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800mの期分け、及び練習カテゴリーの分類について
800mについて質問があります。 800・400のスピード型の800選手を指導することになりました。5月の大会を照準にするのならば、12月からの練習はどのような期分けになるのでしょうか? 自分の中では 12・1がJOGやペーランのような距離を踏む基礎的な練習。 2・3月が量を追った専門的な練習。4月が質+量。5月が仕上げ。というイメージなのですが、 今まで400mを専門にやっており、具体的な練習がわかりません。 400mならばスピード持久は200+200や300+100、450などを行ってきたのですが、 800mになると、そのようなスピード持久はどのような練習にあたるのでしょうか?? 600+200や200*10などを良く目にしますが、このようなものにあたるのでしょうか? スピード練習だと加速走などではなく、300などになるのでしょうか? 稚拙な文章ですが、皆様の意見をお聞きしたいです。よろしくお願いします。
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- so-rennsen
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vqdy1840さんこんにちは。 私は400mを専門とする選手を育てたことがありませんので、そのつもりで読んでください。 私の場合、冬季鍛錬期おいては、短距離選手にも有酸素持久力を養うトレーニングを多く取り入れます。長距離選手の半分から4割位ですが、走らせます。 短距離選手にジョッグなどをやらせると腰が落ちてフォームが崩れるとの意見もありますので、これは慎重な検討が必要だと思いますが、個人的な考えでは、ジョッグなどの後は必ずテンポ走などで仕上げれば問題ないと考えている上、有酸素持久力を身に付けるメリットは大きいと考えているからです。 少しわき道にそれましたが、中学陸上界で有名なある指導者の方は、400mの場合、12月~1月半ばまでは長距離の選手と同じ練習をさせると聞いたことがあります。為末大選手も多くの走り込みをするといいいます。 私のイメージではスピードの入った練習の比率が多くなるのは、中・長距離選手よりも2週間早いといった感じではないかと考えます。 800・400型の選手の場合、短距離が型選手が400をする場合に比べて、有酸素持久力は優れているはずですから、逆に無酸素持久力や絶対的スピードの足りないピースを埋め込んでいくのがいいのではないこと思います。
- so-rennsen
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こんばんは。 高校生の選手だとの前提でお話しますが、当方は中学生の指導者で、高校生は指導経験のない事を念頭において読んでください。 期分けのイメージは正しいと思いますが、私なら2月からはスピード持久力の比率を徐々に増やすというイメージですので、最鍛錬期に対する準備期間と捉えます。説明しにくいですが、急激なメニュー変化はしないように心がけています。 難しいのですが、理想は選手が気づかないように変化させていくことではないかと考えています。 600(レースペース)+200(フル)はポイント練習にはよくやります。リカバリーは60秒としています。 最鍛錬期(この場合4月)には、これに加えて5分の回復時間をおき、300×3本(リカバリー3分)をスピード練習をプラスアルファする意味でやったりもします。これは最鍛錬期にやっても2回くらいでしょうか。 200*10はリカバリタイム・距離を伸ばせばスタミナの養成の意味合い、短い距離で短時間で繋げば、スピード持久力鍛錬の要素が強まりますので、選手の特性や弱点を補う事を念頭においてアレンジされればと思います。 スピード練習は120の加速走や300レースペースより20%速くなどを日によって変えて、刺激に変化をつけ、選手の弱点パズルのピースを埋めればいいのではないでしょうか。 長・中距離走の練習とは、よくパズルのピースを埋めていくことに例える方もおられますし、ピラミッドの石を組み上げていく事との表現や、あるいは、親ガメの背中に子ガメが兄弟の順に乗っていくような、というのも好きな表現です。 親ガメというのは有酸素持久力のことです。 大きな土台からくみ上げて、不足している石を積み、きれいなピラミッドを完成させるのは難しい作業ですね。お互いがんばりましょう。
お礼
なるほど、非常に詳しく説明させてもらい参考になりました。600+200はポイントには非常によさそうですね。 自分も設定においては、自己ベストに*1.1(90%)や1.2(80%)など厳密に決めて本数とレストを決めているので、スピード練習はそのように変化をつける、且つ計画的に行いたいと思います。 so-rennsenさんは、基礎鍛錬期の走り込においては、800・400型の選手だと4000以上のペーランや90分ジョグ等はどの程度必要だと思いますか? また、自分は400mが専門なのですが、400mの場合、相談の800mように期分けを作っていくならば、どのような形で計画を立てていきますか? 自分は基礎は400~600のテンポ走(80%)、筋肥大、サーキット等で基礎づくりをし、徐々に設定をあげて本数を減らし、距離も200を織り交ぜたり、最終的に100m等でスピードをつけていく形なのですが、so-rennsenさんの場合、400mではどのような形で練習計画を立てていきますか? 800mとは違う話かもしれませんが、是非参考・勉強させてもらいたいのでご意見を聞かせてほしいです。他の皆様の意見も是非参考にさせていただきたいの意見を頂けると助かります。
お礼
お返事遅れて本当にすいません!! ご意見ありがとうございます。自分も有酸素系の練習は行うほうです。基礎の時期に基礎とわりきってJOGを40~60やる時も日もあります。 ただ最近だと、基礎ばかりにとらわれすぎず、300mを9割スピードで走るような練習もオールシーズン通して随時必要な気がしています。 更に、質問なのですが、 陸上競技の短距離(400または800)における、スピード持久と筋持久の違いはいったいどのようなことなのでしょうか?? スピード練習はSDなど 一般持久はJOGやペーラン 設定タイムによっても大きく変わってくると思いますが、教えてほしいです。 最近混乱しています。