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カウンターの寸止め
西野流呼吸法の所謂『対気』の場面では、正面衝突への急ブレーキが間に合わなくて吹っ飛ばされているのだろう、と私は解釈していますが、新体道での遠当ての場合と同じ様に、其の場で倒れますと、走り回る展開を防げるのではないでしょうか?
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- enmeiryu99
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- kure-yuku
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こういう話は難しいですね。「気」とかいうと、すぐに「非科学的」「インチキ」とレッテルを貼られてしまいがちだから。 昔、「探検!ホムンクルス」という番組だったと思いますが、宇城憲治先生が、元ボクシング世界ミドル級チャンピオンの竹原慎二氏を相手に、突きが届かなくなる実験をして見せたことがありました。 原理は、カウンターだそうです。格下相手だと、肩の動きだけで済むようでしたが、竹原氏相手だと、実際に手を出すことで反応させて、止めていました。 こうした「反応」「反射」を利用した技は、Youtube上でも他に見ることができます。 私はそれらを、いくつかに分類できると考えています。 1.催眠術や、師範への遠慮などの心理的なもの。 2.「反応・反射」を利用した、武術的なもの。 3.いわゆる「外気」を利用した、気功的なもの。 「外気」は少し訓練すれば誰でも使えるものですが、武術的な効果には疑問符が付きます。敏感な人を「びっくりさせる」ことはできるものの、死ぬ気で向かってくる相手には、あまり効果はないと思います。 2.や3.の場合、ご質問のように「その場で倒れてしまう」と言う対処は、確かに有効な方法であると考えられます。1.の場合は駄目ですね。自分から協力しているわけですから。 ただ、いわゆる「合気」や「発勁」の演武の中には、相手の体内に「波動」を伝達しているものもあります。 それ自体はさして神秘的なものではなく、形意拳では「翻浪勁」として伝わっているそうです。私も、真似事なら少しはできます。 もし「気合い」の爆発だけで相手の体内に「翻浪勁」と同じ波動を伝えることができる人がいたならば、いかなることをしても避けることはできないと思います。 私は、そんな人を見たことはありませんが。