「VR旅行」は新ビジネスになりえますか?
旅行に行きたいけれど体力の低下や怪我や病気が怖く、
蓄えはあるのに旅行に行けない高齢者が沢山います。
本人は元気だけれど家族が健康寿命(71、74歳)を過ぎ、
置いて行けないから旅行を諦めている人も沢山見かけます。
「死んだら来世で行きたい(旅行したい)ね。」なんて言葉を聞くと
ちょっとどうにかしてあげたい気持ちがこみ上げる瞬間も。
そこで例えばですが、
有名観光地や観光客がそうそう行けない大自然の
4K、8K画質のVR動画(数百GB~数TB)を
家族2~10名程で全員で一緒に見れる(思い出を共有できる)
訪問/店舗サービスはビジネスとして成り立ちうるでしょうか?
高齢者は記憶力や判断力が低下してらっしゃる方も多く、
VR以前にPCもネットも触ろうとしない人が多々居ます。
特に海外旅行のメインターゲットの女性は特に機械が苦手です。
そして女性は共感や思い出の共有を大事にしている傾向がありつつ
主婦的な感覚があると物質的な買い物にはかなり慎重ですが、
思い出や非日常の体験(旅行)には大胆にお金を使う傾向があります。
高品質高画質な映像を再生できる機材を家族の人数分買う家庭は
かなり稀な存在となるだろうと思います。
高級ホテルの様に高品質な体験になら相応の額を払う人も居ますし、
VR映像を撮影した時の気温、湿度、空気の香りを出せる調度品等を整え
それなりの付加価値を付けたり、
どうにか工夫しリアルタイムの海外や秘境をVR体験できる様にしたり、
(VRカメラを持った人に通話しながら動いてもらうなり。)
工夫できる余地は色々ありそうな気がします。
こうしたVR旅行は新ビジネスにこれから先なりうるでしょうか?
まだまだ難しい状態でしょうか?
未開拓の市場が高齢者の数だけ広がってる気もするのですが。