重心運動については
http://okwave.jp/qa/q7143168.html
のANo.2に書いたような事かと思いますが、ここの外力が重力によるものだけである場合、
F1 = m1 g, F2 = m2 g, ・・・
となるのでその総和は
F1 + F2 + F3 + ・・・・=(m1+m2+・・)g = Mg
となり、重心の位置の質量Mの質点に重力が働いている場合と等価になります。
角運動量については既に証明されているのだと推測しますが、その結果、全角運動量をL、トルクをN1, N2, ・・・として
dL/dt = N1 + N2 + N3 + ・・・
となります。右辺のトルクが重力によるものである場合、上と同じく
F1 = m1 g, F2 = m2 g, ・・・
となるので
N1 = r1 × (m1 g) = (m1 r1)×g, N2 = r2 × (m2 g) = (m2 r2)×g, ・・・
より
N1 + N2 + N3 + ・・・ = (m1 r1)×g + (m2 r2)×g + ・・・ = (m1 r1 + m2 r2 + ・・・) × g
ここで重心Rの定義が
R = (m1 r1 + m2 r2 + ・・・)/M
であることを思い出すと
N1 + N2 + N3 + ・・・ = = MR ×g = R×(Mg)
となるので、重力によるトルクの総和は重心の位置Rに重力Mgが働いている場合のトルクと等価になります。
お礼
もう1度読み返してみたところ、漠然としてではありますが理解はできました。 今回もありがとうございました。