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詩「河童と蛙」の問題でわからないものがあります
問1 河童の踊りが最も盛り上がっている部分を2行で書き抜きなさい。 問2 「それから。そのまま。」とありますが、そのままの後にはどんな内容が入りますか。 という問題なのですが、答えは 答1「立った。立った。水の上。河童がいきなりぶるるっとたち。」 答2「沼にもぐっていった」 となっています。 自分は、問1は、「立ったのに踊りなのか?」と思い 問2は、「そのままと書いてあるから天のあたりをねめているんじゃないのか?」と思います。 どうしてこうなるのか教えて下さい。
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ネットで題名から検索したところ 草野心平の「河童と蛙」かと思いますが・・・ 場面の進行、切り替わりを想像するとよいかと思います。 1 河童が沼から顔だけ出して踊っている、体は沼の中 (河童の皿には月が映っている) 2 河童の踊りが盛り上がってきて、足や手もばたつかせている (河童の踊りに合わせて皿に映った月が激しく動く) 3 河童の踊りが更に盛り上がってきて、とうとう水の上に立つに至る 4 河童が天のあたりをにらみまわす (空の月でも見たのかな?) 5 それからそのまま沼に潜る 6 河童は沼の底に潜ったので辺りは静かになる (「沼の底から泡が」は河童が沼に戻ったからだと思います) 7 静かになった沼で蛙が鳴く たぶん河童の動きの盛り上がり、音がどんどんうるさくなる「動」と 動かない月、蛙の鳴き声だけが聞こえる静かな「静」を対比させて 少ない言葉で動きや音の移り変わりを表現した、ってことかと思います。 問1ですが、踊って踊って、どんどん激しくなって・・・ クライマックスの盛り上がりが「立った」部分であって 踊りの最終局面=立つ ってことかと思います。 問2ですが、上記場面「4」と「6」の間の 表現が省略されている (「そのまま」天のあたりをねめていると、 河童が沼に戻ったこととのつながりが説明しづらい) ということかと思います。 いずれにせよ詩は限られた表現だけで、 不足部分は想像するしかないので、 国語の出題と答えとして 「絶対こうだ!」と断定しづらいですが・・・
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- ktrtmd1400
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問1 クライマックスの「立った立った…」の前に、つるんぶ…とかの細部描写、山の風景の遠景描写が有ります。くだらない前置きが終わり、初めて主人公が具体的に描かれて躍動感ある形であらわれるのがわかるでしょうか。また文中で初めて促音が使われていて、作者の狙いはまさにこの「立った立った…」の一言に尽きると感じました。 問2は難しいですね、先ほどチラッと詩を読みましたがどこから沼が出てきたのかさえもわかりませんでした。 国語とは感性の問題です。本をよく読んで鍛えましょう。あまり正解とか不正解とかは気にしない事を祈ります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 草野さんの作品です。 詩は難しいですね。