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細菌の繁殖を防ぐ
食品添加物は細菌の繁殖などを防ぎます。いくつかわらからないことがあるので質問させてください。 ・防腐剤と保存料はどう違うんですか。 ・酸化と腐敗は無関係と書いてありましたが本当に無関係ですか ・真空パックにはほとんど空気は含まれないんですか ・空気抜く代りに希ガスを入れればいいんですか ・ペットボトルの上に空気ありますがあれで腐敗は起きないんですか。 ・梱包内の酸素が使い果たされればそれ以上腐敗や酸化は起こらないんですか ・冷凍すれば半永久的に細菌は繁殖しないんですか よろしくお願いします
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・防腐剤と保存料はどう違うんですか。 食品用の防腐剤を保存料と呼ぶようです。 ・酸化と腐敗は無関係と書いてありましたが本当に無関係ですか 無関係です。酸化は物質が酸素と結び付く、あるいは電子が奪われる化学反応のことです。 腐敗は微生物によってタンパク質などが分解・変性する反応のうち、人類にとって不利益な反応を言います。 人類にとって有益な腐敗は醗酵という言葉で表現されます。 ・真空パックにはほとんど空気は含まれないんですか 全くゼロではありません。 現実的には完全に空気を無くすことは困難であり、どんな真空パックの容器もほんの少しは空気を通します。ですので、工業的には一定より空気(気圧)が低ければそれを真空と言う言葉で表現します。 基準によって、低真空、高真空などの言葉で表します。低真空より高真空のほうが空気は少ないですね。 食品の真空パックの真空は酸素呼吸をする微生物が酸素呼吸が不可能なくらい極めて空気は少ないことは確かです。 ・空気抜く代りに希ガスを入れればいいんですか 窒素を入れるのが一般的ですが、真空パックよりもコストはかかることもあります。 製品によって真空パックにすればいい場合と窒素ガスを充填する場合のほうがいい場合など様々です。 ・ペットボトルの上に空気ありますがあれで腐敗は起きないんですか。 あれは製品によるかもしれませんが、窒素ガスを入れていると思います。 腐敗は空気ではなくて細菌によって引き起こされますので、殺菌されていれば腐敗は起きません。 ただし、酸素が含まれていれば酸化しますし、有機物質は不安定ですので、時間が立てば劣化します。 ・梱包内の酸素が使い果たされればそれ以上腐敗や酸化は起こらないんですか 細菌がいなければ腐敗は起きません。ただし、細菌がいれば、細菌の中には嫌気性細菌(酸素がなくても生きていける細菌)がいますので嫌気性細菌によって腐敗が起きることがあります。 また、酸化は酸素が結びつくだけでなく、電子が奪われることでも起きるので、酸化作用のある物質があれば酸化は起きます。 また、現実的には食品の梱包に使われてる梱包材は少しずつ空気を通しますので、結局は酸化は起きます。 全く空気を通さない梱包も不可能ではありませんがコストを考えると現実的ではありません。 ・冷凍すれば半永久的に細菌は繁殖しないんですか しません。細菌も生物ですので、低温ですと活動が極端に弱まり、零下であればまず繁殖はしません。 ただし、繁殖しないだけで死にはしません。 温度が上がれば再び繁殖を開始します。 ただし冷凍していても食品は乾燥したり酸化したりと細菌とは無関係の要因で劣化はします。
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- aokii
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・防腐剤と保存料は似たようなものです。保存料は一般的に必ず食品と一緒に食べられてしまいます。 ・酸化と腐敗は本当に無関係です。酸化は菌による変化ではないです。 ・真空パックにはほとんど空気は含まれないです。 ・空気抜く代りに窒素等の希ガスを入れればいいんです。 ・ペットボトルの上に空気あり、普通は腐敗が起きますが、保存料で腐敗を防いでいるものもあります。 ・密閉された梱包内の酸素が使い果たされれば一般的にはそれ以上腐敗や酸化は起こらないですが、酸素が無くても腐敗は進む場合があります。 ・冷凍すれば永久的に細菌は繁殖しません。