ANo.3です。
前回の補足の
現在交流波をスイッチを通し、その後LPFで直流に変調させる回路を考えています。
は私は理解できていませんので、まずはそこから。
これはバースト波を作っているの?
交流波というのはどのような信号?(2値、サイン波、信号帯域、平均直流電圧)
バーストだとすると、交流波と同期している?
LPFで直流に変調・・・これは意味不明・・・何をしている?
何のための回路?
もし、一定周波数のクロックのような信号を一定周期のバースト波にしていて、
さらにその振幅が重要な回路、ということだとすると、ジッタは大して意味を
持ちません。
信号のタイミングが重要なシステムなら当然ジッタは大問題です。
中間として、信号がデジタルのデータストリームのような信号だと、回路によっては
ISIが振幅にも影響します。特にLPFが入っていると問題です。
VCOがSpice上で実現できれば、そのVCOで矩形波を発生させ、VCOの
制御入力に何か適当な信号を与えます。多くの場合サイン波でOKです。
その周波数は矩形波の周波数よりずっと低い周波数にするのが普通です。
ここで重要なことは、ほしいジッタの形どおりの信号源を用意したら
微分してからVCOに与えることです。そのまま与えるとFM変調になって
ジッタの本質であるPM変調にはならないからです。
こうしてできることは、矩形波のトランジェント時刻を変化させることです。
これがジッタに他なりません。いわゆる Periodic Jitter というものです。
もし「交流波」の方にジッタを与えたいのならVCOで「交流波」を作ってください。
もし、デジタル通信のようなエラーレートが問題になる場合はサイン波状の
ジッタではなくランダムジッタを併用すると良いでしょう。
ランダム信号は、ノイズを出せるSpiceならそれを使いますが、PRBSを使ったり
任意波形発生機能で作ることもできます。
ジッタを与えた結果の評価まで考えて行わなくてはなりません。これはこれで
結構大変です。Spiceでeyeパターンが出せると良いのですが、出せないと
外部でソフトを組むなどしないと評価が難しいです。
補足
大変参考になるアドバイスをいただきましてありがとうございます。 現在VCOについて勉強しています。 しかしVCOを利用することによってどのようにジッタが印加されるのか理解できずにいます。 VCOの入力電圧を調整することによって周波数を制御できるのはわかりました。 ベースとなるクロックをVCOを通して出力させるというイメージでいいのでしょうか…