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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:現在のドル安、ユーロ安について)

現在のドル安、ユーロ安について

このQ&Aのポイント
  • 現在のマスコミ報道では、急激な円高により日本企業の収益が競争力を失っていると言われていますが、実際にはドル安やユーロ安という表現が正しいです。
  • 為替相場はゼロサムゲームであり、どこかの貨幣価値が下がると他の貨幣価値が上がります。現在は日本円の価値が相対的に高くなっており、製造業にとって不利な状況ですが、過去の円安時に多くの日本企業が利益を上げていたこともあります。
  • 日本が通貨安で輸出を有利にしようとする考え方には批判的な声もありますが、通貨安は輸出を後押しする効果があります。しかし、なぜ日本は通貨の変動にパニックになる経済構造を維持しているのかは疑問です。

質問者が選んだベストアンサー

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  • covanonki
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回答No.4

私は・・・ドル安でも、ユーロ安でもないと思います。 かといって、円高なのかといわれると、それもなんだか違う気がします。 というのも、everblue31さんが設問文中に記されている通り、今の円高は、リーマンショック 以前の異常な円安が原因であり、何か、ドルが一方的に安いとか、円が一方的に高いとか、 ユーロが突如安くなり始めた、とかそういう問題ではない気がするからです。 円高の秘密 その4~二つのコップ~ http://blog.goo.ne.jp/nonkinonki_001/e/0b161a3121944200421b80d089d28ab7 ↑私が何か月か前に書いたブログの記事です。 ただし、今の異常なまでの円高は、防ぐことのできた円高である、と私はそう思います。 というのも、第一次ギリシャショックの折、円相場がドルに対して1ドル90円を割る水準に まで円高が進行しても、当時の菅内閣は一切手を打とうとせず、「注視して見守る」ことし かしなかったから。 個人的には、90円を割りこんだあたりで、為替介入でも行っておけば、少なくとも今ほど異 常な円高にはなっていなかったと思うのです。 >為替というものは結局ゼロサムゲーム とおっしゃいますが、少なくともリーマン以前の為替はそんなに単純なゼロサムゲームでは ありませんでした。 理由は、当時の円高はヨーロッパの投資家が日本から大量にお金を借りてドルに換える、と いう手法で行われていた為替変動だったから。そしてそのお金をサブプライムローンなどの リスクのある商品に対して投資を行い、借りた金額以上の利益を、しかも半端ない規模の利 益を上げていたから。(最終的に6京円もの規模に達します) ゼロサムゲームって、利益と損失を足してゼロになることが前提ですが、少なくとも当時の 為替相場はそんな単純なものではなかった。 >円高だ円高だといって人工的に円安に誘導して輸出を有利にしようとする発想がなんだか わがままな気がする 別にマスコミが騒いだところで円安になるような単純なものでもないと思うのですが^^; 人工的に円安に誘導する、っていうのは、たとえば中国が人民元を印刷してドル買いにあ て、ドルに対してほぼ人民元の価値を固定していたり(韓国も同じようなことをしてます ね)するようなことをいうんです。 当時の日本は、「円安」で儲けていたわけではなく、円キャリートレードが原因で景気の良 かったアメリカの消費に支えられて儲けていたんです。 >日本は先進国になって大分経つのに、なんでいつまでたっても通貨が上がった、下がって でこんなにパニックにならないといけない経済構造にしたままにしているんでしょうか。 って部分は賛成ですね。というよりも・・・本来の日本は、そんなことでここまでがたがた 騒ぐような経済構造ではなかったはずです。それもこれも、アメリカ型資本主義制度へとバ ブル期から橋本内閣・小泉内閣にかけてスライドさせすぎたせいです。 終身雇用制・年功序列をすたれさせ、男女雇用機会均等法を導入し、大規模小売店舗法を廃 止し、金融システム改革法を導入し、郵政を民営化させた。 どれもこれも、制度が悪いからって逆戻りさせるわけにはいかない制度ばかりです。 終身雇用や年功序列は今こそ復活させるべきだと思うのですが。

