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ツタ性植物の習性
競馬場のアルミ製の外周フェンス(ブラインドのように斜めスリットがある)の隙間からツタ状のものが飛び出てるのですが、、多くがもう一度、フェンスの中に潜り込んでます。まるで人為的に内側から引っ張り込んだようです。植物が指光性で伸びてると認識してたのですが、このようにフェンスの内、外を往復するものでしょうか?名前は分かりませんが、薄紫の葡萄のような実が付いてました。 どうぞ宜しくご教示下さい。
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ツル植物には、つるが何かに触れたときにその方向へ屈曲しようとする「屈触性」と呼ばれる性質があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3#.E5.B1.88.E8.A7.A6.E6.80.A7 また、巻き付くつるの先端は巻き付くものを求めて振り子のように運動し、何かに触れるとそれに巻き付く性質もあります。 巻き付く物を求めて振り子運動をしていくうちに、フェンスの隙間を見つけて入り込んだと考えるのが妥当だと思います。 植物によって巻き付ける太さがあるようで、外周フェンスはその植物が巻き付ける太さの限度以下だったのでしょう。
お礼
有難う御座いました。 屈触性とは、初めて耳にしましたが、不思議なものですね。 指光性ではなく、屈光性ですね。 又ひとつ、勉強になりました。 お世話になりました。