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戦中の日本に民主主義はあったか
1945年3月大審院が「政府や軍部による選挙妨害」を問題視して、無効判決を下しましたが(鹿児島2区選挙無効事件)、当時は天皇制ファシズム国家であり、しかも、戦争の真っ最中でこのような判決を出せたということは、民主的な要素がまだ日本に残っていたということでしょうか?
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この判決は、政府の行為が法律が認める自由で公正な選挙を逸脱しているから無効であるとしたもので、政治に対する法の優位を確認したことは確かであるが、民主主義の勝利と言えるかどうかは疑問である。 政府が法律を改正しておけばこんな問題は起きなかったわけで、この判決をもって民主的要素が残っていたと評価できるとは思えない。もちろん、判事の勇気は高く評価しますが。 戦時中の時代風潮については、ご存じでしょうが清沢洌『暗黒日記』などが参考になりました。
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- hekiyu
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日本は、当時も天皇制ファシズムなどでは ありませんでしたよ。 米国の「愛国者法」を御存知ですか。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E6%84%9B%E5%9B%BD%E8%80%85%E6%B3%95 グアンタナモ刑務所は知っているでしょう。 あそこで何が行われていたかも。 ああいうのがあるから、米国は民主国ではない と言っているようなものです。 北朝鮮と同じように考えていません?
- gooid_send
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日本は政治体制的にはファシズム国家ではありませんでした。 戦争突入の強力な後押しをしたのは、国民でありマスコミです。 戦前の朝日新聞などを見ると、戦争礼賛であり礼賛する国民の声が数多く紹介されています。 まぁ国民がファシズム的政策を国家に要求したという感じでもあるでしょうし、多くの政治家たちはそれに戸惑い躊躇しながらも、国民の声に答えていったという感じのようですね。大多数の国民がヒステリーなリーダーシップを政治に要求し、それに乗らない言論人やメディアを糾弾する、現在と似ていますね。
- under12
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治安維持法などを名目に、反戦派を思想犯として次々に投獄していた時点で、 民主主義なんてどこにも存在しない。中国と大差ないだろうね。