everblue31
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 いくつかの回答を頂いたのですが私の質問に答えて頂けたのはCovanokiだけなのでお礼申し上げます。  正直なところ質問の回答になってない回答ばかりであること、それらの中にも視点がずれているもの(政府への批判など)で本人的にはあまりクリアになりませんでした。  どの国も自国通貨を安く誘導することによるメリットを(先進国も後進国)得ることができ、それが自然に安くなったものなのか、意図的に安くされたものなのかで、批判される批判されないが決まり、その誘導方法が直接的介入のように明らかな場合しかないのであれば言い逃れはできないものの、間接的に誘導している場合も多く、なんだかなーという感じでしょうか。

その他の回答 (6)

回答No.7

円高で最も潤うのは資本家ですねー しかし踏み倒されたら被害甚大。 トヨタの輸出が維持されているのは 損害を下請けに押し付けているからです。 多くの倒産と自殺者の増大が指標です・・ 輸出力の喪失と投資の大損害が明日の日本国。 その時は海外預金も凍結されるだろう。 円高やデフレは前段階に過ぎない・・・

回答No.6

> 日本は先進国になって大分経つのに、なんでいつまでたっても通貨が上がった、下がってでこんなにパニックにならないといけない経済構造にしたままにしているんでしょうか。自国の貨幣価値が上がって製造業が駄目になった国は過去にもあったのに、日本は技術立国だから特別扱いなんでしょうか? 製造業が経団連の中心企業だからです。今の円高に声高に文句をいっているのが誰かを企業個々に把握するのと分かりやすい気がします。 ただ、それらの企業は、日本国内に製造拠点を残している企業でもあります。日本人が製造業に従事し、これまで同様の高給取りでいたい場合、彼らに加担する必要があります。 通貨の上下変動は、一種の先進国間の形を変えた戦争でもありますから、国内問題だけではないです。ただ、この戦争に応対する日本側の人材があまりに戦いに慣れていないので、負け続けている形「でした」。 今は、欧米がかつて仕掛けた金融の仕掛けが破綻し、自滅した状況で、その間、その利益を取りにいけなかった日本だけが先進国では、ほぼ無傷でいたという状況です。その結果の円高です。(私自身は15円くらい円高に振れていると思いっています) 一人勝ち、というよりも、一人だけ地雷原に突っ込む機会を逸して、けがをしなかったという感じ。でも優位を確保したのは間違いない。 金融の話ではなく、産業の話として、今の状況を利用して、次の20年間の産業を興すチャンスのはずなんですけどね。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.5

マスコミ報道はデタラメです。マスコミは日本人が世界一の馬鹿だと知っていて騙しにかかってます。実際、日本人は余りにも馬鹿すぎる。1985年のプラザ合意で円高の進行が確実になるとマスコミと財界は大騒ぎを繰り広げた。このままでは日本経済は壊滅すると。日銀は公定歩合を最低水準に引き下げ金融緩和をしました。ところが、それがバブル経済を引き起こしてしまった。マスコミも経団連も嘘を平気でつく人間の屑です。今はプラザ合意の頃の3倍にも円高になっています。出て行きたかったらさっさとでていけといいたい。馬鹿じゃないの!? トヨタ企業サイト 生産・販売・輸出実績 自動車輸出台数 http://www.toyota.co.jp/jpn/company/about_toyota/monthly_data/j006_11.html 円高なんぞ何にも関係が無い。実際は震災の影響で4月5月が一時的に落ち込んだだけです。 くだらない。日本人は余りにも馬鹿すぎる。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.3

