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「誘拐」を描いた傑作を教えて下さい!
「誘拐」をテーマにした、傑作教えて下さい。 『ゲームの名は誘拐』東野圭吾、『リミット』野沢尚、『レディジョーカー』高村薫などありますね。もっともっと教えて下さい。特に、隠れた名作などありましたら、是非!
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私の誘拐ミステリのベストはやはり「大誘拐」です。 「99%の誘拐」も楽しめました。 まだ出ていないものをあげてみたいと思います。 ただし、傑作かどうかは保証できません… 謎は魅力的なんだけど…というのもあるかと思います。 エド・マクベイン「キングの身代金」 黒沢映画「天国と地獄」の原作。警察と犯人の息詰まる攻防が描かれています。 歌野晶午「さらわれたい女」 便利屋が美しい女から狂言誘拐を依頼されるのですが… トム・デミジョン「黒いアリス」 財産持ちの白人少女アリスが誘拐され、薬で黒人にされてしまいます。 バカミス? 原寮「私が殺した少女」 誘拐事件に巻き込まれる私立探偵。スリリングな展開で、本格ミステリファンにもおすすめしたいハードボイルド。 法月綸太郎「一の悲劇」 被害者は他の子と間違えられて誘拐され殺されたのか?疑わしい男には鉄壁のアリバイが。 西村京太郎「華麗なる誘拐」 誘拐されたのは日本国民全員?奇抜な方法で身代金を要求する誘拐犯。 トニー・ケンリック「スカイジャック」「リリアンと悪党ども」 どちらもユーモアミステリ+ドタバタ劇。 「スカイジャック」飛行中の旅客機が忽然と消え、ダイアモンドを要求する手紙が届く。 「リリアン~」政府は身代金で資金稼ぎをする過激派を捕まえるためリリアンという少女を金持ちに仕立てて誘拐させようとするが… 都筑道夫「誘拐作戦」 たまたま倒れている女性を見つけ一儲けをたくらむ4人組。泥縄式の誘拐作戦の行方は? 貫井徳郎「慟哭」 連続幼女誘拐事件。捜査を指揮するキャリアと犯人の視点で書かれている。「泣ける」ミステリとしても話題になった作品。
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- tuyopannda
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乃南アサさんの「鎖」が好きです。 刑事が誘拐というか拉致されてしまうのですが、 探す側と拉致された側の心理が上手に書かれていると思います。 誘拐までの内容も長いのですが、 一応、メインが「誘拐(拉致)」なので紹介させていただきました。
お礼
不勉強で、全然知りませんでした。スゴク、面白そうですね。今流行の『アンフェア』って感じなのでしょうか? これ、絶対に読んでみますね。貴重なご意見、本当にありがとうございました。
- debya1959
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一筆献上 私は海外作家を紹介させて頂きます。 奪回 ディック・フランシス(著)菊池 光(訳) この作家は自身が王室騎手であったので作品には必ず競馬か。競馬場が登場する事で有名ですがその中でも本作は 誘拐を扱った傑作です。 物語は、ヨーロッパ最高の女性騎手が誘拐され、人質は奪還した物のまんまと身代金を奪われた。そして今度はダービー優勝馬の馬主の息子が誘拐されて『誘拐対策企業』のアンドルーは、事件の影に同一犯人の存在を感じるのだった。誘拐対策のプロと誘拐犯のコンゲームをお楽しみ下さい。 ハイダウェイ ディーン・R. クーンツ (著) 松本 剛史 (訳) この作家の話は映像がされている物が多いのですが、日本ではなかなかヒットしません。しかし小説の力量たるや目を見張る物があります。 物語は、雪山を夫婦でドライブ中に不注意から厳寒の川への転落、辛うじて妻は助かったが、夫の溺死。そしてその夫は緊急蘇生プロジェクトの実験台になり生き返ったのだが、名医の蘇生術で事故死から生き返った夫、以来不思議な悪夢に苦しむようになる。自分とは思えない自分が未知の風景の中をゆく夢だ…。 夫婦は幼い一人息子を失って以来夫妻にとって死は身近なものだったが、純真を絵に描いたような少女と出会い養女に迎える。 クライマックスでは奪われた妻と養女を奪還すべく夫は、この世のものならぬ“悪”の隠れ家(ハイダウェイ)での対決に向かう・・・。 ダーク・ハーフ スティーヴン キング (著) 村松 潔 (翻訳) 言わずと知れたミスター・キングです。本作は隠れた名作と胸を張ってご紹介します。誘拐と言うテーマにはちょっと変化球かもしれませんが・・・ 物語は、売れない純文学作家ボーモントは、生活の為に血なまぐさい犯罪小説を書く、ジョージ・スタークなるベストセラー作家の顔を別に持っていた。その秘密を読者にかぎつけられて、早晩、本来の自分の仕事に専念したいと願っていたボーモントはある日、すべてを公表し、ペンネームの葬式をして葬り去ることにする。それがどんな悪夢の幕開けになるかも知らずに…。 その後、都会では残忍な方法での殺人事件が起きていた。ナントその殺人現場にはボーモントの指紋が・・・。犯人は葬り去ったスタークすの小説の主人公・マシーンの仕業なのだが、誰も信じてくれない。 そうです。別のペンネームによる自分自身の誘拐とでも言うべき事件ですね。<強引だったかな?> 是非お読みください。後悔はさせません。 乱筆乱舞
お礼
クーンツという作家を知りませんでした。いろいろ調べたらかなり面白そうですね。ありがとうございます。さっそく読んでみます。
ノンフィクションでよければ、本田靖春 「誘拐」 「誘拐」は、ひとにすすめられて、しぶしぶ読み始めたのでした。 だって、世情を騒然とさせた吉展(よしのぶ)ちゃん誘拐事件。 犯人検挙までの微に入り細に入りの報道で、 事件の顛末はすっかりわかっていましたから。 そのときのワタシと同一条件にするとしたら、 あなたも「吉展ちゃん事件」で検索して、 事件の詳細を知ったうえで「誘拐」を手にしてください。 こんなこといわれて、きっと、あなたは、 「なんでそんなおかしなことをするんだ?」 「犯人がわかってる推理小説を読むみたいじゃないか」 とあきれることでしょう。 しかし、すなおにワタシのいうことに従ったときは、 あらためてもういちど、あきれて、 おそらく、わたしとおなじ言葉をつぶやくことでしょう。 「なんて傑作を書きやがる!」 (もちろん検索なし、ぶっつけ本番で読んでもらっていいんですが)
お礼
連絡が遅れてごめんなさい! なるほど、「事実は小説より奇なり」。スゴク面白うそうですね。読んでみます。教えて頂いてありがとうございます!
ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズの『誘拐』 http://www.amazon.co.jp/%E8%AA%98%E6%8B%90-%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BBB-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%BC/dp/4150756570/ref=sr_1_11/503-0129798-6340751?ie=UTF8&s=books&qid=1175068617&sr=1-11 池波正太郎の鬼平犯科帳の『誘拐』 http://www.amazon.co.jp/%E9%AC%BC%E5%B9%B3%E7%8A%AF%E7%A7%91%E5%B8%B3%E3%80%8824%E3%80%89%E7%89%B9%E5%88%A5%E9%95%B7%E7%AF%87-%E8%AA%98%E6%8B%90-%E6%B1%A0%E6%B3%A2-%E6%AD%A3%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/4167142767/ref=sr_1_3/503-0129798-6340751?ie=UTF8&s=books&qid=1175068617&sr=1-3 イブリン・パイパー『バニー・レークは行方不明』 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%81%AF%E8%A1%8C%E6%96%B9%E4%B8%8D%E6%98%8E-%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%83%AA%E3%83%B3-%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC/dp/4150017271/ref=sr_1_1/503-0129798-6340751?ie=UTF8&s=books&qid=1175068982&sr=1-1
お礼
『バニー・レーク』は全然知りませんでした! ご紹介ありがとうございます。さっそく読ませていただきます。
- asuka-h
- ベストアンサー率21% (15/71)
真保裕一「誘拐の果実」はいかがでしょうか。 最後は泣けました。
- sizco
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高村薫『レディ・ジョーカー』を読まれたのなら、短編『日吉町クラブ』もおすすめします。 http://www.amazon.co.jp/%E8%AA%87%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%8B%E3%81%8D%E6%8E%9F%E2%80%95%E5%86%92%E9%99%BA%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%83%89%E5%82%91%E4%BD%9C%E9%81%B8-%E5%A4%A7%E6%B2%A2-%E5%9C%A8%E6%98%8C/dp/404785008X/ref=sr_1_29/250-8755223-9332268?ie=UTF8&s=books&qid=1175051867&sr=1-29
お礼
むむむ、知らなかった。シブイのをご存知ですね。さっそく読んでみます。ありがとうございました!
- cac31090
- ベストアンサー率12% (8/66)
野沢尚の『リミット』(『LIMIT』だったかな?) も誘拐ものの傑作です。 岡嶋二人の『99%の誘拐』も 天童真の『大誘拐』も もちろん面白いですけどね。
- sanwa4464
- ベストアンサー率50% (1/2)
他の方もお薦めしておりましたが。天藤真の「大誘拐」。 映画にもなりました。『大誘拐~Rainbow kids~』、岡本喜八・監督、北林谷栄、緒形拳、風間トオルなど。 私の知り合いがスタッフに加わっていました。映画化されると聞いた時は、原作が素晴らしい作品なのでとても楽しみました。 今でも、知り合いにお薦めしている作品です。是非、どうぞ。
「誘拐物といったら岡嶋二人」と言われてたほどですので、この作家お薦めです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A1%E5%B6%8B%E4%BA%8C%E4%BA%BA 特に「99%の誘拐」これは傑作ですね。 東野圭吾氏が好きなら楽しく読めるでしょう。 http://www.amazon.co.jp/99%25%E3%81%AE%E8%AA%98%E6%8B%90-%E5%B2%A1%E5%B6%8B-%E4%BA%8C%E4%BA%BA/dp/4062747871
補足
岡嶋二人の中でも、どれがお薦めですか? できましたら、教えて下さい!
- water_hiro
- ベストアンサー率42% (3/7)
お礼
詳しいご回答、ありがとうございました! 特に海外ものも知りたかったので助かります。さっそく読んでみます!