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パラフィルムはアセトニトリルの蒸気に溶けますか?
パラフィルムでアセトニトリル/水の混合溶液を入れた瓶ににふたをしたのですが アセトニトリル蒸気でパラフィルムが溶け、 その溶け出した物がアセトニトリル/水の混合溶液中に溶け出すということは ありますでしょうか? (パラフィルムとアセトニトリル/水の混合溶液の直接の接触はありません) 詳しい方、教えてください。
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1) パラフィルム はポリマー(ポリエテン)(エチレン、プロピレン、ブタヂエン?などのコポリマー)の他にパラフィンーワックスも充分入っていますので、分析など、極少量の不純物を気にする場合には使用しないこと 2) アセトニトリルは非常に溶解性度の高い溶媒で、パラフィンーワックスも充分影響を与えます( 溶解の可能性大)、混合溶液の混合歩合によりますが、アセトニトリルが10-20%(vol)以上ならパラフィルムを使用しない方が、HPLCなどに使用の時は、フラスコ、ガラスビンのフタにドリルで穴をあけて、混合溶液を使用したりします。 3) テフロン テープ はパラフィルムと違って、安定、安全です、 4) 疑問があれば使用しないこと、時間と労力の無駄になります 5) 参照、Google > Parafilm > German, English
お礼
ありがとうございます。 アセトニトリルの混合歩合は35%ですので、溶け出す可能性が高いですね。 HPLC移動相の瓶に適切なふたがなかったため パラフィルムでふたをしたところ、不明ピークが生じ、 さらに経時的に増加していくという現象が起こり、 移動相が直接パラフィルムには接触しないため 「まさか」とは思いましたが、 ふたを変更したところこの不明ピークがなくなりました。 蒸気でも充分溶けるのですね。 勉強になりました。