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「じ」と「ぢ」のちがいについて
「はな(鼻)」+「ち(血)」=「はなぢ」 ですよね?では、なんで、 「ち(地)」+「めん(面)」=「ぢめん」 では、ないのでしょうか? 説明できる方、いらっしゃったら、宜しくお願い致します。
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日本語の「あかさたな」の中で「た」行と「だ」行の発音は変則的になっているようです。 本当は「た てぃ とぅ て と」「だ でぃ どぅ で ど」が正しいんですけど、「てぃ(Ti)」は「ち(chi)」に、「とぅ(Tu)」は「つ(Tsu)」に、「でぃ(Di)」は「ぢ(zi)」に、「どぅ(Du)」は「ず(zu)」に変化してしまったそうです。 まあ、それをいったら「や」行なんて「ゐ(yi)」と「ゑ(ye)」音がなくなってるし、「わ」行なんて「i/u/e/o」に対応する音がなくなってしまっています。 このように、日本語の発音単位は減少の一途をたどる傾向にあります。 このため「じ」と「ぢ」の発音は事実上同じとなってしまい、質問のような混乱が生じています。いろいろそれらしい理由をつけて説明されていますが、はっきり言いましてこじつけだと思います。 昔の人はちゃんと「はなでぃ」「でぃめん」(地面という言葉があれば、ですけど)と発音していたそうですよ。 問題は発音単位が減少して全く同じ発音する母字ができてしまったにもかかわらず、それに対するケアができていない点にあるでしょう。 何年後(十何年後?)かには「だ」行には「ぢ」がなくなっているかもしれませんね。今の「や」行の様に・・・。
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- mak0chan
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昔の日本語では、「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の発音はそれそれ違っていたのですが、現代では同じような発音されます。そのため『現代仮名遣い』(昭和61年内閣告示)では、サ行に濁点を本則としましたが、一部例外として次のような2例は、タ行に濁点としました。 (1) 同音の連呼によって生じた「ぢ」「づ」。 【例】つづみ(鼓)、つづく(続) (2) 2語の連合によって生じた「ぢ」「づ」。 【例】そえぢ(添え乳)、いれぢえ(入れ知恵) ご質問の「鼻血」は、(2)に該当するので「ぢ」ですが、「地面」は、どちらにも該当しないので本則どおり「じ」となります。 詳しくは参考URLをどうぞ。文化庁のHPなので信頼できると思います。
- Rikos
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参考URLに、詳しく載っています。 http://homepage2.nifty.com/osiete/s446.htm
- Hageoyadi
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