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顕微鏡の実験で異なる倍率での測定結果の違いについて
- 同じ髪の毛の太さを測定している際に、顕微鏡の倍率が異なると結果に違いが出る理由について知りたいです。
- 400倍と600倍の2通りの倍率で測定した際、600倍の方が太さの数値が大きく出てくる理由を明確に理解したいです。
- 見た目の太さとは異なり、実際にミクロメーターで計算しても太さの値が大きくなる理由について教えてください。
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ピントの問題、ということはないでしょうか? 光学顕微鏡は被写界深度(ピントがあっているように見える範囲)が狭いため、 例えば球状試料を観測する場合には、ピントの位置によってサイズが違って見えます。 (直方体状の試料を真上から観測する場合は、問題ないですが) 倍率があがるほど被写界深度が狭くなるため、高倍率レンズで観測するときほど、その影響が大きくなったと思います。 そのようなわけで、ピントを少しずつずらして観測してみる、というのはいかがでしょうか。 (なお、今回の実験とは関係ありませんが、走査型電子顕微鏡(SEM)は被写界深度がかなり深いため、そのような問題が起こり難いです)
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- Saturn5
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カテゴリー違いという点はおいておいても、おもしろい考察だと思います。 しかし、理系の学生ならば、どうして対物ミクロメーターと髪の毛を 同時に置いて観察しなかったのですか? この操作によって、顕微鏡側の問題か物体側の問題かが明らかになります。 また、毛髪は400倍、600倍の顕微鏡で見るには大きすぎるものです。 毛髪の厚さによる視野角の違いは考慮しましたか? すなわち、対物ミクロメーターを置くときに、数十μm上げたところに 置かなければ毛髪を正しく計れないのではないですか?
補足
すみません。カテゴリ違いでしたか… スライドグラスの上において観察はしました。 そうしたら、 対物ミクロメーターとスライドグラスの厚さって同じぐらいじゃないですか? 視野角に違いは出ないのではないでしょうか。 申し訳ありません。 視野角の定義を教わらなかったので、もうすこし学んでから 補足をつければよかったのですが、 そもそものこの見解は誤りですか?
- Cupper-2
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計算ミスでしょうね。 対物ミクロメータのメモリの大きさを確認していますか? x400 と x600 のメモリの見え方は図のようになるはずです。 これを考慮せず接眼ミクロメータの数値を読んだなら、x600 の対物レンズで見た時 1.5倍 の読み値になるはずです。 … 接眼ミクロメータのひとメモリの大きさが変わることを考慮して読み取りましょう。 ※ 図の例では 接眼ミクロメータのひとメモリは、 x400 で 0.002mm(2μm) x600 で 0.00133mm(1.33μm) …たーしか、こんなだった気がするんだ。
補足
それはすでに考慮しているんです。 接眼ミクロメーターの1目盛の計算も 一応あっているそうで。 それでも、数値が大きくでるんですって。 大きく出ることは確かだと先生に答えを得て、 それの理由を聞いているんだといわれました。 こんな設問聞いたことないですよね…
お礼
ピントのずらし方がわかりませんが、 この考え方が一番有力みたいです。 ありがとうございました。