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米韓FTAの実態
米韓FTAで韓国側がやたら不利な条件であることが、報道されています。 韓国も当然韓国の国益を考えて交渉しているでしょうから、韓国に有利な条件はなかったのでしょうか? 例えば韓国の安全保障(駐留米軍の増強とか)、韓国通貨の安定とかの条件を米国に受け入れさせたとか。 戦争に負けたわけでもないの二国間の交渉であんまり片方が不利になるのは、チョット信じられません。
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- kurikuricyan
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No.2です。 ISD条項、、とは こういうものです。 韓国は、アメリカと 米韓FTA(2国間協定)をしています。 また、カナダ、メキシコは アメリカと北米自由貿易 NAFTA を結んでいます。 この、それぞれの協定には ISD条項 というのが入っています。 このISD条項と呼ばれる この条項は 海外の投資家(アメリカ)が相手国の政策や規制により、不利益を被った際、ワシントンにある 世界銀行傘下の機関に提訴できる、、という条項です。 この機関 国際仲裁所というのは、非常に問題のあるフェアじゃないところで、 どういう観点から審理を行うかと言うと 韓国や カナダ、メキシコの国民の環境や安全のために規制が必要かどうかでなくて アメリカの投資家が損害を被ったか、被ってないかだけで審査するのです。 この条項のためにカナダは使用が禁止されてる成分が入った燃料を販売停止としました。 すると米国企業がカナダを、不利益を被ったとして提訴し、 カナダ政府はアメリカ企業に数百万ドルの賠償金を支払い 、そのうえ 燃料の販売を認める裁定がだされました。 また、メキシコは アメリカの業者がメキシコ内に埋め立て計画を出しましたが、 環境汚染の懸念が持たれアメリカ企業の計画許可を取り消した処 アメリカ企業はメキシコ政府を提訴。 結果、メキシコ政府は負け、メキシコ政府は アメリカの企業に1600万$の賠償金を 支払いました。 この投資家保護条項(ISD)を、今回のTPPに 入れよう、、というのが 野田総理の考えです。 このように アメリカに有利な 条項が 入ってるのが FTA であり NAFTA なのです。 日本も、今回 TPPに アメリカに有利な この ISD条項をいれようとしています。 韓国がやたら不利な条件とは、このことです。 韓国議会は、揉めにもめているようです。
- kurikuricyan
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韓国はISD条項を呑んだから、不利になっているのです。 北米自由貿易 NAFTA でも、このTSD条項を入れたため アメリカに有利な とんでもない状態になってますね。 野田総理はTPPにも、このISD条項を入れようとしています。
- AVENGER
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最初から韓国に有利な条件などありませんよ。
補足
回答有難う御座います。 でも、私の質問はそのような不利な条件でなぜ韓国が合意したのか? と言う質問です。 なにか別のことで韓国に有利なことがあって、プラスマイナスでトントンと言う判断が韓国にあったのかな?