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英語と理科の教員免許を両方取得することは可能か
高校英語と高校物理の教員免許を取りたいと考えているのですが可能でしょうか。 時間とお金に限りがなければ不可能だということはないと思うのですが出来るだけ効率的にとるにはどのようなルートがあるでしょうか。
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>高校英語と高校理科の教員免許を取りたいと考えているのですが可能でしょうか。 ア)高校英語免許を取得できる通学の大学を卒業し、 高校英語免許を取得した後、 高校理科免許を取得できる明星大学通信教育部(東京)で、 理科免許の単位を追加修得し、 理科免許を追加取得する。 イ)高校理科免許を取得できる通学の大学を卒業し、 高校理科免許を取得した後、 高校英語免許を取得できる通信制大学で、 英語免許の単位を追加修得し、 英語免許を追加取得する。 ・・・大きく分けると、以上の2ルートですね。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/1286948.htm ☆通信で、中高理科免許を取得できるのは、 今のところ、日本全国で、明星大学通信教育部(東京)ただ1校のみです。 http://www.meisei-u.ac.jp/dce/index.php ※ただし、文部科学省は、 「理科免許を取得する学生に対しては、実験の授業を必修とする」 と定めています。 そのため、明星大学通信教育部で、理科免許を取得するには、 「物理学概論」「化学概論」「生物学概論」「地学概論」 といった通信教材での学習科目とは別に、 毎週土曜日に、明星大学へ通って、 「物理学実験」「化学実験」「生物学実験」「地学実験」 の必修の実験の授業(土曜スクーリング)に参加する必要があります。 実験の授業に参加しない場合は、理科免許の取得は出来ません。 >科目等履修生として単位をとるだけでも良いのでしょうか? >教育実習等は先に理科・英語の教職をとる際に受けていればよいのですよね? 教育職員免許法第6条別表4「他教科免許の追加取得」の決まりにもとづき、 通信制大学や夜間大学の科目等履修生として、 (1)英語科教育法(理科教育法)・・・4単位以上 (2)英語免許(理科免許)の「教科に関する科目」・・・20単位以上 合計24単位以上 を追加修得すればOK。 ※英語科教育法(理科教育法)以外の他の教職科目や、教育実習は免除となるため、不要です。 >物理系の大学もしくは教育大学に通いながら通信制大学に通うことは可能でしょうか? 基本的に、通信であれ、通学であれ、 「他の大学・短大・大学院(夜間や通信を含む)に通われている方は、 二重学籍となりますので、文部科学省の指導により、 1年次入学や3年次編入は、一切受け入れできません」 「科目等履修生であれば、二重学籍にはなりませんので、 他の大学・短大・大学院(夜間や通信を含む)に通われている方であっても、 入学と履修登録を許可します」 ・・・といった制限をしている大学・短大がほぼ全て。 ※大学によっては、こういった掛け持ち履修を認めていない場合も一部ありますので、 電話をかけて尋ねるなど、よく確認して下さい。
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>物理系の大学もしくは教育大学に通いながら通信制大学に通うことは可能でしょうか? これは難しいと思います。 一つには、籍を二重に置くことを認めていない大学が多い。 それと現実的な問題。物理系の実験も多く、ましてや普通に「教職に関する科目」など 教職課程をとっている場合、それだけでも年間の履修の数が結構な量になります。 大学によっては年間の単位数に上限を設けている場合もあります。 学部の講義と教職課程の講義が重なるなどの場合の対策措置として 教職科目だけは同じ大学の夜間などを受けられるという場合もありますが 他学部の講義を聴講しても「単位取得」は認められないケースが多いと思いますし 自分自身の勉強や試験など日程のやりくりなどを考えても一度きちんと卒業された方がいいと思います。 通信大学に教職の科目の単位だけ習得したい場合は 入学して、規定の単位を取り終えたら退学する形になると某大学では言われましたが 科目履修生の受け入れをしている、開講しているところが見つかるなら、それでもいいと思います。 教育実習についてはもちろん4年制大学の在学中(四年次)に終わらせます。 先に物理の免許を取ろうと思ったら、卒業までにとれるものは取っておいた方がいいでしょう? それから、通信制大学から教育実習に行く場合に 自分で教育実習先を探さなければいけない場合がほとんどです。 教育実習は教育現場側にとってももちろん負担なわけですから 断られることもあります。 協力校の有無、一斉に申し込む時期など、大学に在学中に行った方がいろんな意味で有利です。
お礼
話を聞く限りたしかに一度ちゃんと卒業することが望ましそうです。 ありがとうございました。
先に物理系の大学に行って教員免許を取得する方がいいでしょう。 教科に関する科目については物理に関してしかほぼ取れませんが… 一応教職免許に関する単位はここでおさめたものはその後も有効ですし 理系の大学でも、英語系の単位で教職単位に入れられるものもあるのでは。 何より物理系は専門性が高いし実験などもあるので やはり大学に在学する方がいいと思います。 卒業する時に教員免許を取っておけば あとは、英語の免許をとるのみです。 教職に必要な免許や大学卒業資格は既にあるので 英語の教員免許に必要な、教科に関する科目を取得すればいいと思います。 学士入学が可能なら学士入学でもいいと思いますが 一般的なのは通信大学などで費用を抑えて、単位を取得することです。 この場合、必要な単位さえ納めてしまえば卒業をする必要もありません。 ただし、両方の免許を持っていても採用試験などで受けるのはどちらか一方の教科での採用になりますね。 自治体や僻地なんかでは「臨時免許」などを発行して他の教科を教えることもあるでしょうけど。 それでも授業の組み合わせや教科会議、試験の負担など考えたら物理と英語と言う免許が同時に使うことは難しいかもしれません。 同じ枠で年間の半分で入れ替わるような教科とかなら、両方持っていると その人が一年通しで教えられるのでいいかもしれませんね。 実際に中学で家庭科と技術の免許を持っていて教えていた人がいました。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
詳しい回答ありがとうございます。 単位さえ取れば学士編入にしろ通信大学にしろ卒業する必要はないのですか? ならば科目等履修生として単位をとるだけでも良いのでしょうか? あと教育実習等は先に物理の教職をとる際に受けてればよいのですよね? また物理系の大学もしくは教育大学に通いながら通信制大学に通うことは可能でしょうか? 質問ばかりですみません。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
なるほど非常に分かりやすいです。 物理の教員免許を先に取ることを考えた方が良さそうですね。 参考になりましたありがとうございます。 あと仮に理科の教員採用試験で合格しそのとき英語の教員免許をもっていれば英語の教科も教えることが可能ですよね?