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オリンパスのトバシ行為について

巨額の損失隠しをどうして、違法な企業買収によって処理することができるのですか? その巧妙な手口とは何ですか? 他の企業でもやっている可能性はありませんか?

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回答No.2

やったことは、どっかの旦那さんと同じ。 競馬で開けた穴を女将さんにいうのがこわくて、会社の飲み会に使ったんだよって、言い訳するのと同じ。実際に小さな飲み会をして、実績を作れば女将さんが確かめにくくなりますよね。 額が大きくなると、安いマンションを買って、数億円だったよと嘘をつけばいい。マンションだったら、住宅ローンも組んだことにすると、家計簿上の使った形跡をごまかしやすくできます。そのマンションをすぐに売って、なかったことにすれば、これだけ損しちゃったと、女将さんへのいいわけの理由ができる。 企業買収では、この支払いの先延ばしをのれん代といいます。隠していた無駄遣いを女将さんに言える名目に変えることができましたよね。これがオリンパスの社長がやったことです。女将さんとは、この場合、株主というよりも、他の取締役も含めた社員ですね。 マンションを転売して大損したので、生活費を切り詰めようってことで、給料を下げたんですから。 この話のすごいところは、使ったお金の言い訳をするために、もっと大きなお金を使うことです。 キャッシュが潤沢な会社じゃないとできません。キャッシュフローを犠牲にして、バランスシートに損金を載せたわけです。 どっかに借金を押し付けた、というわけでも、借金を負ったというわけでもなく、言い訳を作る為に多額のお金を使ってもなお、経営が揺らがなかったことです。 特に、住宅ローン のれん代を組み損ねて、損金処理を短期に行う羽目になったのに、従業員を犠牲にして社内で賄ってしまえたことです。 これが他の企業でできるかというと、長年本業での大きな黒字を確保して、大金をそのままドブに捨てるような投資を認めるような株主がいるところくらいかと。 上場廃止と株主代表訴訟は株式会社にとっては致命傷ですが、もし、耐えきれたら、本業はかなり優良なので、株価は復活するはずです。短期利益が必要なところがウリに走るので、安くなるんですが、宝クジよりは割のいいギャンブルかと。

gusin
質問者

補足

トバシで買収された企業に損失は無いのですか?

その他の回答 (1)

  • Devil-Ear
  • ベストアンサー率21% (738/3448)
回答No.1

オリンパスのトバシ行為 通常オリンパスが負うはずだった負債を全く違う名義の会社を作ってその会社に負債を押し付けたんですよ。 そうする事によってオリンパス自体が負債の無い健全な会社に(見える)なるんですね。 もし、オリンパスが負債をそのまま負ってたら会社の価値(評価)が下がるので信用を失ったり株価が下がったりします。 それを嫌ったんですね。 >他の企業でもやっている可能性はありませんか? あると思いますね。 この方法は誠実ではありませんが犯罪行為(いや、背任罪にはなるのか?)ではないんですね。 実質、大黒字になった事でバレたんだし・・・

gusin
質問者

お礼

お礼ではありませんが・・・ トバシで買収された企業が受ける損失は無いのですか?

gusin
質問者

補足

トバシはなぜ、犯罪行為では無いのですか?

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