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音読から黙読へ
どこかで昔の日本では音読が当たり前だったが、明治五年に日本最初の官立図書館が、湯島聖堂内に開設されたのをきっかけに、音読の文化は衰退していった、ということを聞いたのですが、当時のことが詳しく語られている書籍はないでしょうか?
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総合解説 http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=107043 書籍 http://pub.maruzen.co.jp/videosoft/shop/1122430.html http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/files/ReadingPublic.html http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/files/ModernReaders.html 解説 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1999news/04/406/0406.html 「明治五年に湯島聖堂内に開設された書籍館では、雑談と音読が禁止された。開設当初からの「書籍館書冊借覧人規則」には「館内ニ於テ高声雑談不相成者無論看書中発声誦読スルヲ禁ズ」とある。そして、その後に開館したすべての図書館に音読禁止の規則は受けつがれていった。しかし、音読に馴染んだ学生が黙読することは難しかったようで、音読の違反に対して、徹底した取締りを行う図書館もあった。実際、音読規制があるということは、逆に音読の文化がいかに大きかったかを示していると言えよう。図書館という黙読の空間は当時の人々には、珍奇な空間であった。明治ニ四年(一八九一)の『女学雑誌』ニ五ニ号の清水豊子の記述によれば「静としてさながら人なき境の如し」と書かれている。明治三六年の旅行雑誌『旅』に掲載された「新趣向の東京見物」という記事によれば、国への土産話として、都会の図書館にあつまる数百の人々の「無言の業」が紹介されている。」 その他 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1999news/04/406/0406.html http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=107043 http://yomodado.blog46.fc2.com/blog-entry-335.html