現在、世界の通貨で上がっているのはほぼ「円」だけです。ドル安、ユーロ安だけではありません。 ドル円のチャートを見ますと2007年の途中(120円/ドル)から単調に円高です。それより以前は2004-5年に105円まで行ってから再び120円に戻るという動きはありましたが、それにしても最近は75円/ドルまで下がっていてこの変化は確かに異常です。サイン波みたいに戻る保証があれば結構なのですが、元の水準に戻る気配はなさそうなのが今回の問題です。75円/ドルまで行くかもなどという経済専門家もいます。先をどう読むか? 評論家ならば何でも言えるわけですが、あなた自身が企業経営者になってみれば分かります。為替変動は企業経営者にとってみれば自分で制御出来ない「外力」です。その都度の為替変動の影響に急いで対応せねばならないということが経営者に取っては大いに負担なのです。 日本からの輸出が儲からないとなれば海外へ工場も海外に移さなければなりません。円高メリットを生かして海外のメーカの買収をしたりせねばなりません。でもこういう作業は時間がかかります。海外の人たちとのコミュニケーションみたいな問題も克服して行かねばなりません。日本国内の産業空洞化を経営者としてどう考えるか? 短期的には:仮にあなたがある会社である製品の担当責任者だったとします。いきなり為替が20%変わったとしますと、海外での売り上げは円換算でいきなり20%ダウンします。そうすると今まで仮に20%の高利益率だった製品(例えば車)も利益ゼロになるわけです。20%以下の利益率だったものは赤字製品になります。社長さんはあなたに聞いて来ます。どうするつもりかと。急いで原価を2割下げて対応しますとあなたは回答出来ますか? 社長さんはあなたに聞いて来ます。どうやって原価を下げるかと。 徐々に為替が変動するのは何とか対応出来る自信がある人も今のように大きく変動すると大変です。もう一度良います:評論家ならば何でも言えます。大企業も中小企業も今は大変な時期です。

everblue31
質問者

補足

豪ドルも上がっているようですが。 スイス通貨も政府が介入していました。 これに対してはどうのような説明があるのでしょうか。

回答No.2

ここ20年「高度経済成長をもう一度」如くの政策ばかりが中心になって行われて来ました。それ以外の政権はすべて短命政権です。そして「高度経済成長をもう一度」の政策を言う政治家が多くの国民に指示されます。結果、デフレであるのにインフレ抑制政策ばかりが行われ、いつまで経っても日本は前に進めないという事態が続いてきたという流れです。

  • moochi99
  • ベストアンサー率25% (101/403)
回答No.1

1点目 円が高いのか他国通貨が安いのかなのですが、各国は自国産業を守るためにこぞって自国通貨安誘導を行いました。 韓国などはその最たる例で、闇介入によってウォン安を維持してきました。 しかしそれが過ぎてウォンが暴落し、日本に泣きついてきましたよね。 結局その自国通貨安作戦に乗れなかったのが日本です。 何故か。 日銀は自国通貨高を望みます。 当たり前ですね、自国通貨の価値が上がる事が中央銀行の喜びなのですから。 景気がどうの経済がどうのは全く関係なく、自国通貨高を喜びます。 なのでデフレも喜ばしいと日銀は考えます。 なぜならデフレとは通貨価値が上がる事だからです。 と言うわけで、円高、円の独歩高が正しいと思います。 2点目 円安で輸出企業が儲かるかというと、これも日本では難しいのです。 勿論円高よりは良いですが、無資源国は海外からのエネルギ輸入コストなどがかさむので円安だからいくらでも儲かるというものではありません。 一番の問題は景気を回復させようとする気がない事でしょう。 この先増税も行われますので、このまま行けばギリシャの二の舞です。 公務員数の違いはあれど、公務員の超優遇という意味で日本はギリシャ以上だからです。 ただし日本国債が暴落しても世界は困りません。 日本の国債は日本人(国民の預貯金を金融機関が国債に投資している)が買っているからです。 国債が暴落すれば預貯金封鎖が起きて個人の金が国に取られておしまいでしょうね。 今はあのバブルの時と全く逆なのです。 バブルの頃は各国が自国通貨高を望みました。 しかし米国の圧力によって日本は金利を上げる事が出来なかった。 (金利が上がると円が上がるから) その為に景気が過熱してバブルが起き、その後当時の橋本首相が急激にバブルをぶっ壊したので長い不景気時代に入る事になります。 ようするに、外圧に弱いという事なんです。

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