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ユダヤ人強制収容所 体験記
強制収容所体験記 夜と霧を読みました。このようなユダヤ人強制収容所の体験記の本が ありましたら教えてください。
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たくさんありますね。 今朝の朝日新聞の広告欄にも、生き延びた少年の手記、という触れ込みのものがありました。 以下は、少し前に当たったものの一部です。以前似た質問もありました。 『私はガス室の「特殊任務」をしていた』シュロモ・ヴェネツィア2008河出書房新社刊 『救出への道』ミーテク・ペンパー著2007年(原本2005)大月書店刊 『ユダヤ人虐殺の証人ヤン・カルスキ』エネル2011河出書房新社刊 『ホロコーストを知らなかったという嘘』バヨール+ポール2011現代書館刊 『救出への道』のミーテク・ペンパーは、とても記憶のいい人です。正確なことは、シンドラーのリストと対照すると判ります。ニュルンベルク裁判でも証言しているようです。スピルバーグの映画『シンドラーのリスト』の原話で、ペンパーがいなければシンドラーもいなかったろう人物です。 ヤン・カルスキは、ランズマンの映画『ショアー』に証言者として登場します。ポーランド亡命政府の外交官を勤めたという人物が語っています。第一部は映画『ショアー』での語りを再現しています。 『ホロコーストを知らなかったという嘘』は、ナチス登場以前からのドイツを中心とし、ローズベルトやチャーチルを含めて、どの程度の情報が流れ、それをそれぞれの立場がどう処理したのかについても論じている。カルスキもローズベルトに会い状況を報告していますが、直接の反応――ホロコーストにどう対処するかという政策決定――を引き出すことはできなかったという。 映像は、アラン・レネの『夜と霧』が古典的です。 クロード・ランズマンの『ショアー』は、とても長いですが、ガス室に入る直前の「体毛」を切る仕事をした床屋の語りや、絶滅収容所の内側で行われていることを伝えるべく脱出したユダヤ人の語り、上述のヤン・カルスキの語りはとても印象的です。『ガス室の特殊任務』は、ガス死前後の遺体に関わる特殊な任務です。 ミーテク・ペンパーの本を読んでから『シンドラーのリスト』を見ると、デフォルメされていることが判ります。 アラン・レネの『夜と霧』は30分ほどですが、映像は衝撃的です。
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- murskkaoru
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いま、さるブログで見たので追記します。映画です。今どこかで上映中のようです。 次のタイトルで検索してみてください。 『サラの鍵』
お礼
ありがとうございます。とても参考になりました..
- murskkaoru
- ベストアンサー率24% (6/25)
もう少しハンディなものを。 朝日選書479 『アウシュヴィッツの地獄に生きて』1993初版 は、収容過程・収容所がリアル。ソ連侵攻に追われる過程も具体的。 中公新書1943 『ホロコースト』2008刊 は、トータルに捉えようとする概説書として便利。参考文献もあり。
お礼
ありがとうございます。とても参考になりました。
お礼
ありがとうございます、ご丁寧に書いていただきとても参考になりました。