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ドル建て終身保険について教えてください

AIGエジソン生命のドル建て終身保険をすすめられております。ドル建てで毎月支払う保険ですがこのドル建てというのは損得でいうとどうなのでしょう。いま24歳、60歳までの払い込みです。教えてください

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  • TAKA1634
  • ベストアンサー率85% (6/7)
回答No.1

【保険の損得】 円建てでもドル建てでも、そもそも「保険」という商品にはいろんな損得があります。 「保険」は貯蓄ではありませんので、金額だけで損得を計ることも難しい商品です。 つまり、商品の仕組みのみならず加入目的、加入する方の環境・価値観によっても損得が変わってくる商品です。 商品の仕組みに関する損得の一例として、終身保険の解約払戻金を例にしますと、一言で言えば同じ「終身保険」ですが、保険会社や保険約款の内容によっても金額はみんな違っています。 【外貨建ての損得】 ご質問はドル建てに関する損得ということなので、「保険」固有の損得はご理解されていることを前提とし、外貨建て商品についてご説明します。 外貨建て商品は、国内の利率が低いため利率の高い海外の通貨を利用して高い利回りを受けることを目的として開発された商品です。 実際にこの商品の現在の予定利率は3.5%もあり、円建て商品ではとても得られない利率になっています。これは、円建て商品と比較すると「得」といえる部分だと思います。 (ただし、3.5%の利回りが得られるということではありませんのでご注意を。) しかしながら、為替リスクを伴う商品でもあります。 為替リスクに関しては、結論からいえば、損得は誰にもわかりません。 支払いを受けるときにドルのまま支払いを受け、ドルのまま保有するのであれば気にする必要はないでしょう。 しかし、円で支払いを受けたいのであれば、為替リスクがあることを十分に納得して契約する必要があります。 HPを見てみますと月払保険料もドル建てとなっていますので、 http://www.aigedison.co.jp/service/products/lswl_02/ex.html (1) 現在既に保有するドル資産から毎月保険料を納める場合と、 (2) 「保険料等円入金取扱特約」を使って毎月円で払込む場合とでも損得が異なってきます。 (1)の場合、現在保有するドル資産を取得したときの為替レートが支払いを受けたときの為替レートよりも円安になっていれば得になります。 (2)の場合、毎月約款に定められた時点の為替レートで保険料を払込むことになるので円建ての保険料は毎月変動するものと思われます。(約款をもっていないので詳細は不明ですが) 円高のときは安く円安のときは高く保険料を払うので、為替リスクはヘッジされ、損得の幅も小さくなります。 この場合、払込み期間中の平均為替レートと支払いを受けたときの為替レートが安いか、高いかで損得がきまってきます。 いずれにしても、自分が払った保険料の為替レートと、支払いを受けたときの為替レートが高いか、安いかがすべてです。 もし、損をするようならドルのまま支払いをうけ、為替の様子を見ながら有利なときに両替するという方法も考えられます。 為替市場は常にさまざさまな憶測で動いていますので将来の為替がどうなるのかは簡単に予想できるものではありません。 現在欧米で起こっているリセッション問題やソブリン危機は、為替市場に急激な影響をもたらしていますが、このようなことは為替のプロにさえ予測がつかなかったことです。 為替のプロを集めてこの商品について損得を議論させると、いろんな経済理論が並べられ、損という意見と、得という意見が交錯することと思います。 近い将来の話しならともかく、30年以上続ける終身保険ですので、その間に為替がどのようになるのかは誰にもわかからないのです。 【総括】 また、為替という不確定要素を含んでいるため、資産という位置付けで考えた場合、日本での生活を前提にすると、資金計画が立てにくいという特徴もあります。 保険は長期にわたって継続しなければ損をするものです。外貨建て商品を資産形成の一環としてお考えなのであれば、為替や、マクロ経済に関して十分に理解を深めた上でご検討されることをお勧めします。 最終的には質問者様の判断です。

augustine1972
質問者

お礼

ありがとうございます 大変勉強になりました

その他の回答 (1)

noname#212174
noname#212174
回答No.2

>AIGエジソン生命のドル建て終身保険 >ドル建てで毎月支払う保険 保険自体の損得はどうやって積立金を運用するかが問題なので、ドル建てか円建てかは保険の評価には関係がありません。 >ドル建てというのは損得でいうとどうなのでしょう。 分かりやすく考えると「日本に居ながら米国の保険に入っている」ということです。 つまり損得は「円」で生活している人が「ドル」で資産運用している場合の為替リスクと同じです。 ・「円高」 「支払い保険料」ダウン↓(得) 「受け取り保険金」ダウン↓(損) ・「円安」 「支払い保険料」アップ↑(損) 「受け取り保険金」アップ↑(得) こちらの「Point3」>「詳細を開く」に具体例が載っています。 http://www.aigedison.co.jp/service/products/lswl_02/index.html

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