います。

  • jerry
  • ベストアンサー率11% (20/178)
回答No.3

KIPSは一般人が一般道でスムーズにパワーを出せるようにメーカーが考えたものです、サーキットで走るレーサーにはついていません。低速、高速のどちらかに的をしぼってはしるからです

  • Boader
  • ベストアンサー率19% (9/47)
回答No.2

>ピストンリードバルブとかロータリーバルブとかあったと思います コレは吸気側の方式の違い。 >KIPSを取り外しても問題はないのでしょうか コレは排気側です。問題は大有りです。 2stにとって排気効率は性能を左右する重要な問題なんです。KIPSを取り外した状態と全開状態は違うものですし、外した穴を塞ぐ苦労を考えたら付けておいた方がいいよ。 俺自身そこまでチャレンジャーじゃないけど、良い事は全く無い!と言い切れます。

noname#6737
noname#6737
回答No.1

ピストンリードバルブ、ロータリーバルブはエンジン形式ですね。 2サイクルエンジンの構造をあらわしています。 KIPSは排気バルブというより、排気デバイスと言うべきでしょう。 カワサキ製2サイクルエンジンの排気ポートに取り付けられ、排気タイミングを変化させる事で、低回転から高回転まで均一にパワーを出す事を狙った物です。 外したら低回転型固定で最大出力が落ちるか、高回転型固定でピーキーになるかどちらかです。 > 一万キロ毎に交換した方が良いとも聞きます 初耳ですね。

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