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英語学習について。
A,日本人の、と言うか、日本の英語教育には、どんな問題点があるのか?? B,隣国の韓国との比較で、なぜ韓国は、日本よりTOEFLのスコアが良いのか?? C,そして、韓国の教育システムと、日本の教育システムとのちがい。 この3点について、みなさんの考えや、関連サイトを教えて下さい。 今回、韓国と比較しましたが、比較しやすい国があれば、韓国以外の国と、日本との比較でもかまいません。よろしくお願いします。
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アメリカに35年ちょっと住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 英語を英語学として教えている以上、微分・積分が実用的に使えないのと同じです. 教養としての英語、読めて知識を得て日本を先進国の仲間入りするだけの英語、基本以上の文法・文法用語を詰め込むだけど英語(このカテで一夜漬けではなく完全に自分の物にしておられる方々は私個人、尊敬以上の物を持っています)、ヒアリングと言う単語をリスニングと言う単語に変えれば英語になると言う英語、さらに、リスニングを言うのはおかしいと指摘するにもかかわらず毎日英語のクラスで使っているニュアンスという単語には全くおかしいと感じない英語、カタカナ語の氾濫、受験英語・和製英語という英語があるような錯覚を起こさせる社会、などなどなどが通用するから、日本の英語教育には問題があると思います. 外国語を習い始めると良く分かりますが、言っている大体意味はわかるけど、表現できない、というのが普通なんですね. その出来ない、ということすら分からない教育委員会は、リスニングをやれ!と言う.おかしいですね. 6年間やって、簡単な表現ができる力をつけてくれない教育制度の「犠牲者」の事なんかちっとも心配していない. 何年、ここ犠牲者を毎年作り出せば、教育委員会は、本腰を上げるのでしょうか.戦後の高校教育の卒業生は、既に50年以上「製造」されているのです. 受験英語じゃいけないといいながら、英検・TOEFL, TOEICなどの「試験英語」を時間・お金・努力を費やしている. 更に、何とか得点さえよければ言い、というおかしな英語力を本屋のコーナーで「洗脳」しつづける. 2週間で50点アップ!!などの、表面だけの、また、テストだけの、下手をすると、そのテスト日だけの、知識を取りたがると言う「必要性」に疑問をもたない日本人を作ることで、金線的満足を得る人間がいる、ということでもあるといえると思います.それを資格と呼び、あたかも実力と言う意味とみなしていますね. TOEICの得点はすばらしい物を持っているにもかかわらず、英語を使えない、使えない英語の表現をする、ということがこのサイトでも見ることが出来ます. 英語をまず、日常で使える、ということを前提にせず、難しい書物が読め、アメリカ人でさえ、判りにくい文章を解読する「技術」を崇拝していることも問題でしょうね. 私自身、#1さんや#2がおっしゃっているように、瀬問的過ぎる英語を勉強している矛盾、とにかく怖がらずに使える英語を使う必要性、ということには深く共鳴します. なぜ、向上心をまず養い、それに基づいたブロークンイングリッシュであれば、それでいいと信じます. 英語というものを、言葉として、間違いを重ねて覚えていく事も、日本人、日本語で生まれてきてからやっている事です. しかし、学校での教育で、完璧な文章でなければいけない、文法に沿った言い方をしなくてはならない、と洗脳しているから、かえって、おどおどしてしまい、言いたい事も言えない、ということになってしまうわけですね. しかし、これは、日本に限った事ではないんだと言う事を最近知りました. チャン・チャンヨン氏が韓国人の為に書かれた、「英語は絶対、勉強するなAbsolutely Don't Study English」と言う本が、日本語に訳されています. 韓国でナンバーワン、ベストセラーだと言う事です. TOEIC得点に少しこだわりすぎる(ま、読む人の市場がそうだと言う事でもあるのでしょうが)というところは私には理解しづらい所ですが、所々の文章で、韓国でも、英語教育問題があり、使える英語教育を教えていないことが分かります. また、韓国からの留学生をホームステイさせる事がありますが、移民バッグといわれる大きな縦型のバッグに、英語(学・会話)の参考書、テープ、電子辞書が「ごっさま」詰め込んできます. (もちろん、我が家では使わせませんが) その参考書を見ると全く日本と同じです. 難しい単語を羅列し、実際のテストだったら得点を運に任せられる○×式の問題、多岐選択方式問題や埋め込み問題・訳に徹底した問題集、など、書いてある文字が日本語であれば、日本の本そのものですね. 「英語教育」「韓国」をキーワードとして検索すると、色々実情が分かることと思います.(韓国語が分かれば本当に事情が分かると思うのですが) これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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- ho1004
