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昭和天皇の「戦争責任」はやっぱりあるのか?
- 太平洋戦争の開戦は天皇の勅命とされていますが、実際には昭和天皇が反対していたという説もあります。また、開戦自体が連合軍の挑発が発端であるとも言われています。
- 昭和天皇は実権を持っておらず、政府や軍部の決定に異を唱える権限はありませんでした。しかし、形式上の命令をしたとすれば、責任を問われるべきではないでしょうか。
- 戦争責任については賛否が分かれるところですが、昭和天皇の責任は否定できないという考えも存在します。
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ANo.10さんの疑問提題を素通りすることは空虚なご質問とご回答にならないでしょうか。 国際法上は私はゲルマンの移動、大航海、アジア進出の欧米諸国に第一次的責任があると存じます。 戦争に引きずり込まれ、国論などに押され、それを押しながらその引きずり込みに入っていった指導者たち、そして新聞やインテリ文化人、更に国民一般はそれぞれの立場で歴史的意味での責任はあります。 非国民とレッテルを貼られる、為せる流れに抗する見識もなかったわけではないが、そのことを後読みの私たちは批判することに限界を感じながら、思考するべきでしょう。 無論、そういう意味では陛下もご責任があったし、皇祖皇宗に申し訳なく思っておられたはずです。 実権とかその行使態様については法理論などが、ご回答にありますね。 それでも陛下が、開戦はまかりならぬ、とご決断をご表明されることは可能であったと存じますが、欧米の世界制覇の世界状況での袋小路の中の、わが国の当時の歴史的選択は無念ですが、開戦しかなかったかと存じます。 まことに無念です。平和思想の陛下の背中を重臣が、マスコミが、国民が押したのではないか。 それでも、陛下にご責任はあった。責任とはそういうものです。その責任は国民を含む、皇祖皇宗に対し、国に対してあった。 欧米や列強、世界史に対してではない。 それをいえるのは、日本の歴史に生きてきている日本国民です。 その日本国民も歴史的責任が同時にある。庶民もある。一部の非国民の反戦思想に同調しなかったし。 一緒になって非国民狩りをしていたし。無理はないのだが、歴史的責任とはしょうがないという同情では免れない、是認されない。 陛下のご責任とはそういうものでしょう。陛下が庶民の国民にどう感じていたかは知りませんが、近衛さんもみな先祖や皇祖皇宗に対しては感じていたのでしょう。
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- zz400n
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冷静に考えてみて天皇自体はその時代の神仏的存在なので 責任を問う→死刑になる→日本国民激怒→アメリカ人敵視→テロ行為多発→多くの人が死ぬ 見たいな構図が出来ると思います。 しかも天皇は選挙や希望でなれる訳ではなく完全に血筋的な事で決まります。 責任が全くないかと言うとそうではないとは思いますが、それを罰すると多くのデメリットが発生するため責任を問うべきではないと思います。
- rin00077
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この問題は先日哲学カテでもしていましたが、責任はあると僕は思っています。 軍部や政治家、あるいは戦争を煽ったマスコミだけが悪くて、天皇はまったく悪くないのか。 そんなことは、ありえない。天皇も責任はあると思う。 ただ、どれだけの責任があるのかといえば難しい。 それと、僕が思っている天皇の戦争責任は、開戦でも敗戦でもありません。 国際的な問題でもなく、国内の国民に対する責任です。 もっとはやく戦争をやめるべき勇気ある行動をとるべきではなかったか、という事です。
戦争責任は、無いとは思いません。 でも事情もありまして。 昭和天皇が開戦することを心配しつつもあまり強く反対しなかったのは、田中義一首相を叱責した結果、内閣が倒れ、数ヶ月後に首相も病死したという経験を反省したためだと言われています。立憲君主制だと、トップが独裁的に動くのは良くないんですよね。自分の言動が大きく影響してしまう・・・・・だから議会を経て政府の方針として決まったことには反対しないことにした、と。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%BE%A9%E4%B8%80#.E7.B7.8F.E8.BE.9E.E8.81.B7.E5.BE.8C 昭和天皇はいささか生真面目過ぎたのかもしれません。 ここぞという時は動いたような印象がありますが・・・・・2.26事件への対処とか、終戦の玉音放送なんかは、やってらっしゃいますね。 銃撃ってこれですか、なるほど・・・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%AD%E5%92%8C%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E6%88%A6%E4%BA%89%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E8%AB%96#.E6.88.A6.E4.BA.89.E8.A3.81.E5.88.A4.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E5.A4.A9.E7.9A.87.E3.81.AE.E5.85.8D.E7.BD.AA 天皇制を維持したことにより、戦後のGHQの統治やその後の政治が混乱しなかった、とも言われておりますね。 余談ですが、マッカーサーが偉そうに日本の飛行機のタラップ上に姿を現す映像がよくテレビで出ますけれども、実は米軍側は、日本人がどういう態度に出るか(ゲリラなんかが出るのでは)と恐れていたという話があります。
