No.2さんの割り切れない緊張感というのはとても面白い表現ですね。
このようなリズムをポリリズムといいます。
左手八分音符、右手三連符とか、左手三連符、右手16分音符などです。
これからショパンなどの曲を弾くようになると、ちょくちょくと現れます。
ピアノの場合、粒をそろえて弾くことが大事です。
また、このリズムが一度からだに染み付くと修正がしにくいので、最初に
きちんとしたリズムで弾くことができるよう練習しましょう。
練習方法です。
No.2さんと同じ考えなのですが、もう少し手順を追って書きます。
用意するものは筆記用具とメトロノームです。
紙に六連符を書きます。なぜ六連符なのかですが、三連符と二連符なので2×3で6です。
六連符に1、2、3、4、5、6と番号をふります。
この下に三連符を合わせると、三連符は六連符の1、3、5と重なります。
さらに二連符は1と4の位置とそろいます。
縦のラインがわかるよう書いてみましょう。
次にメトロノームを用意し速さは150前後にします。自分のやりやすい速さでかまいません。
メトロノームのカチッカチッという音が六連符に相当します。
メトロノームに片手ずつあわせてみましょう。
上に書いた六連符と三連符、六連符と二連符の関係に注意しながら。
これはすぐにできるはずです。
あとは両手で弾けるようにして、徐々にテンポをあげていきましょう。
メトロノームを二拍子にすると拍子の頭を知らせる音が三連符のタイミングに
三拍子にすると、二連符のタイミングで鳴ります。
このやり方を覚えておくと、三連符と四連符の組み合わせもできます。
違いは
六連符が十二連符になること
それぞれのタイミングが1、4、7、10と、1、5、9になること
メトロノームを三拍子にすると四連符に
メトロノームを四拍子にすると三連符のタイミングになること
だけです。