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硬貨電池の実験について
今、学校の実験で硬貨(1,5,10,50,100,500円玉)を使用して電池を作りその電圧・電流を測定するというものを行っています。溶液はNaCl水溶液を使用しました。 そこで質問なのですが、実験結果を見たところ陰極を1円玉にした場合(他の場合に関しても)、陽極にどの硬貨(5,10,50,100,500円玉)をセットしても電圧・電流値とも大した差がみられませんでした(変化がなかった)。イオン化傾向の違いからもっと差が出ると思ったのですが、この原因がわかりません。分かる方がいらしたら教えてください。お願いします。
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#1 さんの回答で正しいように思えます。下記ページが参考になるかと思います。 ● 「独立行政法人 造幣局」の「貨幣の製造」 http://www.mint.go.jp/operations/page01.html 各硬貨の素材と品位を見ると,500円ニッケル黄銅貨幣(銅72%),100円白銅貨幣(銅75%),50円白銅貨幣(銅75%),10円青銅貨幣(銅95%),5円黄銅貨幣(銅60~70%),1円アルミニウム貨幣(純アルミニウム)です。 この様に1円以外の素材は銅が主のため,差が出なかったと考えられます。
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- 38endoh
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電圧に関しては #1 さんと rei00 さんから完璧な回答がありますので,私は電流に差がなかった原因について。 電流は硬貨の表面積の大きさの順に増加するはずですが,実際には意に反して差がなかったようですね。これは,反応速度が1円玉の側で決まっていた(律速といいます)ことを意味しているでしょう。もし1円玉を数珠繋ぎにして表面積を確保してあげれば,電流は増加し,また硬貨による差も現れるかもしれません。
お礼
ご回答頂きありがとうございました。そういった現象があるとは知りませんでした。参考にさせていただきます。
- sunspot_number
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電池の材料に硬貨を使うのは、『貨幣損傷等取締法』に抵触すると思われますのでおやめになられた方がいいと思います。 電池の電極に用いるとその貨幣は腐食されて質量が減ったり、表面に本来の物質とは別の物質がメッキされて質量が増えたりしますね。 それはつまり元の貨幣に対してその形を変えてしまいますから法律で言う「損傷」にあたります。 自動販売機の貨幣識別機は硬貨の重さやサイズやその他で判別します。 それが貨幣電池に使われて重さや材質が変わってしまった物を使われては困りますね。 ですから手作り電池の実験には金物屋やDIY店などで金属板の様々な素材が容易に手に入りますのでどうぞそれをお使い下さい。 法律は知らなかったでは済みませんのでどうぞご注意下さい。 これは大変重要な事ですのでその実験を指導した学校の先生に教えてあげて下さい。
お礼
ご指摘ありがとうございました。きちんと調べてから実験すべきだったと反省しています。今後、気をつけたいと思います。
一円はアルミ貨 五円は黄銅貨十円は銅貨50~500円は白銅貨です。 5~500円は銅がメインなので大きな差が無かったのかと思います。 白銅貨は銅+ニッケルというところまでは解りますが 5円は銅と何が混ざっているかまでは解りません… ついでに言うとすぐに変色する500円が白銅貨であるかも解らないです。
お礼
ご回答いただきありがとうございました、参考にさせていただきます。
お礼
ご回答いただきありがとうございました、参考にさせていただきます。