- 469437
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まず「戦争責任」とは、どのような行為により、誰に対しての責任であるのか、定義を明確にして下さい。 る当時の国際法においては、戦争とは、主権国家の権利として認められている交戦権の行使であり、よって戦争自体に善悪はなく、戦争責任という言葉も存在しません。
- isa-98
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死刑にする正当な理由も無く形式で死刑にする。 これは違法性が高いです。 盗作していないのに謝罪している人間と同じです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E9%9B%B6%E5%A3%AB こう言う結果はまず得られなかったでしょう。(やましいから謝罪があっはずた。と主張。) 最近は「駄目駄目政治屋」の「駄目駄目論」が盛んですね。 「総理は今すぐ大臣の不祥事の責任を取れ。」 ああ。 立派ですね。 挙句に「連帯責任だから当然でしょ。」 軍規や江戸幕府の5人組制度を持ち出すます。 これぞ「形式上」です。 >天皇の戦争責任には反対論もありますが、昭和天皇の「戦争責任」はやっぱり 「ある」のではないでしょうか? 何の罪も実証していないのに判決文だけが既にそこにあります。 戦争従事者や軍需工場で働いていた人間は実証出来ます。 (実行犯と幇助。) 強制とは言え、事実は事実です。 天皇と共産党は戦争をしろと命令した。(実行した。) は実証は難しいと思います。
- buck
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あったと思います。 ただ、輔弼が天皇を拘束しなかったというの言いすぎかな。 国務大臣の副署は必須だったので。 責任の重さについては議論はあるでしょうね。
ご本人がダグラス・マッカーサーに戦争の責任は自分一人にあるのだから自分を罪に問うてくれとおっしゃったのですから、あるのでしょう。 でも、それでは他の実行者を罪に問うことが出来ないので、意図的に無視されたと考えるべきだと思います。 戦争を犯罪と考えるようにしたのは、第一次世界大戦以前の戦争で敗戦国が「賠償」を払うというローマ時代からの慣習に従った結果、第二次世界大戦を引き起こしてしまったという現実に対する苦肉の策でしょうね。
- Ganymede
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何だかおずおず(弱めに)主張して質問なさっている感じがする。「右」に偏ったネットの風潮に気兼ねでもしているのだろうか。しかし、昭和天皇に戦争責任があるのは分かり切ったことだろう。 > 天皇は実権を持っていなく、政府・軍部の決定に対して > 異を唱える権限は今も昔も持っていないのです。 これは事実に反するようだ。確かに戦前・戦中、「政府・軍部から正式に上奏されたら、天皇は異を唱えずその通り裁可」という慣例があった。しかし、それは慣例であって憲法上の決まりではなかった。天皇は権限を持っていた。旧憲法の規定によれば、天皇は正式な上奏さえ拒絶することができたのである(天皇は文官・武官の任免権を持っていたので、イエスマンに首をすげ替えて、改めて上奏させることもできた)。 また、正式な上奏以前に内奏(内々の上申)といって、各国務大臣などが天皇に頻繁に中間報告などをすることがあった。そして、天皇は「内奏」に対しては鋭く問いただしたり、懸念を示したりすることがあり、「よきにはからえ」ではなかったという(この辺りは『木戸日記』などに出てくるそうだ)。そのように内奏などを経て調整した後、正式に上奏した。 つまり、輔弼は天皇を拘束しなかった。内閣の「助言と承認」により天皇が拘束されるようになったのは、戦後の現憲法以降のことである。 ポツダム宣言 - OKWave http://okwave.jp/qa/q4684033.html ただし、戦後連合軍によって裕仁は免責された。免責ということは、戦争責任も問われない。もっとも、連合軍が問わなくても、日本国が問うことはできたはずだ。しかし、そうしないまま時が過ぎ、昭和天皇は既に亡くなった。もはや遅い。 それでも、天皇の戦争責任については今も学者や言論人らによって論じられているし、これからも究明されていくだろう。責任があったことは確かだが、どの程度あったかは複雑な話である。
- Tacosan
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国内法の立場では責任はないことになります. が国際法の立場だと責任ありとなるかな. もっとも, 選択肢がない状況で「責任をとれ」と言われても困るよなぁ, きっと.
- Diogenesis
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海軍の一兵卒として台湾で終戦を迎えた義父と 酒を酌み交わしながら, 昭和天皇の戦争責任について 恐る恐る見解を尋ねたことががあります。 義父曰く, 「そりゃあ倒産した会社の社長さんに責任がないわけ無かろう」 うまいこと言うなぁと思いました。
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