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「腹」とはどの辺りのことでしょうか
授業のレポートで慣用表現について考えているのですが、 「腹に据えかねる」「腹が立つ」「腹が煮える」などの「腹」とは、人体のどこを指しているのでしょうか。 和英辞典で似た表現を探すと「腹に据えかねる」はcan not stomachと言うそうなので、「胃」なのかと 思ったのですが、自分の感覚からすると「胃」よりも下で、深い部分のような気がします。 「腹」とは、一体どの部分を指しているのでしょうか。皆さんはどう思われるか、ご意見を伺いたいです。また、もし参考になりそうな本などをご存知でしたら、併せてご紹介願います。
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私のイメージでは丹田のあたりですね。 丹田とはおへそかこぶし一個分くらい下のあたりのことです。 もうちょっと広くおへそ周辺を含めてもいいかもしれませんが、具体的に胃をイメージはしないですね。胃だったらむしろ腸(はらわた)のほうがしっくりくると思います。 (腹が煮えるの意で「はらわたが煮え繰り返る」ともいいますよね) それとは別に参考になりそうなものを見つけました。 名古屋大学国際言語文化研究科の資料のようですが、書いた方の経歴等はちょっと不明です。 なかなか面白いので、授業の参考テキストに使えるかもしれませんね。
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- fushigichan
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Lshuaさん、こんにちは。 「腹」って重要ですよね。 「腹が立つ」「腹に据えかねる」「腹わたが煮えくりかえる」 「腹黒い」「背に腹は変えられない」などなど・・ 私が思う「腹」って、内臓とか、その周辺部分だけを言ってるのではなくて もっと人間の根本とか心とか考え方とか心の中とか・・・ そういうのも含んでいると思います。 だから「腹黒い」っていうと、心の中が汚れているとか 考えが汚いということだと思います。 辞書で「腹」を引いてみました。 1.動物の胃や腸などの内臓の入っている部分 2.その人の胎内から生まれたこと、また、その人「正妻の腹」 3.胃や腸のこと「腹が減る」など 4.心ばせ。心の中。考え。「彼の腹が分かる」など 5.度量「腹のすわった人」 6.ものの中央の部分。もののふくれた部分「指の腹でよくシャンプーしましょう」 7.背に対して、前の部分「背に腹は変えられぬ」 ・・・などが載っていました。 私が思っていたより、もっとたくさんの意味がありました。 心の中とか、度量などの意味もあるようなので 人間にとって重要な部分と言えるのではないでしょうか。
お礼
回答有難うございます。 「腹」は色々な意味がありますね。私も辞書で調べて「心」が関わっていることに驚きました。 心は腹にあるのでしょうか。不思議です。 どうも有り難うございました。
お礼
回答有難うございます。 やはり胃ではなさそうですよね。私も感覚的には、やはり腸のほうが近そうな気がします。 ご紹介頂いた資料が大変面白かったです。是非参考にさせて頂きます。