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韓国の戦時作戦統制権、無期限延期結締って ?

韓国は、米軍との交渉で、戦時作戦統制権(戦作権)無期限延期決定したと、聞きました。 これは、一体どういう事でしょう。 韓国は、集団的自衛権を持たず、米国に任せると言う事でしょうか。 あの韓国が、自分の命を、米国に任せると言う事でしょうか。 こんなことが、どんな経緯で決まったのでしょうか ? 簡単に行く訳無いと思います。 詳しい方、教えてください。

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  • ZX4
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回答No.3

無期限に延期、では無く、2020年代半ばをメドとして無制限に延長、ですね。 まずソウルは北朝鮮の野砲、自走砲、多連想ロケット砲などの射程に入っています。北朝鮮の装備は確かに旧式ですが、これら火砲の飽和攻撃に対して有効な迎撃手段は現状ありません。 韓国は近年、海軍装備の拡充を図っていますが、これらは対日本向けの装備であり、北朝鮮向けの安価で数を揃えられる・抑止力となり得る地上火力や軽爆撃機などの装備は不足しています。 つまり韓国の安全保障は在韓米軍によって担保されている訳ですが、良く言われているのが戦時統帥権が返還されれば在韓米軍を自由に指揮・配置出来ると踏んでいたのが、返還と共に在韓米軍も撤退すると気付き返還延長を求めていた、と言う話ですね。 今回韓国軍の装備不足・旧式化などを理由にアメリカに泣き付き、2020年代までに韓国軍の装備拡充をする事などを条件に"無制限に返還の延長"となりました。 ただしこれはいつまで、と言う期限を切ったものでは無く、条件が揃えば明日にでも在韓米軍の撤退が可能、と言うものです。アメリカが問題視しているのは北朝鮮の核兵器装備なので、これが廃棄されれば在韓米軍は撤収するでしょうし、当初予定の来年度末撤退論も根強く残っていると言われます。 そもそも中国とアメリカを天秤にかけるような二股外交や、アメリカ製兵器の技術盗用も指摘されており、米軍駐留費用も要求額を払わないなど、米議会内で韓国切捨てすら論じられていると言います。 早速と言いますか、返還延長決定のすぐ後に在韓米軍基地が前線からソウル後方へと移動する事が決定されました。韓国政府はこれに抗議していますが、決定は覆らないでしょうね。 またグアム基地の基地拡張工事の一部負担も求められており、これにはアメリカの『自分の国は自分で守れ。他国に任せるなら相応の費用を負担しろ』とのメッセージが込められているような気がします。 最後になりますが、あの韓国に限って、と言うのはどうかと思います。清国が強大だった時代には清国に、清の敗戦後は日本に、日本の敗戦後はアメリカにと、その時々の強国に依存してきたのが朝鮮と言う国です。 人間でも権力者にへつらい、他人に対しては権力者の威を借り傲慢にふるまう、そんな人がいますが、それそのものを国家にあてはめたのが韓国と言う国家だと、私はそう思います。

Broner
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございます。 『韓国は近年、海軍装備の拡充を図っていますが、これらは対日本向けの装備であり、北朝鮮向けの安価で数を揃えられる・抑止力となり得る地上火力や軽爆撃機などの装備は不足しています。』 韓国は、北朝鮮に対する軍備の充実でなく、対日用に海軍の軍備を充実させたのですね。 資本主義国の防衛ブロックの中にいれば、北朝鮮に対する軍備の充実だけに絞るのが、まともな国。 もしかしたら、韓国は、北朝鮮とは戦わない、日本と戦いたいと思っているのでは。 『早速と言いますか、返還延長決定のすぐ後に在韓米軍基地が前線からソウル後方へと移動する事が決定されました。韓国政府はこれに抗議していますが、決定は覆らないでしょうね。 またグアム基地の基地拡張工事の一部負担も求められており、これにはアメリカの『自分の国は自分で守れ。他国に任せるなら相応の費用を負担しろ』とのメッセージが込められているような気がします。』 そんなことしてるから、米軍が、前線からソウルに後退されてしまう。 米に、中国か、米を選ぶかはっきりしろと、責められる。 韓国は、国際化ができていない、極限まで落ちぶれて、懲りるまで仕方ありませんね。 日本にとって、競争相手が、ドジ踏んでいて、楽ですね。 懲りるまで、無視で良いのだから。 詳しいご説明ありがとうございました。

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  • dragon-man
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回答No.2

