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「学校」という舞台の利点・欠点について
小説や漫画には、よく学園が舞台の作品が多数ありますよね? そこで疑問に思ったのですが、小説や漫画で物語を描くにあたって、小学校、中学校、高校、大学それぞれで、舞台にする利点・欠点はどんなものがあげられると思いますか? できるだけ詳しい回答お待ちしてます。
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一応、自分なりに考えてみた利点、欠点を。 あくまで私見ですが。 小学校 利点 卒業まで六年あるので、長い期間を描くことができる。 欠点 一年と二年、三年と四年、五年と六年など、近い学年では違いを描きにくい。 中学校 利点 思春期という普遍的なテーマを描く上においては、ベーシックな舞台。 欠点 学校と地域社会が重なっているため、学校と放課後で差があまりない。 (私立は別ですが) 高校 利点 中学生よりも活動範囲が広がり、突然の出会いを自然に演出しやすい。 (バイトを始めるとか、それまで学区が違った人と同じ学校になったりなど) 恋愛ものを描く場合、高校からならマセてると思われにくい。 欠点 学園物の舞台としては、一番ベーシックであり、言い換えると、ありがち。 受験を経て集まっている学生なので、頭脳レベルに突出した差がない。 (超天才や超馬鹿が一人だけいる、というのは不自然) 大学 利点 二十歳を越える生徒がいるため、飲み会のシーンが描ける。 十八歳以上なので、性的な表現が含まれていても問題ない。 学生ではあるものの、大人でもあるので、活動範囲を広く描ける。 欠点 学園物、というには、ややニュアンスがズレる。 高校まではベーシックな舞台である『自分のクラスの教室』が存在しない。
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<利点> ・多くの人が人生で経験する通過点で共感を抱きやすい。 中学生以下が高校の作品を読むと高校とはどういう世界なのか期待して読めるし、卒業者は自分の経験と照らし合わせて読める。 ・設定に説明を要さない。 上記のように日本で習慣化された価値観であるから、1から説明する必要が無くスッと物語に入る事ができる。 <欠点> ・リアリティと虚像のバランスやどこでウソをつくかのセンスが難しい。 安易な設定である訳だからどこで独自性を作るかが問われる。 ・読者を限定させてしまう危険性を孕んでいる。 好きな人は何歳になっても読むけど、原則として同世代に多く読まれるジャンル。 ・ジェネレーションギャップ 作者がその舞台から遠ざかれば遠ざかるほど、今の現役世代の真実と距離が生まれる。 普遍のテーマはあるものの若い感性が無いと読者が付かない。
- Pochi67
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学園モノにすると。 メリットは、クラス・クラブ・グループといった小単位の中で動かしやすい。 常につるんでいても不自然じゃない。 行事が定期的にあるので、日常に限らずイベントを起こしやすい。 その学園独特のルールを作れば、それを軸にした話を作れる(笑)。 デメリットは、逆に行動が行事に縛られることもある。