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pHの実測値
pHメーターで酢酸やアンモニアのpHを測定した時、理論式で求めたpHとpHメーターによる実測値に違いが出るのは、気温の他にどのような要因があるのでしょうか? 溶液を準備してから測定するまでに少し時間が空いて(数分)しまったのですが、それも要因になりますか(空気と反応した、等・・・)?
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工業系の測定では. 攪拌不足による部分的低濃度・高濃度の水塊の存在 電極温度と溶液温度の違いによる水解離度の変化(というか.他の影響を全部水の解離定数の違いとして補正していたのが私です) 電極の乾燥による劣化(1回乾いたら1週間以上水につけておく) 電極の汚染(微小電極の場合難溶せいぶしつの付着が検出部に発生した場合.沈殿のpHを図ってしまう) カラメル電極の汚染(最近はきれいな電極が多く出回っています) 高濃度のアルカリを測定した場合には.炭酸ガスによる中和のほかにアルカリ誤差や電極の腐食が考えられます 今思いつくのはこの程度です。
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- chokobo21
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仕事で毎日、食品のpHを測定していますが、誤差が大きいのはやはり、pH計の誤差である時が殆どです。バッファチェックしてもダメなら、電極を交換してみては如何でしょうか?尚、温度自動補正機能はあまり過信しないで、一定の液温で測定された方が良いと思います。
お礼
おぉ、毎日測定されているとは正にプロフェッショナルですね!ありがとうございました。
- nitscape
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・溶液を調製する時点での変化 ・空気中の二酸化炭素などの溶け込みによる変化 ・アンモニアなどの揮発による変化 ・pHメーターの誤差 など多くの要因が考えられると思います。私見では一番大きいのはpHメーターの誤差と溶液の調製かと思います。
お礼
素早い回答ありがとうございました!メーターの誤差も大きいとは少し意外です。でもたしかに、針を読み取っている最中も少しずつ動いていた事もありましたし;(むしろ読み取り誤差?)
お礼
たくさんの回答ありがとうございました!いろいろあるんですね。電極の乾燥とか・・・奥が深いですね(^_^;