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船舶航行省エネ方法におけるひとつの問題点について
船舶が航行するときに、海水と船との間に摩擦抵抗や造波抵抗が あり、これが船のスピードを低下させます。 この抵抗を少なくするための方法として、空気の細かい気泡で 船底を覆い、スピードの低下を小さくすることができます。 気泡で船底を覆う方法は、次のように行います。 (1)船首の吃水線下に設けた流入口から船の進行にともない流入する 水をパイプで船底に導入します。 (2)そのパイプの途中に別の空気流入パイプを合流させ、そこで発生 したミニバブルを水と共に船底へ放出させ、船底で発生する「摩擦」 抵抗を減少させます。 この場合、パイプ内の摩擦抵抗およびパイプの曲がり抵抗が生じ、 その抵抗が、船の主機エンジンに負荷がかかるかどうかが議論されます。 私は負荷はかからないと考えます。その理由は次のとおりです。 通常、船の船首吃水線下に穴は開いていません。 従って流入パイプの流入口の断面積に相当する部分にも圧力抵抗が かかっており、主機エンジンにかかる負荷はその断面積分を含んでいます。 流入口を開けた場合は船速と同じスピードで水が入るため、流入口に かかっていた圧力抵抗はゼロになります。 即ち、主機エンジンの負荷は流入口の断面積分がなくなることになります。 ただし、前述のようにパイプ内の曲がりや摩擦抵抗があるので、 その分だけ流入速度、及び流量は幾分減少します。 けれどもそれにより流入が止まることはありません。 実験によると、その減少は約30%です。 この30%の負荷は、流入口が開いていない場合と比較すれば、 70%負荷が少なくなった計算になります。 以上私の考え方ですが、先生方のご意見をお教え下さい。 よろしくお願い致します。
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- Saturn5
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回答No.1
お礼
早々にご回答下さりありがとうございました。 参考にさせていただきます。