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放射能をあびたときの影響の違いについて

3月の原発事故以来、成人より子供の方が放射線の影響を受けやすいと言われたりしていますが、この根拠はどこのあるのでしょうか? なにかと子供は大人よりも悪く影響されやすいと言われがちですが、すべての事柄に当てはまるとは思えません。お手数ですがご存知の方、教えてください。

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  • Mumin-mama
  • ベストアンサー率45% (1140/2503)
回答No.5

go-go-west さんは中学の生物の授業で「かえるの卵の細胞分裂」のフィルムなどご覧になったことがありますか。 私達の身体は約60兆個の細胞で形成されています。 その最初は母親の卵と父親の精子による受精卵からです。  受精した卵は2,4,8,16と2乗で細胞分裂していきます。 分裂した細胞の中にはDNA(遺伝子)の情報が入っています。 遺伝子は1対になっていて、細胞分裂した物は、元のDNAのコピーです。 放射性物質は核種によって、α線、β線、γ線、中性子線という、光の波線を出します。 核種により出す線種が違い影響も違います。 また、放射性物質が衣服についたり、温泉や長距離旅客機に搭乗して被曝することを外部被曝、飲食や呼吸などで放射性物質を体内に取り込むことを内部被曝と言います。 低線量の被曝で問題になるのが内部被曝です。 但し、福島原発事故現場の作業員さんたちは外部被曝も問題になります。 波長の短い放射線が体内に入ると、体内に留まって、そこで近くの細胞を傷つけ続けます。 放射性物質の放射線はレーザーナイフの様な物で、体内被曝等で放射線を浴びると細胞内のDNAをナイフで切るのと同じ状態になります。 また、DNAは再生する機能があり、切り裂かれたDNAが間違った物とくっついて、長さが変わったり、遺伝子情報が書き換えられることもあります。 また、2本のDNAが単純に1回切られるた時は再生がまだ可能であっても、複雑に切られると再生できなくなく可能性も出てきます。  単純に切られて再生された情報を新陳代謝が激しく成長期にある子供達はその間違った遺伝子情報を元にそれをコピーしながら細胞分裂を繰り返します。 たとえば、ヨウ素で被曝した子供はヨウ素が甲状腺に溜まり、甲状腺の細胞を傷つけ細胞を癌化させます。 その様な理由で同じ放射線量でも子供の方が大人より悪影響が何倍も大きくなります。 子供でも年齢が低いほど細胞分裂は活発ですので、母親のお腹にいる胎児は一番危険といえます。 また、50歳以上では細胞分裂に影響なくなります。

その他の回答 (4)

noname#144702
noname#144702
回答No.4

細胞分裂が、大人は少ない、子供は多い、の違いです。細胞分裂していない細胞が、放射能にやられれば、細胞が死滅します。しかし、細胞分裂中、つまり、細胞中の染色体が二つにちぎれている最中に放射能にやられると、ちぎれ方がおかしくなり、染色体が短くなったり、長くなったりして、おかしなDNA情報を持った細胞が生んでしまいます。その細胞は、さらにその誤ったDNA情報のまま、さらに分裂を繰り返すことになります。正常な機能を持たない”ガン細胞”ですね。 大人も子供も、細胞が死滅すれば、細胞分裂により新たな細胞を作り出します。しかし、子供は、体が大きくなっていっている最中ですよね。体が大きくなるというのは、細胞が猛烈に分裂して、細胞の数が猛烈に増加することによります。猛烈な細胞分裂中の子供の体の中では、細胞が猛烈にちぎれていますから、そこを放射能にやられると、おかしな細胞が猛烈に増えてしまうのです。

go-go-west
質問者

お礼

腐ったみかん理論?みたいですね。なるほどです。

  • 91a1262
  • ベストアンサー率22% (37/164)
回答No.3

放射線の影響というのは、正確に言うと 「放射線がDNAを傷つけたことによる健康影響」 です。以下のサイトをご覧になればご理解頂けるかと。 http://search.kankyo-hoshano.go.jp/food2/Yougo/h_kanjyusei.html 子どもは同じ被曝線量でも3倍程度影響が大きいとされています。 http://radi-info.com/q-602/ 上記2点を総合して考えると、大人と子どもを比較した場合、 細胞分裂の回数が圧倒的に子どもの方が多いためと考えられます。 ********** それとは別ですが、現在は放射性物質が地表に溜まっているため、 地上に近い方が線量率が高いです。当然子どもの方が地面の近くで 生活しますし、遊ぶ時も地べたに座ったり寝転んだりしますので、 そういう意味でも影響は受けやすいと言えます。

go-go-west
質問者

お礼

確かに土いじりは子供の分野です。影響は大きそうですね。

  • at9_am
  • ベストアンサー率40% (1540/3760)
回答No.2

> 成人より子供の方が放射線の影響を受けやすいと言われたりしていますが、この根拠はどこのあるのでしょうか? 放射線の影響は、簡単に言えば遺伝子が傷つくことによって起こります。 間違った数値を元に計算しても間違った答えしか出てこないのと同じように、傷ついた遺伝子を元にしては、やはり正常な細胞は生まれにくいです。 大人の場合は、既に体がある程度出来上がった後ですが、子どもはこれから体を作り上げていく段階にあるので、影響が大きくなりやすいという医学上の知見からです。

go-go-west
質問者

お礼

1度の角度のずれでも最終的にはおおきなズレになる様なことですね。

  • kozyron
  • ベストアンサー率0% (0/6)
回答No.1

子供はすべて成長段階にあるためです。 骨格・臓器など体のほぼ全部が形成段階であり、そこに放射能を浴びればなにかしらの影響があることがあります。 未成年に禁じられてるたばこにしてもお酒にしても同様です

go-go-west
質問者

お礼

成長過程のダメージがのちの形成に影響があるのですね。

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