今の韓国の建国は終戦後3年経った1948年です。それまで韓国という国はありませんでした。朝鮮半島の北半分はソ連が、南半分は国連軍(実質はアメリカ軍)が実質統治していました。1948年に今の北朝鮮人民共和国と韓国が出来たとき、それぞれ小規模な軍隊を持ちました。その2年後の1950年にソ連と中国に支援された金日成の北朝鮮軍が韓国に総攻撃をかけ、朝鮮戦争が勃発しました。ソウルは文字通り火の海になり、韓国軍とそれを支援する国連軍も釜山まで追いつめられました。初代李承晩大統領は真っ先に逃げ出しました。その後アメリカ本国から救援部隊が駆けつけ、何とか38度以北に押し返し、休戦状態になりました。今もこの戦争は終わっていないのです。戦争は継続中ですが、非力な韓国軍では戦えないのです。以来今に至るまで、米韓合同軍の戦時の作戦統制権はアメリカ軍が持っています。 反米左翼の盧武鉉政権の時、戦時統制権を返還するようアメリカに要求しました。アメリカは2015年までに返還することで合意しました。今の朴政権になって、戦時統制権をアメリカに返してしまうと、在韓米軍に引き上げられてしまうことに気がつき、慌ててアメリカに継続するよう働きかけ、最近になって無期延期と決まりました。返還しないでくれと韓国が頼んだのです。韓国軍は今でも北朝鮮に独力で対抗できないのです。これは米中の綱引きでもあります。最近中国よりの傾向が強い朴大統領に、中国とアメリカのどちらにつくつもりか、アメリカに試されているのです。 >韓国は、集団的自衛権を持たず、米国に任せると言う事でしょうか。 まったく逆です。アメリカとの集団的自衛は最初の朝鮮戦争から続いているのです。集団的自衛でしか韓国は生きられないのです。個別自衛の能力はないのです。 >あの韓国が、自分の命を、米国に任せると言う事でしょうか。 その通りです。アメリカ軍がいなかったら、あっという間に北朝鮮にやられてしまうのです。韓国はアメリカ軍に守られているのです。韓国はそのことを痛いほど知っているのです

Broner
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 詳しい歴史を説明して頂きありがとうございました。 『北朝鮮との戦争は継続中ですが、非力な韓国軍では戦えないのです。以来今に至るまで、米韓合同軍の戦時の作戦統制権はアメリカ軍が持っています。』 戦時の作戦統制権はアメリカ軍が持っています。ですか。 戦争に勝つためには、平時に於いても、戦略的な(防衛を考慮した)都市計画、外交、軍需産業の充実、米韓合同演習など、統帥権を米に意見されることが多いと思います。 勧告は、殆ど、統帥権が無いと言えそうです。 それでも、外交で、中国寄りをしたり、駄々を捏ねてるのですね。 とことん、ジリ貧になって、懲りるまで、解らないですか。 韓国は、個別自衛の能力は無いのに、アジアをリードして行くと、のたまう。 全く、高慢な国ですね。 世界の笑いものですね。

  • trajaa
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回答No.1

そもそもは朝鮮戦争当時から始まる話 当時は、日本占領が終了してから数年しか経過せず韓国軍自体が確立したモノでも無かったので 指揮権などは国連軍に委譲され、国連軍の司令官(=米軍司令官)が国連軍(=米軍+韓国軍+その他国軍)の指揮を執った 戦争後も引き続き国連軍=米軍の司令官が全体の指揮命令を担っていた 戦後も数十年経過し、独立国として自国軍の指揮権を持つべきではないか?という考えが大きくなり まず、平時(と言っても停戦状態なだけだが)の指揮権を韓国軍の司令官が持つ様に変更された で、次の段階として戦時の指揮権も含めて全ての指揮権を韓国軍が持つことに一時は合意したのだが 実際にその段階になると、北朝鮮に誤ったメッセージを送ることになりかねないと言う危惧が生まれている と言うことで、「今回急に指揮権を米軍に渡す」と言う話ではないのです この辺はニュースの解説など読めば理解できる筈だが もともと米軍が持っていた権限を韓国側に渡す約束になっていたが、その引き渡す時期を当面延期するという決定がなったと言うこと 実質的な部分では今までと同じと言うこと 今までと変わらないので「簡単に行く訳無いと思います」という話ではなく、今まで通りで良いね!って話

Broner
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。 『と言うことで、「今回急に指揮権を米軍に渡す」と言う話ではないのです この辺はニュースの解説など読めば理解できる筈だが もともと米軍が持っていた権限を韓国側に渡す約束になっていたが、その引き渡す時期を当面延期するという決定がなったと言うこと。実質的な部分では今までと同じと言うこと。』 ああ、今までどおりと言う事ですか。  解りました。 しかし、韓国は、戦時には、米が統帥権を持つと言う事ですね。 こんな、北朝鮮に、通常兵器戦でも、負ける。 沈没船問題で非常時の自治能力が、無力を露呈した国。 どこと戦っても、勝てる気がしませんね。 いらないお世話でした。