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韓国に在住しています。 今の韓国は、日本と比べ物にならないくらい、学歴重視社会になっています。 そして、教育ママじゃないお母さんが珍しいくらい、母親たちが、子どもの教育に熱心です。 私の子どもは、今小3で、学校(現地の小学校に通っています)での英語の授業が始まりました。 母親たちは、学校教育にはあまり期待しておらず、かなりの数の同級生が、もう既に、英語の塾や家庭教師による英語学習を始めています。 TOEIC,TOEFLの点数は、大学受験や就職にかなり影響があるようで、学生たちは、点数を上げるための猛勉強をしているようです。 教育システム、というより、韓国では、学校教育を軽視し、塾や家庭教師を最大に利用して、徹底的に勉強しているというかんじです。 反面、低い点数では何の役にも立ちませんから、英語のできない人は、TOEFLを受ける意味がないと思って、受けないのだと思います。 でも、やっぱり韓国も、試験の得点だけは高いけど、英語教育の問題点がいろいろと取りざたされています。
- higashiyama007
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A.日本の学校英語特に、中学、高校では、受験のための英語で 間違いを認めない、テストのための英語になっています。もう少し融通を利かせて、間違いをしながら育っていくような教育にすべきでしょう。決して教材が悪いわけではありません。やさしい英語では結局使えない英語です。それにヒアリング重視それは結構なことですが、我々が英語を学習する目的は英語を使って自分を表現する点からいえば、ヒアリング重視は疑問です。まして会話文主体の英語学習は 結局一寸あいさつができる程度の英語で終わるでしょう。 要するに 目的をはっきりすること。それからやさしい学習法なんかはないということです。がんばって 間違いを恐れず、英語を勉強していくしか 本当の身につく英語を習得できません。 街の英会話学校を選ぶ際は 特に目的をはっきり持って、宣伝文句に惑わされないように。 B TOFELのスコア これは平均点のことですが、日本の場合 受験者が多いので 平均点が悪くなるそれだでのことです。(英会話学校は逆宣伝をしていますね。) C 韓国と教育システムの違いは 能力別クラス編成の傾向が強いと言えるでしょう。 最後に質問者はどの観点からこの質問をされているのでしょうか? ご本人が 英語に強くなりたいと思われているなら、英語を使って何をされたいかで 回答の内容は 大分変わってきます。ここでは ごく一般的に述べてみました。 簡単に英語学習する方法はありません。目的に応じて教材、学習方法の違いはあります。しかし 大胆に間違いを恐れず使っていく、そして間違いに気づいたら直していく これしか上達の方法はありません。 なお私の場合、英語は仕事で道具として使う機会がときどきありますが、中学、高校の英語が基礎になっていると経験を通して断言できます。
A 文法と訳読重視で実用的な英語力が養成されない。確かに きわめて体系的にカリキュラムが組まれているが、ところどころ肝心な部分が欠落しているわりには 専門的すぎることを教えている。 極端な話、sneezeとかitchyみたいな身近な単語をないがしろにし dogmaticとかhypothesisのような抽象語彙を一生懸命に覚えている。 B 韓国では英語のできる人しか TOEFLを受けませんから 決して韓国人が平均して日本人より英語力があるというわけではないですよ。あまり大差はないと思います。 C 大体似ているんではないでしょうか? 中学で英語を習い始めるのは日本も韓国も同じですが、韓国では高校から第2外国語も学習します。 私の意見ですが、英語の習得と学校の英語教育って 非常に相性が悪いんですよ。英語の教えかたを大幅に見直し、選択教科にして 選択した生徒に密度の濃い教えかたをした方が よろしいかと思います。
補足
御回答ありがとうございます。 質問の観点として、私は英語を勉強してるのですが、 今回は、英語が強くなりたいと言うよりも、「どうして日本人は英語が苦手なのか」と言うことを、考え、多くの本を読み、文化的、歴史的背景の面では、理解したのですが、教育点も大きな理由だと考え、隣国の韓国と、比較しながら考えていこうと言うことで、質問した次第です。