『八日目の蝉』というドラマについて
去年だったと思うのですが、NHKで『八日目の蝉』というドラマがありました。
読んだことはないのですが、元は小説というのは一応知っています。
たまたま1回目の放送を見て、続きが気になったので途中1回抜けましたがほぼ全部見ました。
でも結局よくわからなかったのですが、あのドラマで最も訴えたかった内容というか、結局何が言いたいドラマだったのでしょうか…?
単純に、妻子ある人と不倫→最初は奥さんと別れて一緒になってくれるって言っていたのに→いざ妊娠がわかると(奥さんの方も妊娠して)結局捨てられ→自分は子供が産めない体に→子供が生まれて幸せそうにしている不倫相手とその家族が許せない(?)→赤ちゃんを誘拐→逃亡しながら自分の子供として育てる
…という内容だけ見ると、男にも問題あるだろうけど不倫してた自分が悪いんだし、赤ちゃんを誘拐って犯罪だし、正当化できる内容ではないと思います(正当化するつもりのドラマではないんだろうと思うのですが、なんというか、主人公を綺麗に描きすぎてるというような印象が…)。
ドラマは最後まで見たのですが、結局そこの部分が気になってしまって、何が言いたいドラマなのかよくわからずじまいでした。
自分の子供じゃなくても(不倫相手の奥さんの子供でも)、自分の子供として母性をもって育てて…でもだから???という感じなのですが、私の見方(理解)はそもそも違ってるでしょうか。
不倫や誘拐の是非に関しての質問ではなく、あのドラマは結局何を伝えたい内容(ストーリー)だったのでしょうか。
特にそういうものがあるわけでなく、ただ単にそういうストーリーなだけ、なのでしょうか。
今ひとつ理解の足りない私に、どなたか教えてください。